《星の降る街》-008‐ 2996年6月23日 PM 17:44
ほぼ語とは関係ないようなまえがきとか書いてますが、実は・・・
本當に関係ありません、おひるごはん食べながら投稿してる時とかは高確率でご飯の話です。
あと僕は他の作品を読むときに、地味にまえがきあとがきを楽しみにしています。
-キリエリア領-
ムーンライト管轄域
企業都市區畫
スカイレールビル前
「姉ちゃんッ!!!」
ヤルミは避難民の波をかき分けて走り出した、する姉が、最上階で戦っていたはずの姉が、を溢しながら遙か空から降って來る。
姉は意識を失っている様で、自分が助けなければ命が危ない。
切羽詰まったヤルミは鏡を姉の元へ投げて手元の鏡を割る、姉の目の前へ転移してしっかりと姉のを抱きとめる。
そしてビルを蹴飛ばしながら勢いを殺し、更に鏡を投げて地表へ転移し著地する。
やっと一息つけた、ヤルミは意識を失っている姉をそっと地面へ下ろし怪我した箇所を確認して…の気が引いて行く。
ぽっかりと大きながに空いている、辛うじて皮としのでつながっている程度、慌てて脈を確認したが…。
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「ぅあ……あぁ………ぁあああああぁぁぁぁあぁああぁぁぁぁああぁああ!!!!!」
民間人たちを押し退けてケンジが駆けつけた時には既にその場面だった。
「お…おい……ヤルミ……ベリアは…?……ベリアはどうしたんだ!怪我してんなら早く醫者に見せないと!」
「…………………。」
「………ヤルミッ!!!」
ケンジは何も喋らず俯いたままのヤルミに対してイライラしながら近寄り、ついベリアの顔を見てしまった。
顔は真っ白に、はムラサキに、目は半分開けているようだがその目は何も見ていない、瞬きもしない。
ケンジその顔を見て全てを悟り、優しくベリアの目を閉じる。
が出る程強く握られた拳は地面を砕き、ケンジはゆっくりと立ち上がる。
「ヤルミ…俺は仇を討って來る。お前はどうする?」
「ぉれ……おれは……。」
「………行って來る。」
ケンジはそう言うとビルへ向かう。
「まっ…て!………俺も…行く…!」
「おう、…行くぞ。」
ヤルミもベリアの風に自分の上著を被せ、近くの救護兵へ姉を託しケンジと共に歩き出す。
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「チッ…やっぱり援護を続けるべきだった…。」
シズキは雇い主から援護を中斷し、確実に仕留められる位置まで移する様言われた為、味方に合流するべくバイクを駆り出したが直ぐに狀況が変化したらしく、屋上で戦っていたが殺されて目標から目を離してしまった様だ。
「各員現狀は?」
『S2現在目標より1キロ地點のビルの屋上へ到著、準備中です。』
『S3現在目標より500メートル地點へ到著、近辺のビルを登る予定です。』
「S2は準備を急いで、目標がノーマークらしいわ。S3も目標を監視、
殘りのS4とS5も距離を詰めながら、とにかく目を離さないで。見失うと何をされるか分からないわ。」
『了解。』
「S6は目標前まで先行、私が到著し次第直接戦闘を開始する、S6は私の援護。」
『了解です。』
「さぁ…面倒な事になって來たわよ。」
シズキは無人機が破壊したであろう高速道路の散らかり合を見て警戒度を高めながら、速度を更に上げて現場に急行する。
無人機は敵対者を排除すると床に向けてパイルバンカーを撃ち込み、エレベーターへと繋ぐを開けてそこへ飛び込んだ。
足を4足型へ変形させると足に付けたアンカーを壁に突き刺し、落下速度を調節し轟音を響かせながら降下する。
一階エントランスにったヤルミとケンジは、エレベーターから聞こえる異音に耳を傾けていた。
ゴゴゴゴゴ!という地響きが段々と近付いてきて、エレベーターの現在地を示すパネルがとんでもない速さで降下している。それを見た2人は扉から離れ…。
ドグォォォンッ!!
