《地獄屋語》第19話
大企業の田沼財閥
誰もが認める大組織
しかしその組織を簡単に崩れさせる力を持つ奴らが存在している
今回の依頼はそれ
そいつらに地獄を見せること
田沼社長が依頼していた地獄屋の獄堂は
『深水堂』
しかし田沼エリカが依頼したのは
『豪炎堂』
「と、いうわけなんでジェン」
「お前と共同作業ってわけだな、ロズ」
フードの、豪炎堂の當主、ロズ(RZ)
黒髪の年、深水堂の當主、ジェン(JN)
2人が向き合いお互いの拳を突き合わせる
「目処は?」
「ついてる」
「じゃあ行くか」
田沼財閥
2つの影が建にって行く
しかしすぐに足を止めた
「ミキト…當主?」
ジェンの顔が変わった
「やあ…」
ミキト當主
そう呼ばれた背の高い人は通り過ぎざまにロズの肩に手を置く
そして消えた
「なんであのひとが?」
「やっぱり…そうか」
ロズがし顔を歪めて言った
「知ってたのか?」
「まさかなとは思ってた」
「犯人決まり?」
ジェンがロズを見る
「いいや…大元があの方ってだけだと思う」
ロズが一呼吸置いてから口を開く
「さあ…商売だ」
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