《シャドウアクティビティ》第14話 裏切り

宮崎が扉を開けると扉に巻き付いていた鎖を橫に投げる。

「早く來いよ!」

宮崎がそう言うと扉の向こうにゆっくりと歩いていく。

宮崎の後ろをついていた仲間たちも宮崎につられ歩いていく。

俺もここにいてもどうすることもできないので宮崎について行く。

どう言った基準かわからないが何かこいつなりに決めて仲間にしているのだろう。

扉をると部屋のり口が鉄格子に囲まれた部屋がいくつか存在する。

まるで刑務所みたいな部屋がずらりと並んでいた。 ショッピングモールになんでこんな部屋が存在するのかは分からないがおそらく改造したのだろう。

宮崎は歩くのをやめ俺の方を向く。

「どうだこれ? 笑えるだろう?」

「お前仲間以外のプレーヤーを監してるのか?」

牢屋の部屋をチラホラ見るとぐったりして寢ているプレーヤーたちの姿がチラホラ見える。

「あぁこれは俺に逆らった奴らや、そこらへんのプレーヤーをさらってきてる」

「なんでまた」

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「言っただろ? 俺は3位の奴隷だ。 毎月馬鹿みたいにポイントを送らなくちゃならねぇ〜」

「そのためにこいつらをさらってきてんのか?」

俺は恐る恐る言う。

「勿論だ! しかし、お前は特別に俺の仲間にしてやるよ!」

宮崎の口から意外な言葉が俺に飛びってきた。

しかし、俺はこいつの仲間になる気なんてさらさらない。 考えても見ろ。 こんな人を監して、殺す奴だ。 そのうち俺もああ言った風になるかもしれない。

ここで斷るのも危険すぎる。 

ここはセーフティーゾーンじゃない。

つまり普通に殺しても問題ないと言うことだ。 ここで斷っても宮崎との戦闘は避けられない。 もし仮に宮崎を倒したところで仲間がうじゃうじゃと集まり俺は殺される。

今を生き殘る選択は仲間になるフリをして逃げ出すのがいちばんの手だろう。

「あぁお前となら俺はいいぜ!」

俺の言葉を聞いて宮崎が笑う

「ところで....」

宮崎がそういうと、後ろにいた仲間たちを毆る。

「なっ!お前なにしてんだ?」

宮崎は俺の言葉を無視して転がる3人の仲間たちを見下しポケットからナイフを取り出す。 

「お前らよくも裏切りなんて馬鹿な真似してくれたな?」

宮崎の顔には笑顔が消えていた。

必死に一人が扉の方に向かって走り出す。

「おいおい! 逃げれるわけねぇーだろ」

宮崎は軽くジャンプするとまたも瞬間移で追いつくとナイフをめがけて思いっきり刺す。 

「ウギャャャ!」

を刺された仲間がび出す。

2人の方を見ると冷や汗が大量に出ていた。

あいつ仲間を殺したのか?

しかもなんの躊躇もなく人の命を奪ったのか? やばい...イカれてやがる。

「お前ら2人も皆殺しだ」

宮崎はまた軽くジャンプをすると殘り2人の頭を摑む。

「やめてぇくれぇぇぇ 死にたくない」

泣きながらも宮崎に摑まれた手をどけようとするが宮崎はどんどん手に力をれていく。

ミシ ミシ ミシ と嫌な音がこちらまで聞こてくる。

あいつもしかして頭を手の力だけで潰す気か? そんな事できるわけない。 

「あぉぁぁだぁぁぁ 痛い 痛い 痛い!!」

ジタバタとしているが宮崎はそれにじないさらにどんどん力をれているように見えた。 やがてバキッ!!と言う生々しい音を立てた後さっきまでうるさかったのが噓のように靜かになった。

靜かになったことをじた宮崎は2人の死を目の前に投げ捨てる。

ポケットからハンカチを出すと手を拭く仕草を俺に見せると。

「こいつらは俺のことを裏切った。 當然の結果だ! 俺を殺そうとしたなら自分も殺されそうになっても文句は言えねぇーて事だ? 違うか?」

「でも、し話を聞くとかできたんじゃ...」

そうゆうと宮崎は俺の目の前に瞬間移?をして現れる。

「お前もこうなりたくはないだろ? なら俺のゆう事は聞け! ここでは俺がトップだ。」

耳元でそうゆうと俺の肩に手をポンと叩く

「まぁ〜そうゆう事だ。 ここにいれば安全だ。 後は好きに回るといい」

宮崎が俺に鍵のようなものを投げる

俺は震えた手で慌ててそれをけ取る。

「ここの部屋の奧にどもがいる。

好みなでも見つけて発散しとけや

ケラケラと宮崎は笑いながら部屋を出て行ってしまった。

俺は宮崎に殺された仲間たちを見て膝を地面につく。

「うげぇぇぇ」

お腹の中にもう吐くものなんてないのにとても気持ち悪くじる。

心臓が張ちきれそうなくらい鼓している

「おい!噓だろ..何であんなに普通に殺せるんだ。同じ人間だろ...」

俺もいつかああ言った風になるのかもしれない。

早くここから出なくてはならない。

宮崎に殺される前に早く!

そう思い立ち上がると牢屋の部屋から聲がした。

「ちょっとアンタ!」

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