《俺と彼と小宇宙とが織りす宇宙人とのラブコメ》マリス、キャラ崩壊するの巻

「やぁマリスたん帰ってきたんだねぇー」

そう言って出てきたのは豚を擬人化したような、The嫌な奴だ。

正直キモイ。

「黙れ殺すぞ豚野郎が」

「相変わらずマリスたんはツンツンしてるねぇー、いつデレてくれるのかな?」

「はっ誰がてめぇなんかにデレるか殺すぞ」

「ふふふ。中々に愉快だねぇ」

「だってぇ!気持ち悪いんだもん」

「そんな事言ってもねぇ・・・

っていうかこの人はぁ?家から出てきたけど、もしかして不審者かなぁ?」

「そうよ」

「違うよマリスたん。ここは王族であるボクちんの家だぞ」

「何?この人王族だったのぉ?」

「そうだ。頭が高いぞお前。死ね」

おっとぉ。

いきなりそんなこと言われたら頭に來るねぇ。

「え?あ、サーセン。謝ったんで許してくれやがれください」

「誰が許すか、ボクちんのマリスたんとボクちん以上にイチャイチャしおって」

「違うわ、つー君は私のお婿さんなんだよ。死ね」

「な!?」

「マリスぅ、聞いてるこっちが恥ずかしいよぉ」

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「だって事実でしょ?」

「まぁそうだけどぉー」

照れ隠しに頬をかく。

「本來ボクちんが居るハズの立ち位置に下民のお前が居るなんて許せぬ。

おい、フォーザス!」

「はい、ブトゥア様」

おぉ、おっきぃー↑。

The筋ダルマだねぇ。格好は上に剣と盾という山賊スタイルだ。

っていうかこいつの名前マジで豚だったのか。

ワロス。

「この下民を始末しろ」

「仰せのままに。

・・・という訳だ小僧、悪いが死んでもらうぞ」

「悪いって思うなら見逃せや」ボソッ

「そうは行かん。それやったら俺が死ぬ。

俺はまだ死にとう無い」

「チキンがぁ」

ボソッと呟く。

「あぁん!?舐めてんじゃねぇぞゴルァ!死ねぇ!」

おぉ作戦通り。(大噓)やっぱ脳筋だわ。

すーぐ毆ってくる。

顔も真っ赤にして?

おい、手も真っ赤だぞ何これ燃えてる? 

「マリスぅ!この世界って魔法があるのぉ!?」

「あれ?言ってなかったっけ?

魔法とはちょっと違うけど、あるにはあるよ」

「おい!お前ぇ!なにかってに何勝手にボクちんのマリスたんと喋ってんだよ!

フォーザス!殺れ!」

「ウルセェ!死ねやカス」

「マリスたんしどい!」

「創造クリエイトぉ!!!」

相手が魔法を使うならこっちも使わせてもらおう。

聲を出す必要は無いが、創ったものが出るタイミングが分からないのでノリで言ってみた。

ちなみにこの時創ったのは、水だ。

「うぼぼぼぼぼぼぼぼ」

最初に創った高圧洗浄なので火も消せるし攻撃力もそこそこ有るので一石二鳥だ。

「なるほど貴様も人改造者カスタマーか」

「え?そうなのぉ?」

「ならこれはどうだ!」

疑問に思うが相手は話を聞いちゃくれない。

その瞬間にも筋ダルマは盾で毆りかかってくる。

「おぉ!?」

間一髪で避ける。その時顔をし掠める。

「つー君頑張れー!」

しはを持ってしい・・・なっ!!!」

そう言いつつ反撃。だが、盾で防がれる。

「ほぉう。しはやる様だな」

「君はやらないねぇ」

「そんな安い挑発には乗らんぞ小僧」

「そーですかぁ」

のんびり會話してる様に見えて実は結構キツイ。やっぱ武創らなきゃダメかな?

「創造クリエイト」

そう言って創ったのは、自分の背丈程ある

4枚羽。ガン〇ムを知っているなら分かるであろう。ク〇ャトリヤの羽だ。

「む?なんだ?ソレは」

「答える奴がいるかなぁ?」

そう言いながらバインダーのブースターを起。圧倒的なパワーで相手の盾を押し返す。

「それもそうだな」

「キャー!つー君やっちゃえー!」

「んー、頑張るー」

と言いつつ親指を立てる。

押してるのはバインダーなので、両手は空いてるのだ。

「余裕だなぁオイ」

「まぁ実際そうだからねぇ」

「そろそろ攻撃してみたらどうだ?」

「そっちがむならぁ」

と言いサブアームを起

相手の腕を拘束する。

「創造クリエイト」

その隙に銃を創る。創ったのはM60だ。

M60を腹に突き付け脅す。

「これを使えばお前をだらけにすることも出來るしぃ、四肢をもぐことも出來るんだぁ。

まだ死にたくないよねぇ?

