《シャドウアクティビティ》第19話 火種
岡本と話し終わった俺は寢床を探してウロウロとショッピングモールを歩き回る。
「しかし、なんで見張りがいない?」
晝間とは違い全く人がいないのだ。
不思議なじと不気味さをじる。
このゲームはいわば殺し合い。
俺がもしも敵などを襲うのであれば夜靜かに行をする。 そんな事バカの俺でもわかるくらいだがら周りの奴らは気づいているはずなのだが、なんで誰も宮崎は見張りをつけないのだろうか? 
ここは(ショッピングモール)はそれほど安全なのだろうか?
俺はそんな事を考えていると文房売り場に辿り著く。
置いてある商品に目を向ける。
「あの山田とは一何者なんだろう」
そう思った俺はルーズリーフとボールペンを手にとる。
岡本や宮崎が言っていたもうすぐ大きなことが起きる。
俺はしだけ考える。
「うーん」
わかっている報がなすぎる。
山田というは、他の捕虜達とは違い優遇されている。渉材料....
ダメだ! 訳がわからん。 あの部屋は盜聴されているらしいし、この2つのセットがあれば會話を聞かれずこれから起きることやアイツが何者かわかるかもしれない。
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俺はししたらここを出てセーフティーゾーンに行く予定だが、俺がここにいる間に宮崎たちの言うデカイことが起きると非常にまずい! 
俺は山田が捕まっている部屋へ向かう。
部屋に向かうのはいいが宮崎はとても用心深い! 部屋には監視カメラやブザーなどがあったらマズイな...
部屋の前に著くと晝間とは何一つ違いがない
「大丈夫かな?」
俺は恐る恐る部屋のドアを開ける。
鍵はかかっていない。よし!
山田のいる檻の前に向かう。
他の捕虜達は晝間と同様グッタリとしている。
山田とは全く違うな。 こいつらは飯を食べてないのか?
山田の檻の前に著くと山田は意外にも起きていた。
山田はこちらに気がつくとアイコンタクトをし頷く。
俺はルーズリーフとボールペンを取り出しルーズリーフにボールペンを走らせた。
「お前は一何モンなんだ?」
そう書いて山田に渡す。
山田は俺からけ取ったルーズリーフを見るとクスッと笑うそぶりを見せ字を書き込む
「また來ると思ったよ。 私は6位の仲間だよ。ここのフロアの現狀があまりにも酷いと報告をけて火種役になったんだ」
の子らしい字で可く書いてあったが容はとても怖い。
「火種? どうゆう事だ? 」
「今私が捕まってる部屋を見れば分かるけどこういった弱いノーマルを捕まえてレイプや殺害あまりにも酷いからね。6位はそれをまない。 3位はこういったこと殘非道の事を繰り返している。 これを潰すための火種って事だね」
「つまりお前は6位と3位の戦いのきっかけを作るためにワザと捕まったって事か?」
「そうだね! 3位のやっている事を潰すために捕まったね」
俺と山田はやりとりを続ける。
「お前はなんで他の捕虜達は違う扱いをけてる? 後渉とはなんだ?」
「質問が多いよ(涙) えーと渉てのは私を生きた狀態で渡す代わりに6位は10萬ポイントを宮崎に渡すって事だね。 」
「それの容が火種って事か?」
「いいや!これは建前に過ぎない。 私の引き渡しは今から1週間後になっているけど今日の夜奇襲をかける予定なのさ!とりあえず宮崎を片付けて3位のやっている事を1つ1つ潰す」
今日の夜だと。 もう時間があまりない。
ここに居てはかなりまずい。
「そうか..何で俺にこんな事を教えてくれたんだ? ホラ、俺も一応宮崎の仲間ってことになってるんだろ」
「まだ君には人間の心がある。 つまり人を殺す事への抵抗があるって事さ。 ここじゃ人を殺す事なんて當たり前。 當たり前じゃないことが正當化するなんておかしいと思わない? とりあえず逃げるなら今しかないよ」
山田はそう書くと笑顔でこちらを見る。
「そうか。 俺は弱い死にたくない。 俺は晝頃抜け出そうと思っている。その計畫がうまくいく事を願ってるよ」
「仙道君こそうまく逃げてね! また會える日が來ると嬉しいよ!」
山田は俺に紙を渡すとグッとポーズをこちらに見せる。
そんな山田の姿を見るとなんだか罪悪に襲われた。
俺は紙をぐちゃぐちゃにしてポケットの中に押し込むと山田のいる部屋を出た。
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