《地獄屋語》第24話

ビルとビルの間の細い道

ずっと進むと見えてくるのは『地獄屋』

そこに近づくひとつの影

制服のスカートが風になびく

「ここが地獄屋」

そう呟いた彼の後ろ

風をきって現れたのはフードを被った

…ロズだ

「お客さんかな?」

「あなたが…地獄を見せられるの?」

のない目でロズを見る

「まあね」

「なら今すぐ地獄を見せつけて!」

取りしたように聲を荒げる

「…話を聞かせて」

豪炎堂

「彼は私のことが好きなのよ!両思いは結ばれるべきなのに!今すぐ地獄を見せて!」

「…山野ミナキに地獄を見せろと…」

フードで表は読み取れない

「尚人くんは私をしてるのに!あのが束縛してるせいで素直になれないの!」

「…じゃあその尚人ってやつをここへ連れて來な。そいつがあんたと同じ想いだったら山野ミナキが二度とその男と関わらないようにしてやるよ」

制服を著たはいつか尚人へ告白した子だ

「あと、わかってると思うけど地獄屋のことは他言無用だからね?」

その子は取りした様子のまま地獄屋を去る

「よおロズ、面白いことになったな」

「…そうだね」

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