《【ダークネスソウル・オンライン】 ~追放された銀髪のために『極振り』で頑張ってたら、たったの3日で『魔王』にり上がっちゃいました。なので1週間で世界征服します~》2:大天使アリスさん
「──もうやだッ! こんなクソゲーやめてやらぁ!」
「よしよし、辛かったわね。……というかキミ、よく10分以上も逃げ回れたわね……どういうことなの……」
意気揚々と草原に出るや、武裝集団に追いかけ回されてぶっ殺されるという衝撃のスタートから數十分後。【始まりの街】にて“蘇生リスポーン”した俺は、寂さびれた酒場でうだうだぐだぐだと愚癡っていた。
そんな俺のことをめてくれているのは、蘇生先の墓場で知り合った『魔人種』プレイヤーのである。
何でも初心者をサポートするのが趣味らしく、落ち込んでいた俺のことを放っておけずに聲をかけてくれたそうなのだが……
「……どうしたの? 私のことをじっと見て」
「い、いや、何でもないっすよアリスさん」
──なくともこのゲームにおいては、ではなくとして扱うべきかもしれない。
見た目年齢は十代も前半といったところだろうか。ルビーのような紅い瞳が、銀の長髪によく似合っていた。その頭頂部には黒いカチューシャを載せていて、小さなをゴシックドレスで包んだ姿はとても幻想的である。
(それに……)
加えて彼は『小悪魔族』という種族を選んでいるそうで、腰のあたりからはコウモリのような羽が生えていた。
──ちなみに、ランドセルが似合いそうな見た目のくせにだけは生意気にポインポインとしてやがった。ありがとうございます!
(うん。可いか可くないかで言えば、全會一致で超絶可いとびたくなる容姿なんだが……)
……小悪魔ゴシックロリ巨とか、ぶっちゃけこのゲームじゃなかったらネカマを疑っていたところである。
フルダイブシステムを取りれた【ダークネスソウル・オンライン】では、神への影響を考慮して異のアバターを使うことが出來ないのだ。その當然と言えば當然と言えるかもしれない仕様が発表されたときには、多くの男プレイ希者たちが(掲示板で)絶のびを上げたという。
まぁその數秒後には、『そうだ! だったら男の娘オトコノコキャラになればいいじゃん!』と犯罪的な解決法を見出していたそうなので安心だが(?)。
はてさて、そいつらはマジで男の娘になったのだろうかとどうでもいいことを考えていると──不意にアリスさんがクスリと笑いかけてきた。
「ふふっ、その様子だとだいぶ落ち著いてきたみたいね?」
「えっ、あ、ああ……!」
ってそうだ、本當に今さらながら何をやってるんだろうか俺は……!
いくら衝撃の初死亡験だったとはいえ、初対面の相手に愚癡をこぼすのは流石にちょっとないだろう。
彼も心では迷と思っているに違いない。俺は素直に、頭を下げることにした。
「……すまん、アリスさん。気を悪くさせちまったよな……」
そうして、俺みたいなクソ初心者を相手に時間を使わせてしまったことについて、改まって詫(わ)びをれると──
「いいのよ別に。何でもかんでも我慢して、一人で抱えることはないわ。特にアナタはまだまだ可い初心者さんなんだから、遠慮なんてせずに先輩を頼ればいいのよ。
──まぁ、私みたいなぱっと見小さい先輩なんかじゃ、ちょっと頼りなく思えちゃうかもだけどね?」
そう言って、クスクスとたおやかに笑うアリスさん。
…………ってなんだこの人ッ!? 天使か!!! 小悪魔だと思ったら天使だったのか!?
「(い、いやいやいやいや待て待て待て待て。ここまで優しい人がいるわけがない! きっとほら、あれだ、相談料とか言ってアイテムをせびってきたり……)」
「それじゃあアナタも落ち著いたことだし、まずは【ダークネスソウル・オンライン】の現狀について教えてあげるわ。ああ、それと回復アイテムなんかをいくつか分けてあげるから、これから頑張っていきましょうね……アラタくん?」
ウッ──ウワアアアアアアアやっぱり天使だったァァァアアアアアア!!! 俺の、好度が、マックスまで上がったッ!
──ゲーム開始から一時間、こうして俺は小悪魔ゴシックロリ巨ことアリスさん(大天使)に攻略されてしまったのである……!
【書籍化・コミカライズ】誰にも愛されなかった醜穢令嬢が幸せになるまで〜嫁ぎ先は暴虐公爵と聞いていたのですが、実は優しく誠実なお方で気がつくと溺愛されていました〜【二章完】
『醜穢令嬢』『傍若無人の人でなし』『ハグル家の疫病神』『骨』──それらは、伯爵家の娘であるアメリアへの蔑稱だ。 その名の通り、アメリアの容姿は目を覆うものがあった。 骨まで見えそうなほど痩せ細った體軀に、不健康な肌色、ドレスは薄汚れている。 義母と腹違いの妹に虐げられ、食事もロクに與えられず、離れに隔離され続けたためだ。 陞爵を目指すハグル家にとって、侍女との不貞によって生まれたアメリアはお荷物でしかなかった。 誰からも愛されず必要とされず、あとは朽ち果てるだけの日々。 今日も一日一回の貧相な食事の足しになればと、庭園の雑草を採取していたある日、アメリアに婚約の話が舞い込む。 お相手は、社交會で『暴虐公爵』と悪名高いローガン公爵。 「この結婚に愛はない」と、當初はドライに接してくるローガンだったが……。 「なんだそのボロボロのドレスは。この金で新しいドレスを買え」「なぜ一食しか食べようとしない。しっかりと三食摂れ」 蓋を開けてみれば、ローガンはちょっぴり口は悪いものの根は優しく誠実な貴公子だった。 幸薄くも健気で前向きなアメリアを、ローガンは無自覚に溺愛していく。 そんな中ローガンは、絶望的な人生の中で培ったアメリアの”ある能力”にも気づき……。 「ハグル家はこんな逸材を押し込めていたのか……國家レベルの損失だ……」「あの……旦那様?」 一方アメリアがいなくなった実家では、ひたひたと崩壊の足音が近づいていて──。 これは、愛されなかった令嬢がちょっぴり言葉はきついけれど優しい公爵に不器用ながらも溺愛され、無自覚に持っていた能力を認められ、幸せになっていく話。 ※書籍化・コミカライズ決定致しました。皆様本當にありがとうございます。 ※ほっこり度&糖分度高めですが、ざまぁ要素もあります。 ※カクヨム、アルファポリス、ノベルアップにも掲載中。 6/3 第一章完結しました。 6/3-6/4日間総合1位 6/3- 6/12 週間総合1位 6/20-7/8 月間総合1位
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