《NPC勇者〇〇はどうしても世界をDeBugしたい。みたい!?》第13話A そして勇者は能力について話す。みたい!
「それではこれより、第1回目の賢人會議を行う」
書斎にいるのは集められた3人、勇者にタリエル、マリーナの他、會議を仕切っているハック本人を合わせて4人だ。タリエルは勇者に『おペンペンの刑』に処されたおをさすりながらまだムスっとしている。マリーナに関しては何で私がココに?とキョロキョロしていた。ここにいる皆には勇者が帰れなくなったと言う話は方伝わっているようだ。
「今回の議題についてだが、これから我々パーティがどういった方針で活して行くのかについて話し合う。皆には忌憚のない意見を求めたい。」
「なんか・・・仰々しくなってすまん」
「良いのだ勇者殿。ここにいる皆はすでにパーティの一員だ。皆が勇者殿の行いに謝しているのだからな。」
「フーン!!こっちは乙心汚された上にお店でいっちばん高いアイテム値切られて大損しかしてないんだかんねー!!マルたんが帰れなくなっても知らないもーん!」
「えぇーっと・・なんで私までパーティの一員になってるんですか??」
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「タリエルが怒ってるのは…まぁ無理もないが、マリーナまで巻き込むのはどうかと思うぞハック。俺なんにも強制とか言ってないからね?」
「何を言うか勇者殿!マリーナ嬢はとっくに我々の一員だ。何故なら、勇者殿との間にコミュが発生したからだ!」
「えー、そんな理由なの?」
「ハックさん、コミュってなんですか?」
「勇者殿に惹かれたの1人って事で認識してもらいたいマリーナ嬢。それに…」
「それにってなんだよ?」
「確証は持てないが、どうやらマリーナ嬢は『こちら側』の存在だ。」
「はぁ!?」
「えっえっ!?何です??」
「あーなんかそれ私も思ってたー。」
「タリエルもかよ?マジで!?」
「うん。でもマリリーたんまだ自分で気付いてないっぽいから緒にしてたんだけど、それ言っても大丈夫なのハックさん?」
「大丈夫も何も遅かれ早かれ自らが気付く事だ。時期さえ來れば納得する。」
「皆さんなんの話をしてるんですか!?な、なんか怖くなってきたんですけど…」
「ま、まぁまぁマリーナ。とりあえず流して聞いて。」
「は、はい…」
「それで、これからどーすんのさハックさん?」
ハックは1つ咳払いをして切り出した。
「勇者殿が元の場所に帰られる為に必要な報を探して、それを調べる事だ。」
「だからそれを聞いてるんじゃんかー!全然お話進まないよー?」
タリエルの奴、おを叩かれたのを相當に持ってるな。さっきからぶっきら棒な態度を続けている。
「ごめんなさい、話をとぎってしまいますけど、マルマルさんのいた場所って、その…『帰還薬』とかでは帰れないんですか??」
「あーっとごめん、マリーナ。俺のいた所は…なんと言うかその、世界が違う所なんだ。だからアイテムとかでは帰れないんだよ。」
「それって、的にどこなんですか??」
「いやうーんと…」
返答に困るが、ハックは伝えるべきだという目で合図してくる。ここは正直に言うか。
「とりあえず、ニホンって名前の所から來たんだ。知ってるか?」
「ニホン…聞いたこと無いです」
そりゃまぁそうだろうな。タリエルもハックも知らないみたいだ。
「さっきハックからも説明があったと思うけど、俺はそこから來て、何かの手違いで帰れなくなってるんだ。だからそれでその、困ってる。」
「マルたんはそこに帰れないとどうなるの?」
「うーん。…多分だけど、干からびて死ぬ」
「「えぇっ!?」」
「ここにいる俺は俺であって俺じゃ無くて…難しいな。魂じゃないけど、神だけがこっちに來てる?で、説明あってるのかな?そんなじなんだよ。だから…」
「早く帰らなければ、向こうのが滅びて本格的に帰れなくなるという事だな?」