と腹の底に響く様な轟音と足から伝わる衝撃に気を引き締める。
エレベーターの扉を無理やり開く様にして現れた無人機を見て、ケンジが突っ込む。
「ぅぅうぉおぉおおおぉおぉぉおおッ!!」
ケンジは鬼気迫る勢いで両の手を機械のへ突きこんで行く、無人機も地下へ落ちない様アンカーを壁に突き刺している不安定な狀態の為、満足に回避出來ず腕で防ぐ。
アンカー部分も攻撃を防いだ振によりゴリゴリと削れて今にもり落ちそうだが登るためにはケンジをどうにかしなければならない。
無人機はケンジの両手を捕まえ、肩にマウントしたキャノン砲をケンジに向け、
「くっ…こんのぉッ!!」
ケンジは気合でを線から外し砲を蹴飛ばす。
その瞬間ケンジの手を捕まえている片方の手をヤルミがハンドガンを連結させたエネルギーライフルにて撃ち貫く。
運良く重要な回路を斷てたのか無人機の左腕はだらりと垂れてかなくなった。
無人機はケンジ達を脅威と捉えた様で、ケンジを凄いパワーで床に叩きつける。
「ゴハッ!」
そのまま振り上げてエレベーターのり口の淵へぶつける。
「うぐぉ…!」
「やっ…やめろ!!」
ヤルミが銃を向けると無人機がケンジを盾にする様にこちらへ投げてくる。
飛んできたケンジキャッチすると同時に無人機は無理なきをしたせいか地下へずり落ちていった。
「ヤ…ヤルミ…うぐぅッ!……オレは…もうけそうに無い…クソッ!ゴホッゴホッ!」
ケンジは咳と同時にを吐き出した、ヤルミも先程の事を思い出し焦ってしまう。
「すっ…すぐに醫療班に、診てもらわないと!」
「大丈夫だ…すぐには死にはしない…とおもう…。ただ中の骨が逝っちまってるみてぇで、本當にけねぇんだ…。」 
「ケンジ…。」
「お前が俺を名前で呼んでくれるのは初めてだよな…。」
「…今は関係ない。」
「ははっ!いててッ………ヤルミ…仇を頼む。」
ケンジは泣きながらヤルミへ思いを託した。
「うん…行ってくる。」
ヤルミはケンジを殘し、1人で地下へと飛び降りる。
地下は二層に分かれていて、一階は広い円の様な何もない広場、二階はそれを取り囲むかの様な吹き抜け構造で広がっていた。
まるで古代文明のコロッセオという建に酷似しているとじた。
その一階の中央で無人機は何かを探すかの様にウロウロと歩き回っている。
「逃すもんか…!!」
ヤルミは一階層へ飛び降り、無人機と対峙する。
無人機もヤルミに気付いたらしく振り向いて向かい合う。
ヤルミの脳はアドレナリンを放出しまくり、時が止まっているかの様な錯覚を覚える。
そんな狀態だからこそ無人機の突進をわす事が出來た。
極限まで集中した狀態でやっと反応が出來る、なんて化けだとじたヤルミは出し惜しみ無しの戦法へと考えを改める。
無人機から距離を取りながら持ちうる全てのテレポートミラーを床へ配置して行く、何十枚もの鏡を配置し終わると同時にエネルギーライフルにて撃。
當然の様に躱すが避けたその先にエネルギーサーベルを構えたヤルミが居た。
「ハァッ!!」
気合を乗せてサーベルを振り抜くが無人機はギリギリで無理やり停止し、腕を淺く斬りつけるだけに終わってしまう、だがそれを読んでいた様にすぐさまエネルギーライフルで撃を開始しながら突っ込んで行く。
無人機はライフルを高速の橫っ跳びで回避する、だがまたしてもその先にヤルミが居て、次はライフルでの撃を。
無人機もかなくなった左腕を盾にしてその攻撃を凌ぐ。
防戦一方となった無人機へトドメを刺そうとより深く踏み込み、目の前で右腕による毆打が迫り來るその瞬間に転移。
した先に砲弾が迫って居た。
「えっ…?」
ヤルミはとっさに頭とを守る様にをめ込ませるが、空中で発した砲弾の衝撃により壁際まで吹き飛ばされる。
「うぐっ…うぁ……くっ!」
ヤルミは自分の狀態を確認するも腕と足が折れている様でまともに歩く事すらままならない。
そんなヤルミを嘲笑うかの様に、無人機はゆっくりと歩いて近付いてきた。
作者「どうです?ヤルミくんの迫真の演技。」
けんじ「普段のヤルミからは考えられねぇ程ののり方だったな。」
べりあ「ほんま見直したで!やっぱヤルミはやれば出來るんやから!」
作者「ヤルミくんには、「ケンジくんがベリアちゃんに告って、お姉ちゃんも満更でもなさそうだったよ。」って言っておいたんだ。」
べりけん「」
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