《邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜》第三百五十七話 久しぶり

9章 Grim happy end

「ああ、そういえばこのならステータス見れるんでしたっけ、最近はもう文字化けや測定不能ばかりで見てませんでしたからね…かなり久しぶりに自分のステータスを見ることになるんですかね…」

世界悪を打倒したあたりだったか、何にせよ久しぶりのステータス確認である。

スキルや稱號なんかはたまに見ていたが、完璧な形でステータスを見るのは久しぶりである。

こののスキルはどうなっているのだろうか、基本スキルである鑑定が低レベルで存在することは既にわかっているのだが…

そんなことを考えながら、シグレは虛空へと手をばした。

もはや染み付いた仕草でシステムメニューを開きながら、順番にシステムメニューをスクロールしていくと、アイテムボックスがない、それに加え、フレンドメニューもない。

そんな微妙な差異を見つけたシグレは、又しても嘆の息を吐いた。

「しかしまぁ、ノンプレイヤーキャラクターNPCにまでステータスやシステムメニューを実裝しますか、しかし、設定的に住民は使えないようですし、神転移か他の手段でも使って別のキャラクターに乗り移るクエストでもあるんですかね…」

思わぬところで運営への評価が上がりである。

閑話休題それはさておき

問題のステータスがこちらである。

名前:ヴェルハ・クローディア

職業:賢者Lv.148

2nd:王プリンセス

SP殘り:4

GP殘り:7

ステータス

STR:5 VIT:15 AGI:30 DEX:25

INT:235 POW:120 LUK:0

スキル

(戦闘)

全魔法Lv.47

(生産)

採取Lv.8 料理Lv.8 裁Lv.4

狩猟Lv.1  解Lv.7 修繕Lv.1 

生産の心得 採取の心得

(強化)

 視力強化Lv.2

(特殊)

応急処置Lv.3

鑑定Lv.6

稱號

《茨の王》《蠢する破滅》《ようこそ、ボクの世界ゲームへ》

裝備

:なし

:魔絹のワンピース

アクセサリー

:涙の指

は?

開いたステータスには、信じられない一言が載っていた。

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