《俺と彼と小宇宙とが織りす宇宙人とのラブコメ》漢の浪漫

「おい!逃がすな!そうだ!あいつを使え!

なんだっけ?アレ、そうだ思い出した!

魔道兵!あれ使え!」

フォーザスが答える。

「しかしっ、あれはまだコアの調整が・・・」

「しかしもおかしも無い!

ボクちんが使えと言ったら黙って使え!

死刑にするぞ!」

「ひぃぃぃ!りょ、了解しました!」

「役立たずは役立たずで黙って盡せばいいものを」

「・・・つー君どうしたの?」

「聞こえたかなぁ?」

「何を?」

「魔道兵だってぇ」

「なるほど、つー君の琴線にれるがあったのね」

「うん、悪いけどぉ先に逃げててぇ、

僕は浪漫を追い求めるよぉ」

「バカ言わないの、私も一緒に居るわよ」

「ありがとぉ」

「いーえ、夫を支えるのが妻だもんね」

「・・・私の意見はないのか?」

マミリスがボヤく。

照れくさい事を相変わらず平然と言うんだな、この子は。

しかもジト目の無表だからなんというか・・・反応に困る。

「はーやーくーはーやーくーはーやーくーはーやーくー!いつ來るのかなぁ?」

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「知るかァァァァ!おい、まだなのか?」

「シンクロ率、97、98、99、100!

行けます!」

「よし!稼働!デウス・エクス・マキナ!」

「おろ?機械仕掛けの神デウス・エクス・マキナ?」

「まさか!アレを使うの!?」

マリスが顔を真っ青にしてぶ。

だが、相変わらず無表だ。

事の重大さがイマイチ分からない。

「うーん、どうしたのかなぁ?そんなにやばいのぉ?」

「ええ、スナタメくらいならワンパンよ」

「へーぇ、すっごいんだねぇ」

「うん、すっごいのよ」

そんなことを言ってるうちに、さっきまで居た城が浮かびあがり、ガラガラと音を立て、瓦礫をまき散らしている。

その中から現れたのは、四足が生えた黒い球だ。

「おぉ、おっきいねぇ」

見た目では200メートル位かな?

「そんなに余裕を持てるとは、流石つー君ね!」

結構余裕に見えるけど、橫ではマミリスが、

「おぃぃぃぃぃ!やばいやばいやばいやばいやばいぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!」

と、絶してる。

「おろ?口癖はぁ?」

「あんなもん作ったんだよ!

じゃ無きゃ、あんな変な口癖ないだろ!」

「ふふふ。やっぱり君達は愉快だねぇ」

まさかのカミングアウトだった。

「つー君、來るよー」

「え?」

ふと、機械仕掛けの神デウス・エクス・マキナを見ると、球のの前方がカパッと口のように開き、その中がっているのが見れた。

割とやばいのは理解しているが、

なんかハ〇に似てるなーなんて呑気に思ってしまう。

「・・・ビームかなぁ?」

「そうだネ」

「なんでお前らそんなに冷靜で居られるんだよォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!」

「まぁまぁ、僕に任せてぇ」

「大丈夫なのか?」

「大丈夫だよぉ、問題ないさぁ」

「さっすが私の夫ね!」

「では、アグゥ展開!絶対防!」

月兎がそうぶと、後にある6枚の八面の羽が月兎達を囲むように4つ、上と下に1つずつ展開され、不可視のバリアを形する。

「・・・これで大丈夫ぅ」

「ホントか?」

マミリスがそう言うと、無言でマリスが、

ゴン!と頭を毆った。

しかもグーで。

「何すんだよ!」

「つー君のだから大丈夫に決まってるわよ!」

「むー。マリスが言うなら大丈夫か」

「ところでつー君、アグゥって何?」 

ビシュゥゥゥゥゥゥ!!!!

「よくぞ聞いてくれたねぇ!

アグゥとは、

反重力型飛行ユニット ゴッドウィングアンチグラビティタイプフライトユニット ゴッドウィングの略なのだぁ!」

「へぇー!」

「ちなみにファ〇ネルはエンジェルと名付けたよぉ」

「どーでもいーけどビーム來てたよ」

「うん、知ってるよぉ」

「・・・チートだ」

「さて、アイツはどうするかぁ」

「コアを壊せばいいんじゃない?」

「破壊神、よろしくぅ!」

壊せば良いのならマリスに任せよう。

「ゴメン、無理!」

「何故ぇ?」

「私が破壊できるのは概念だけなの」

「ふーん、じゃあ、ここからあっちの部の距離を破壊してぇ」

「なるほど、その手があったわ!つー君頭良い!」

「ありがとぉ」

「じゃあ行くわよ!破壊ブレイク!」

マリスがそう言って手を前に出し、何かを握る作をすると、手の前にあった空間がバキバキバキッと罅がり真っ暗な空間が現れる。

「おろろ?それはぁ?」

「そう、つー君とお揃いだよ!」

「僕の専売特許なのにぃ・・・」

「いいじゃない別に」

「まぁいいけどさぁ」

「それよりあれ早く止めてくれよォ」

「せっかちだなぁ。

じゃあ行ってくるよぉ」

「いってらしゃーい」

「よっ」

勢いよく空間の裂け目に飛び込むと、

中は真っ暗な一本道があるだけだった。

ゴウンゴウンと機械音が響いている。

ちなみにアグゥはマリス達を守っている。

「暗いねぇ、創造クリエイト」

今回月兎が創ったのは、懐中電燈。

Theフツー。

うーん、長い通路だナー。

零距離移を使えれば楽なんだけどぉ、

あれは1回行った所じゃないと使えないんだよねぇ。

ちなみにその時にゲームのマップみたいのが出るのだが、そのデータはマリスとリンクしている。

だからマミリスを迎える事が出來たのだ。

閑話休題

さて、それはともかく取り敢えずはどうやってこの長い通路をクリアするかだなぁー。

見たところ通路は真っ直ぐ続いてる様だから

取り敢えず真っ直ぐ良けりゃいいんだけど・・・

「そうだ!創造!

ワイヤーガン〜」ダミ聲

これを使うとワイヤーに沿って高速で移出來るんだー。

早速バシュッ               グサッ

うむ、刺さったようだな。

も一度トリガーを引くと、

「ウッ!うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!

怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖いィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!」

めっちゃ速い!速度としては、

80キロオーバー。

でもそのおかげでアッと言う間に著いた。

まぁギャグみたいに僕の型が出來たのだが。

目の前に有るのは大きな扉。

ワイヤーは扉の隣に刺さったようだ。

この中がコアの部屋で間違いないようだ。

でわでわレッツらGO!!!

ギィィィィィ

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