「俺が怖いか？」

岡本はニヤニヤと白い歯を見せながらいう

その姿はもう俺は普通の人間に見えなかった。

人間の皮を被った悪魔だ。

こいつがいつ俺の事を襲ってくるかわからない。

こいつの行はいつも訳がわからない。

「よくも8人も殺しておいて笑ってられるな」

「いいか！ よく聞け！ もう俺たちは普通に戻れねぇ〜 當たり前だよな？ 人を殺しちまってるからな。 もう1人や2人殺しても何ともおもわねぇーよ」

「悪魔が...」

「おいおい！ その言い方だと俺はお前と違うって事か？ いいや！違うね。 俺とお前は一緒さ。もう後には引けねぇーんだよ。ここの場所で死ぬか？ それとも外に出たいか？ どっちなんだ？」

「もちろん外には出たいさ...しかし」

「なら話は簡単だ。 そろそろ覚悟を決めろよ。 そんなんじゃいつ殺されてもおかしくないぞ」

岡本の言いたいこともよくわかるしかし、その為には人を殺せって事か？ いつからそんな人間の命は軽くなったんだ。 何でそんな簡単に殺せる。 俺にはそんなことできない。

しばかり黙る俺に岡本はため息をつく。

數秒しか経ってないがこの時間がとても俺には長くじた。

「まぁ〜そんな事はどうでもいい。話したいことがあるんだ。」

岡本が話を切り替える。

「今6位との渉で宮崎がドタバタしてるのは知ってるな」

「あぁそれは知ってる」

「そうか、昨日山田と接しただろ？ 知っている事を全部話せ」

岡本はそう言うと俺の事を睨む。

睨まれた俺は逆らうことができなかった。

なぜかこいつの前では、恐怖というが抑えられない。 なんとか平然さを保とうとするが恐怖がそれを拒む。

「何でお前にそんなこと言わなきゃならねぇんだ」

「おいおい！ お前は俺に仮があるだろう。監場所の警報機を切ってやったのは誰だ？ あの部屋にった痕跡を消したのは誰だ？ 念には念をと罪を他の誰かに被せたのは誰だ？」

岡本はしばかり息をあげながら強くいう

し息を深く吸うと

「俺だ。お前は俺に救われたんだ。早く知っている事を話せ」

岡本は必死に俺に語りかける。

しかし、ここで疑問が俺の中に生まれた。

なぜこいつはこんなに必死になるのだろう

俺はこいつが6位のスパイだと確信していた。

この狩で宮崎の仲間8人を殺していたから宮崎の仲間では無いのは確かだろう。

俺は勘違いしていたのか？ 6位の仲間だと確信していたがもしかしたら6位ではない誰かが裏にいる可能が高い。

俺が6位なら計畫の容をしっかりと話すからだ。 

6位は仲間に計畫を話さないほどこの岡本を信用していないのか、それとも何か違う目的があるのか？ 

しかし、山田には計畫の容をしっかりと伝えている。 もう訳がわからない。

考えても何も解決しない。

明らかに報がなすぎる。

「いいぜ。でも、條件がある」

俺は岡本に提案をしてみる。

「俺が知っている事を全部話す。 でもお前は一誰の指示でいているのか？ それだけは聞かせてもらう」

岡本は、腕を組みし考えるそぶりを見せる。

「いいぜ。 面白いことになりそうだ」

そう言うとまた不気味に笑い白い歯をチラつかせる。