「そう!そうそう!流石ハックそう言う事!!」
「「フーン…」」
なんだかわかったようなわからないような反応だな。ま、いきなりこんな話されれば混するよな普通。
「それで、勇者殿があちらに帰る為の手がかりが1つある。見せてくれるかな?」
「あー、はいよっと」
ポケットから黒い方のメニューボードを出して機の上で起させる。
「あー、コレ。」
「な、なんですこの気味の悪いの??」
タリエルは2回目だろうが、マリーナは初めて見るから嫌悪をわにする。そりゃそうだ。持ち主の俺だって気味が悪い。
「この全く読めないメニューボードが唯一殘されたカギだ。」
みんなで一通りやれあーでもないこーでもないと話をしてみたが、結局何も進展は無かった。それもそのはず、手がかりに手もかからないんじゃ仕方ない。とりあえず當面はハックが調べ事擔當で、それ以外の人は各々いつでも冒険に出れるように制を整えておくって
話になったのだが…
「私パスよ」「私もちょっと行けません」
2人から冒険には付いて行けないと斷られた。その理由はどちらも同じで店番だ。
「私だって苦労して鑑定局員になったんだからね。いくら儲けのない支店だからってほっぽって冒険行けないよ。」
「私も、パパのお店がありますし…その…」
「ご、ごめん2人とも!コレは強制したりするようなモンじゃ無いんだよ!無理する必要ないから!」
「おいおい、勇者殿が困ってるのに見捨てるつもりか!?」
「そりゃあ、助けたいとは思うけどさぁ…」
「ハック落ち著けって、俺は誰にも強制なんかしてないって!」
「むぅ!!勇者殿…」
今度はハックまで怒り始めてしまった。なんとしなければ。
「そ、そうだ!しばらくファステを拠點にして、ここで傭兵かなんかを雇って仮パーティを組むのは?そのメンツで外回りすればいいだろう?」
「 …る程、一理ある。それで行こう、勇者殿。」
良かった。ハックも納得してくれた。ホッとをで下ろす。
「へへーん!どうせマルたんの事だからあの変な魔法?使って人騙して連れて來るんじゃないの〜??」
さっきからタリエルが変に絡んで來やがる。正直ウザい!!
「変な魔法ってなんですか?」
「なんかねー。急にマルたんの事好きになる?みたいな魔法だよ」
マリーナがそれを聞いた途端に椅子から立ち上がる。ヤバイ予。
「ま、マルマルさん。それ、私に掛けてませんか!!」
「あぁハック、という訳で俺はこれからギルドに行ってパーティメンバー募集の案出してくるよ!」
「ちょっと!何ナチュラルに無視してるんですか!」ガシッ
「はぁ!?!?マルたん!!あの魔法、マリリーたんにも掛けてたの!?」ガシッ
「なんか、説明出來ないですけど、妙にマルマルさんの事気になる時があったんです。ちょっとしたら、急にそんな気も無くなったので勘違いかと思ったんですが…まさか」ズイッ
「呆れた!私だけじゃ飽き足らず他の人にまで手を出すなんて!!さいってー!の敵!!」ズイッ
「待て待て待ってくれ!マリーナの時は俺にもあんな能力あったなんて知らなかったんだ!アレは…そう事故!事故みたいなもんだ!」
「へーじゃあ私に掛けた時は、かんっぜんに認知してる狀態って事だったのね!」ググッ
「知っててタリエルさんにあんな事するなんて…許せません!」ググッ
何でこんな時ばっかり仲良いのさこの2人。タリエル!お前さっきつっけんどんな態度取ってただろ!ともかく、この場をなんとかしないと。
「ええーい!悪いのはこの目か!このぉ!」
「ッッ!痛ってぇ!!やめろタリエル!目潰しすんな!!」
ズギュウウゥゥウウゥゥン!!!!
あれ、なんか、聞こえちゃいけないエフェクト音が。なんだろう
「グハァッ!!」
そう言って『ハック』が仰け反り、椅子から倒れ落ちた。や、ヤバイ!!
Aパート終了→
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