「いいか？ 裏切りはゆるさねぇ」

宮崎は舞臺に登り俺たちを睨む

岡本の方を見るとまだ何かを言いたげに笑っている。

「お前もしかして...」

俺は岡本の隣に行き小さく呟く

「ククク、おや？ 人違いしちまったかな？」

岡本は笑いながら小さくそう呟く。

俺を庇ったのか？ 何のために？ 

俺は確かに昨日山田と接した。

それは間違いない。 俺以外も山田と接したという事で間違いないのか？ 

もう訳がわからん。

宮崎が咳払いをすると周りは一気に宮崎の方に目を向ける。

俺も宮崎の方に目を向けた。

「さて、本題にろう同志諸君」

宮崎はそういうと10秒ほど黙り込んむ。

周りに張が走る。

「お前たちは今からこの外に出てプレイヤーを狩に行ってもらう」

「チームは5チームに分かれてもらい1チーム10人の計算だ。」

くそ！やはり単で行ではないのか...

これではこっそり逃げ出すことなんて出來ない。

後の9人を倒して逃げるか？ 

いや、俺にそんな度と強さはない。

なからずここにはエスパーもいるはずだ

俺の能力では倒す事は難しいだろう。

「チームのメンバーはこちらで後で発表させてもらう」

「クククついに始まったな」

岡本は笑いながら俺に小さくそう呟く。

「クソ！ 狂ってやがる...」

「おい！知ってるか？ この狩は10人で1チームだがその半分は大死ぬんだよ」

岡本から衝撃的な言葉が俺の耳に走る

「あぁそうか」

怖を隠そうと俺は震える聲を必死で抑えて平然を保つ。

「ククク、俺とお前は同じチームだ。 安心しろ。 俺から宮崎に一緒になるように言っておいた」

「何のために？」

「まぁ〜お楽しみだ」

岡本は呟くとまぶたを閉じて下を向く。

手をポケットにれて余裕を醸し出す。

「今までは見つけたプレイヤーはすぐに殺していたが、今日の狩は違う！ 見つけたら殺さず捕虜としてこちらで拘束する」

「いいか？ 抵抗する奴は殺しても構わねぇーができれば拘束だ。 もし仮にエスパーがいたらその時はこちらに招待しろ！俺から話をつけて仲間にする。 無理なら殺すがな」

宮崎はそういいながら笑う。

宮崎は笑っているが俺の周りはとても靜かな狀態が続く。

「6位との渉で捕虜やエスパーなどの戦力が必要になる。 の場合はお前らの好きにしろ！」

「いいか？これから渉で忙しくなる。こちらとしても人質や戦力を確保しておきたい。6位をぶち殺して俺がり上がる」

宮崎は話し続ける。

「6位は聞いた話だとノーマルとのことだ。 親なる同志諸君よ！ 行け！ 今こそ戦いに備える時だ。」

宮崎はそうぶとさっきまでの靜かさは噓のように周りはぶ。

その後宮崎からのチームの発表があり俺と岡本を含むチームが結した。

どうやら岡本がチームのリーダーらしい。

チームが出來上がるとそれぞれ別の出口に向かい歩き出す。

「おんなじチームだな！まぁ〜よろしく頼む」

「あぁ〜そうだな」

岡本は楽しそうにそう俺にそう言うも俺は味気なく答える。

岡本を先頭に俺たちはショピングモールの出口に向かい歩き出す。

ここの何人かは死ぬとほざいていたが俺はうまく抜け出して死んだことにしよう。

いけるか？ いや！ 行くしかない！

俺はそう強く決心して俺たちのグループはモールを出た。