《邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜》第十八話 突と怪

2章 賢者と賢者

「行ってもらうがいいな?」

「方法は?」

「転移陣を作っておいた」

「わかりました、行きましょう」

茫然自失になっているセフィロを引っ張って起こし、魔法陣へと連れて行く。

「行きますよ」

「ファッ ︎何だお主か、わかった今行こう」

転移陣に乗って起を待つ間にセフィロが話しかけてくる。

「お主何者じゃ?」

笑顔で「邪神の加護をけたただの人間ですよ」と答えておく

セフィロが「おかしい…あれで人間なのはおかしい…」とか呟いているが目的の場所に到著した様なので強引に話を切る。

その場所は、どこかの霧深い山林の中腹の窟だった。

「これが結界だ」

そう言ってダゴンが窟の中に手を差しべようとすると、虹の壁が出現し侵を防いでいた。

確かに通れていない、シグレは試したところ普通に通ることができた。

セフィロも通れた様である。

「それでは武勇を祈る。俺たちはここにいるか何かあればここに戻ってこい。」

幸い一度ったら出られないとかそういうギミックは無いようなので安心できる。

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ー『墮ちた賢者』が発生しました。託しますか?ー

Yesを選択して容を確認する。

『墮ちた賢者』

Uユニーク Sストーリー

クリア條件 部で深淵魔法を使っている者の調査

失敗條件 ???

エクストラ條件 賢者セフィロの同行

報酬 ???

エクストラ條件って何なのだろうか?

報酬が良くなるのなら嬉しいのだが。

フィー達も召喚しておく。

セフィロにはすでに従間の紹介は住んでいるため特に驚いたりはしていない。

五分後、敵が全く出現しない。

どうやらこの窟は小部屋の続く一本道の様である。

と、次の小部屋が見えて來たときに魔力察知に反応があった。

「師匠」

「ああ、おるな」

「1、2、3で行くぞ、ついてこい」

「了解しました」

「1」

「2」

「3」

「3」の掛け聲と同時にセフィロとシグレはき出してシグレは刀を、師匠は魔法を謎の生に叩きつけていた。

悪魔の隷獣デモンズスレイブ

悪魔の奴隷

深淵の魔によって作られた呪獣、創造主以外を見境なく攻撃する

スキル

噛みつき ブレス 魔法耐

デモンズスレイブは犬と魚を組み合わせたような奇妙な軀だったり、ライオンのに蟲の顔など、一般的に忌避される見た目であった。

「師匠!デモンズスレイブこいつには魔法が効きにくいです!」

「分かっておるわ!魔闘法!」

セフィロが魔力を纏って戦い始めた。

召喚したフィー達も連攜を駆使して著実に敵の數を減らしている。

ものの數分で10匹はいたデモンズスレイブは全滅した。

三十分後、敵がデモンズスレイブから上位種らしきものに変わった。

悪魔の使徒デモンズアポストル

悪魔の使徒

深淵の魔によって作られた呪獣、下位の奴隷デモンズスレイブより人型に近い

人型に近くてもやっぱり忌避を抱く見た目をしていた。

三時間後

ー従魔「フィー」がレベルアップしましたー

ー従魔「因幡」がレベルアップしましたー

ー従魔「巖鉄」がレベルアップしましたー

ー従魔「雲耀」がレベルアップしましたー

ちなみにステータスはフィーがINTとPOWが1づつ、うさぎ組がAGIが4、巖鉄はSTRとVITが1づつ上がった様である。

最奧らしきところにたどり著いた。

ここだけは何やら厳重に魔力的な防護が施された鉄製の扉があり、橫には悪魔の像が鎮座していた。

するとゆっくりと扉が開き、中にいた人が話し始めた。

「いらっしゃい、邪神の子と我が弟子よ」

ユニーククエスト発令&探索回です。

ちなみに最後に出て來たやつの正はわかる人にはわかる伏線があるので予想して見てください

Uはユニーククエスト、Sはストーリクエストを表しています(ストーリークエストとはクリアまでに行くつかのクエストのクリアが必要になる長期型クエストです)

第2話のクエストにU表示を追加しました

誤字字等ございましたらコメントいただければ幸いです

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