《地獄屋語》第21話 ロズside
ロズside
 『お母さん、お父さんはどこ?』
 『お父さんはね 天國 にいるのよ』
 『天國って楽しいところ?』
 『お母さんは行ったことないけど…  
     きっと素敵なところよ』
 『ほんと?』
 『ええ、でもお母さんは今こうして
     一緒にいられる方がずっと素敵!』
 『うん!えへへ』
 『だからね、長生きしなきゃダメよ』
 『お母さんはもうすぐ
    天國へ行っちゃうかもしれない』
 『そうなの?』
 『お醫者さんがね そう言ってたの…』
 『天國に行くの?』
 『いい?良いことをたくさんすれば
    天國に行けるけど…
    悪いことをたくさんしたら
      地獄  に落ちちゃうのよ』
 『地獄?』
 『怖いところよ
    だから人には親切に、は大切にしなきゃダメよ?』
 『…うん…』
 『だからいい子でいてね
    大好きよ、奈喜』
何年か前
母は私にそう言った
翌日母の元へ來ると白を著たおじさんやナース服のお姉さんがバタバタしていた
ぴーって鳴り響く音が聞こえたと思ったら
お母さんはもういない
両親を失い行くところをなくした私が出會ったのが『地獄屋』
黒髪の男の人が言った
「地獄屋へようこそ」
盛岡ミキト
そう名乗った
いつしか私はミキトさんのところへ通うようになり、気がついたら地獄屋のメンバーになっていた
日々日々地獄を売り続け日課となっていた
そして…
『豪炎堂』
その獄堂の當主の座をもらった
しして隣の獄堂にジェンと名乗る年がやって來ていつしからライバルに…
トントン拍子のように進んで行く人生
でも悪いものではない
今日も明日も地獄を売る
「地獄一丁毎度あり」
山野ミナキ
この名前を使って學校へ通う
そこで出會った盛岡恵
お人好しで優しくて…私の大切な人の娘
守ると決めた
この世界に存在する切っても切れない地獄から…
榊葉?だっけ?
榊葉尚人
転して早々やたら構ってくるめんどくさいやつ
でも悪い気はしなかった
なんだっけ?
ああそうそう、青春だっけ?こういうの
悪くない、なんだかあったまる青春の日々
地獄屋で働くロズとしての日々
今の自分の生活は嫌いじゃない
お母さん
お元気ですか?私は元気です。
悪いことをしたら地獄に落ちる、いつかそう言われたことを思い出します
地獄…響きは悪いけど
その存在は大切なものだと思う
自分がしたことを見つめる
それ相當の罰をけ人は育つ
地獄ってなんなんだろう
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