チェックメイトだよぉ」

フォーザスはぐぬぬとしばらく唸って、

やがて観念した様子で、

「・・・降參する」

と低い聲で言った。

「キャァァァァァつー君カッコイイー!!!」

に褒められるのは気分が良いねぇ。

「クソ!役立たずめ!おい!衛兵を呼べ!ありったけだ!」

「おいゴルァ!勝負は著いただろ!」

「黙れ!こっちが下手に出りゃ調子に乗りやがって!おい!このを捕らえろ!あとで奴隷にしてやる!」

「あーあー、好き勝手言っちゃってぇ、

させないよぉ。創造クリエイト」

今創ったのは、お釈迦様が背負ってるような後に6枚の八面の羽が生えている飛行ユニットだ。何故創ったかというと、ブースターだと暑いからだ。

「マリス!こっちだよぉ!」

マリスに向かって手をばす

「うん!」

マリスがその手をとる。

そのまま真っ直ぐ空へ昇る。

「機兵団前へ!」

出てきたのは背丈が2m程ある人型のロボット。

顔が監視カメラのようになっていて、

左手がガトリングガンの筒のようになっている。

「ハッ!」

「撃てー!」

おぉ飛んでくる飛んでくる。

レーザービームが。

まぁク〇ャトリヤの羽の前には無力だがな。

ふと橫を見る。クシャト〇ヤのサブアームに座ってはしゃいでいるマリスが見える。

やっぱじっくり見ると可いんだよなぁ。

「どうしたのつー君。私の顔をじっと見て、惚れた?」

相変わらず、マリスはマリスなんだなと思いつつ。

「あぁそうだねぇ、惚れたよぉ」

と返してやる。

さて、どんなリアクションをするのかなぁ?

「そっかぁー、私つー君に見合うに慣れたんだね」

「ん!?あぁ、そうだねぇ」

予想外すぎる答えだった。

「それにしてもうるさいねぇ、牽制だけでもしておくかぁ」

「そうだね」

そしてここで、出てきたのは今回一度も使われなかった哀しき存在。M60。

上からテキトーにばら撒く。

しかし、ロボットの裝甲の前には無力の様だ。

一応ロボットが怯んでいるようだからだ。

だから、無視する。

「そう言えばマミリスは何処だぁ?」

「なんか食堂に居るって」

「ふふふ。彼も愉快だねぇ」

転移テレポートで迎えに行く。

ちなみにコレはさっき作っておいた。

「マミリスー迎えに來たよぉ・・・

って何やってんのかなぁ?君はぁ」

「おうお義兄ちゃん、見たら分かるだろ?

なんかお世話になるみたいだからお禮に料理でもと思って」

「誰がお義兄ちゃ・・・あぁ僕かぁ。何コレぇ?アート?」

「酷いなぁ、クソまずい料理じゃんよー」

「ふふふ。不味いのかぁ」

「うん、クソまずい料理じゃんよー」

「なんでこんなもん作ったのかなぁ?」

「アイツ嫌いだし」

「・・・そうかぁ」

「そうだ」

を張って言うマミリス。

なので兇悪だ。

「・・・つー君」ゴゴゴゴ

はっ!殺気!

「ごめんなさい」

そのまま土下座。

「今夜ベッドで一緒に寢てくれたら許す」

「では喜んでぇ」

だいぶ僕も自分のに忠実になったと思う。

「つー君・・・大膽/////♡」

デレた!ヤヴェエめっちゃ可い!

と言っても何時ものジト目無表なのだが。

「・・・生きててよかったかもぉ」

「イチャイチャするのも良いけど外どうするの?」

「ふふふ。そんな事もあろうかとぉ

この後には、大出力ビーム兵になる機能が付いているんだぁ」

「「凄い!漢の浪漫ね(じゃんよー)」」

「おぉー、分かってくれるのかぁ」

「「勿論!」」

「ありがとぉ」

それから月兎は1拍置いて、

「じゃあ早速稼テストと行こうかぁ」

「「了解!」」

という事で外に出て敵に呼び掛ける。

「おーいノロマ共ぉ、僕達はこっちだよぉ!」

此方に気づくや否や一斉に照されるレーザービーム。

「行け!ファン〇ルぅ!」

そう言うと同時に背中にある6本の八面の羽が出され、全てのビームにビームを撃ち、1つ1つを相殺する。

「ウィィン」

異常を察知したのか駆音を鳴らしその監視カメラの様な頭を此方に向ける。

「覚悟しなぁ?出力30%ぉマスターレーザーァァァ!!!」

キュイイイイインバシュゥゥゥゥゥ

と、6枚の菱形の羽が無くなったただの薄っぺらい二重丸のひとつの円形が分離して、

の開いた丸が前に出て、そこから激しく回転を始め、その瞬間に七の輝く線が出され、直線狀のロボットを焼き盡くす。

「帰ろうかぁ」

「そうだね」

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