《BioGraphyOnline》第十六章 激闘!クイーン対アズ!
街に戻りクエストの完了でホクホク顔の俺と死んだ魚の眼をしたグレイ
「やっぱ外は危ない・・・俺は宿屋で暮らす」
グレイは消えりそうな聲で呟くと
そのまま宿屋に戻って行った
一彼は何と戦っているのだろう
宿屋に戻った俺はメッセージが何件か來ていたのに気づきそれぞれ返信する作業に取り掛かる
[お腹が空きました]
ルピーからは一文だけ送られて來ている
何があったというんだ・・・
[今度會ったら何か作ってあげるよ]っと
[道端での子ひろたんやけど・・・]
こちらはフーキから、また厄介ごとに巻き込まれてるのか
[がんばれ]
この一言で大丈夫だろう
アリスからは惚気メッセージが多量に送られて來ている
[そんな事よりぬいぐるみ修理して]
フィンから
[今日の供を忘れるべからず]
あーもうお晝時か!
馬鹿兄め、フィンさんを使ってまで俺にメッセージを送ってくるとは
[了解今から作る]
メッセージを送りログアウト
晝飯を準備していると、帰って來た姉がクーラーの下で涼みながらだらしない格好でうめく
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「あついーひろーあついよー」
晝は中華蕎麥にでもするか
慌てた太郎兄が階段をドタドタ降りて來る
「我!盟友の逆鱗を抑え!ハルマゲドンを阻止す!」
意味不明な事を言ってそのまま外に駆け出していった
蕎麥をつついているとふるやんからLINE
[わいのゲームマネーがやばい件]
[がんばれ]
姉がクーラーで冷えた部屋で抱きつこうとしてくるのをかわしてローキックを加える
「いた・・・いたいって!地味にいたいんだって!」
こっちは心が痛いのだ、仕方のない処置である
姉と死闘を繰り広げていると太郎兄が落ち込んだ様子で帰ってくると
何も語らず二階に上がっていった
後で部屋に中華蕎麥を持っていってやろう
姉にヘッドギアの作を教えて映畫を見せると大喜び
そのまま俺のヘッドギアとリンクさせて借りてきたDVDを夕方まで一緒に見る
夕食の準備をしているとふるやんからLINE
[わいの全財産がなくなった件]
[がんばれ]
夕食を食べ終え姉にBGOの説明をする
待ち合わせ場所に酒場を指定して先にログイン
ルピーから新著メッセージ
[親切な人がご飯をいっぱいくれました、でも作ってくれるの楽しみにしてます]
今度知らない人についていかないように注意しないといけないかもしれない
「さて・・・姉が來るまで時間かかるだろうし・・・」
俺はBGOにログインすると、姉が來るまでの待ち時間
今ままでに一度だけ失敗したあのクエストをけていた
合計10人で組む大規模クエスト
メンバーは全員気を張り詰め空気が重い
各々の相棒を片手に、ある者は刃をある者は棒を持ち、敵の出現を待つ
誰が言っただろう
「きょ・・・今日は流石に大丈夫ですよね?」
その言葉を言い終わる前に外の伝令兵から報告がる
伝令兵は全汗だらけで、急いできたのがわかる
その様子にPTメンバー全員が冷や汗を流す
「で・・・伝令!総數不明・・・!かなりの數が來ているのが遠目でわかります!」
「そ・・・そんな・・・俺は帰るぞ!」
「今日、俺の娘の誕生日だってのに・・・」
弱気になるメンバー達
その中でも恰幅が良く、強面のメンバーが叱咤する
「おめぇら!それでもプロか!帰りたいやつは帰れ!ただし明日から俺の前に立つ事は許さねぇ!」
その言葉に全員が固まり覚悟を決めた
俺は相棒に話し掛ける
「アル、この戦いは辛いものになる・・・無理して付き合う必要はないんだぞ?」
アルは任せろと言わんばかりにカタールを振り回す
頼もしいやつだ
「第一陣!來ます!」
その言葉を聞いた全員が刃を振るい棒で叩き始める・・・今難関クエストが始まる
「アル!そいつを微塵切りにしてやれ!」
「くそ!出しても出しても數が足りねぇ!誰か補充してこい!」
「くっ膝にサンドワームが・・・」
「馬鹿野郎!そんなとこで座ってんじゃねぇ!」
「あともうちょっとだ!終わりが見えて來たぞ!」
「俺はもうダメだ・・・あとは・・・任せた・・・」
一人、二人、落者が出て來る
「二回のグリーンニートがお待ちだ!急げ!」
「くそ!こんな時に!グリーンニートのやつ何考えてやがる!」
三人、四人と意識を失う
「よし!今日はアズさんのおかげでなんとかなりそうだぞ!」
「いや・・・待て・・・あれはなんだ?」
凄まじい喧騒が治り始めた頃
PTメンバーが震えた聲を出す
俺達生還者の前には金の髪を宿し目は赤く爛々と輝く最強と名高い伝説のスーパークイーンが立っていた
「く・・・クイーンだぁぁ!クイーンがきたぞぉ!」
「もうダメだ・・・おしまいだ・・・!」
「くそ!こんなとこで終わりなのかよ・・・?」
クイーンが紙を手渡す
[まずはこいつから食してあげてやろう!]
