《邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜》四百十一話 移
9章 Grim happy end
「さて、もう得るものは何もありませんね」
太王の行使した臣民よ、我が聲を聴けキングズ・オーダーによりシグレを除くすべての人たちが歓聲をあげる広場はある種のカルト教団のような狂気の様相を呈し始めた広場から抜け出したシグレは、再び魔法によって姿を消して宿に戻り、宿の主人たちが広場から戻ってきたところでチェックアウトの処理をしたのちに街の外へと転移した。
「しかしまあ、あんな能力もたせたらシナリオ自が崩壊しそうなもんですけどね。月の國に行って似たようなじだったら戦闘ですべて解決するタイプじゃあなさそうだとわかるのでそれはまあ収穫ではありますけど」
草原を歩き、襲いかかる巨牛をウェルダンに焼きながらシグレは思案に耽る。
「しかし、あんなものでも信じてしまうとは、普段は太王に不満を言っているところからするとあまりいい政治はしていないんでしょうが……まあ、それも定期的に集會開いてスキルでどうにかしてるんでしょうね。あの偽裝畫を作るまでの時間稼ぎなら簡単でしょう。「信じやすくするだけ」と行っても使い方さえ考えれば人なんて簡単にれますし。となると対抗手段としてはどうにかしてスキルの発ができない狀況に追い込むかスキルを使っても意味のないほどに太王自の信用を失墜させるくらいですかね。まあ、それはやるにしても戦爭が起こってからじゃあないとあまり意味もないと思うので今は保留にしておきましょうか」
とりあえず今回は報収集に徹するべきだろう。
自分の中でそう結論づけたシグレは、街を出る前に購しておいた軽食を飲み込むと立ち上がり再び歩き出した。
「しかし…このまま歩いていくには時間がかかりますね。両國の間存在する戦場になるかもしれない場所など、行っておきたい場所はいくつかありますし」
おもむろに空を見上げたシグレは監視魔法で周囲に人がおらず、また王子が二人とも手にれたという遠鏡型の魔導アーティファクトのようなものに監視されていないことを確認すると、明化し、飛行魔法を唱えた。
発生した反重力は緩やかにシグレのを空中へと浮かび上がらせ、探知魔法で察知したもう一つの國の方へと高速で飛翔した。
頬をでる草原の風に乗って、かすかに鉄錆の匂いと何者かの哄笑が聞こえた気がした。
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