《邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜》第三百九十九話 事実確認
9章 Grim happy end
どうやらあの報屋の話は真実らしい。
このの持ち主たるハクロが森に囚われた経緯も偽りはない。
報屋の話で抜けていたどころの補完も出來たため、最初の王國___報をまとめる上では「荊の國」としよう___の報はほぼほぼ網羅できただろう。
王の一件以外は実に平和で食糧難や重稅によって民が苦しんでいたという記述もない。
貴族は領民にも寛大に接し、賢者達は魔法の神を追求すると共に得た技を惜しみなく民や國のために役立てたとされている。
歴史書から読み取る限りは理想的な素晴らしい王國であった。
また、隣國___第二王國と呼ぼう__が滅びて土地を支配するものがいなくなった荊の國を容易く併合することが出來た理由に、あの荊の森が関係しているようである。
どうやら、荊の國が滅びた直後には荊の國の領土であった場所の全域にまで荊がび、群生していたらしい。
第二王國の王はいち早く大規模な魔法使い舞臺を編、炎魔法を使い焼き払うことで土地に蔓延っていた邪魔な荊を焼き盡くし、白煙の立ちのぼる中広大な領土を手にれた。
當時の王はなかなかに頭が切れたため、災厄の原因と思わしき森に対して軍を送り込むことはしなかった。
「所々抜けてはいますが許容範囲ですね。多分長くなるから話さなかったんでしょうし。それにしても、先々代の王は隨分と有能だったようですね」
元々かなり端折っても長い話なのだ。
削っても大筋が揺るがず、ある程度自分で調べればわかったりする報については省略していたのだろう。
先々代の王については歴史書を紐解けば必ず褒め稱えられているほどの手腕である。
その名聲は滅びた荊の國の領地併合における手腕だけにとどまらず、街の治水や上下水道の設置と管理、街道の舗裝など、様々な國家事業を打ち出し、そしてそれらを完璧に実行していった。
なるほど太の國の生活基盤があれほどしっかりしているのにも納得である。
この賢王が治めた國のを引いているに等しいのだから、當然として整備のノウハウなどはあるはず、それを考えれば當然のことであった。
だが、歴史書を見る限りこの太の國は良き治世を保ち平和をしていた二つの王國に比肩するとは到底思えなかった。
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