一人、また一人と倒れていく
遂に殘るは俺とアル、最後のメンバー一人だけになった
「アズ・・・おめぇには禮を言ってなかったな・・・おらにおなご紹介してくれて・・・ありがとな」
最後の一人が倒れる
「ど!ドルガさん!くそ!ここまでなのか!」
あれから何時間たっただろう最早PTは壊滅狀態、クイーンは未だ健在、このままでは俺も長くは持たない
「誰か!誰でも良い!俺を!俺達を助けてくれぇ!」
ドルガさんを抱え起こしながらぶ
そんな時クイーンの後ろにが見える
ボロボロの冒険者に最初に支給される裝備をまといクイーンの後ろに立つ
「きゃー!この子可いー!ちょー可いー!お持ち帰りしたいー!」
救世主の出現にクイーンは怯み食べるのを中斷する
助かったのか・・・?
俺は助けてくれた人の顔を見る
「あぁ・・・姉よ・・・救世主様・・・!」
こうして前回宿屋送りとなった廚房の悪夢+グリーンニートのグレイ、クイーンのルピーとの長い戦いが終焉を迎えた
「ねぇねぇひろ!この子お持ち帰りしたいんだけど!」
姉、キャラクターネーム 、サトミがルピーに抱きついて離れない
ルピーはムグムグとご飯を食べながら姉を見て俺の方をジト目で見て來る
いや、俺にもどうにもできないです
「ところで姉さん、思ったよりはやかったね、最悪今日は出來ないと思ってたのに」
「ふっふーん!いつまでもお姉ちゃんを甘く見ない事だよー!」
その割には見た目も名前も現実とほぼ同じなわけだが 
「ちょうどここまでみき君に道案して貰ったのだ!」
「そういうことやで・・・」
気づかなかったがフーキが疲れた顔で後ろについている
そんなフーキがルピーを見るとビクリとを震わせた
なんだ?ロリコンでも発癥したのか?
ルピーに至っては姉を邪魔そうにしながらもまだ食べ続けている
そういえばこの前メッセージで知らない人にご飯貰ったとか書いてあったな
「ルピー、この前のメッセージだけど知らない人にはついてっちゃいけないぞ?変質者だって多いんだ」
ルピーは目をパチクリしながらメモをこちらに向ける
[でも良い人でしたよ?道で倒れてた私をおぶってわざわざ食べ屋さんまで運んでくれた上に一杯ごちそうになりました!]
余程その人によくして貰ったのだろう、ルピーが満面の笑みで答える、なぜかフーキぐガクガクと震えている
姉は俺の言葉に同意見だったのかウンウンと頷く
「こんな可い子見つけてお持ち帰りなんてその人絶対変態だよ!ルピーちゃん、ほんとに大丈夫だった?」
フーキの震えが一層深まる、風邪でも引いたのか?
その震えでルピーが背後にいるフーキを見つけメモでこちらに何かを伝えて來る
[この人だよ!すっごい良い人!]
俺と姉が絶対零度の視線でフーキを睨む
お巡りさんこいつです
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