《シャドウアクティビティ》第33話 6位參戦
「あ? 誰だお前?」
宮崎が見知らぬ男を睨む。
「おいおい、お前は取引相手の顔も知らずに取引をしようとしていたのか? 俺は6位稲熊司だよ」
この見ず知らずの男は6位の稲熊司という名前らしい。
しかしこの男いつからここにいた?
俺と宮崎の戦闘中からずっといたのか?
いや、気配すらじなかった。
俺がただ単に周りに気づいていなかっただけだろう。
しかし、この宮崎の反応は宮崎自も気がついていなかったってことか?
なんにせよこいつは只者ではないと俺の本能がい立つ。
逃げなければ..
俺は立ち上がろうとする
「おい、そこをくなよ。死ぬぞ!」
稲熊がそう呟くと
宮崎は稲熊の方に瞬間移をする。
宮崎は行を読んでいたかのように避ける
「テメェが6位か? ここで死ねぇ」
宮崎は稲熊めがけて凄まじい速度でパンチを繰り出す。
「おいおい、これだからエスパーって奴は」
しばかりやれやれと呆れた態度を取りつつも宮崎の攻撃を紙一重で避けていく。
「刀を抜くまでもない」
稲熊が宮崎の右足めがけて蹴りを放つ。
「うぐぅぅぅ」
攻撃を食らった宮崎は怯む様子を見せると後ろに瞬間移をする。
「面白い能力だな? 」
「クソが。ノーマルのくせに余裕な態度を取りやがって」
宮崎は左ポケットから小さな機械を取り出す」
「何のつもりだ?」
「お前が取引時間を無視して山田を取り返しにくることなんて想定済みなんだよ。この機械で待機させている50人ほどの連中を呼びお前をぶっ殺してやるよ」
宮崎がボタンを押すと稲熊のポケットからアラームがなる。
「あー?それを押したらこのアラームがなるって仕組みってわけか」
「な、何でお前がそれを...」
「これ? さっきそのお前が言う待機させている連中らを俺が潰してきた。」
「ば、バカな。50人は待機させていたはずだぞ」
「お前は俺を誰だと思っている? 俺は6位だぞ。 舐められたものだな」
「お前? 本當にノーマルか?」
「あぁ、俺はお前のような特殊な能力は持ってない。 でも、お前との経験の差は歴然だ。」
「クソが!」
宮崎は瞬間移を稲熊を囲むかのようにいろんな角度から仕掛ける。
俺も目で追うのが一杯だ。
「おいおい。んなところから出てきて忙しい奴だな。それで俺にプレッシャーや混をさせるつもりか?」
「死ねや!」
稲熊の背後に現れた宮崎は瞬間移の勢いで稲熊の頭を狙う。
「無駄だ」
稲熊は宮崎の方向とは逆の方を見ているのに宮崎の攻撃を避け肘を繰り出す。
肘打ちを食らった宮崎は顔を抑え倒れる
「もうおしまいか?」
そう言い宮崎の方を向く稲熊
「お前バケモンかよ」
「おいおい、バケモンとは俺の事を言ってるのか? そのでまだ俺に挑むのか?」
宮崎のはもう何倍にも筋が増量されているた。 その姿はまるでもう重車両と例えるのが一番だろう。
俺は二人の戦闘を座ってみているしかできなかった。
【書籍発売中】【完結】生贄第二皇女の困惑〜敵國に人質として嫁いだら不思議と大歓迎されています〜
【書籍版】2巻11月16日発売中! 7月15日アース・スターノベル様より発売中! ※WEB版と書籍版では內容に相違があります(加筆修正しております)。大筋は同じですので、WEB版と書籍版のどちらも楽しんでいただけると幸いです。 クレア・フェイトナム第二皇女は、愛想が無く、知恵者ではあるが要領の悪い姫だ。 先般の戦で負けたばかりの敗戦國の姫であり、今まさに敵國であるバラトニア王國に輿入れしている所だ。 これは政略結婚であり、人質であり、生贄でもある。嫁いですぐに殺されても仕方がない、と生きるのを諦めながら隣國に嫁ぐ。姉も妹も器量も愛想も要領もいい、自分が嫁がされるのは分かっていたことだ。 しかし、待っていたのは予想外の反応で……? 「よくきてくれたね! これからはここが君の國で君の家だ。欲しいものがあったら何でも言ってくれ」 アグリア王太子はもちろん、使用人から官僚から國王陛下に至るまで、大歓迎をされて戸惑うクレア。 クレアはバラトニア王國ではこう呼ばれていた。——生ける知識の人、と。 ※【書籍化】決定しました!ありがとうございます!(2/19) ※日間総合1位ありがとうございます!(12/30) ※アルファポリス様HOT1位ありがとうございます!(12/22 21:00) ※感想の取り扱いについては活動報告を參照してください。 ※カクヨム様でも連載しています。 ※アルファポリス様でも別名義で掲載していました。
8 73【書籍化作品】離婚屆を出す朝に…
書籍化作品です。 加筆修正した書籍のほうは、書店での購入は難しいですがネットではまだ購入できると思いますので、興味を持たれた方はそちらも手に取って頂ければ嬉しいです。 こちらのWEB版は、誤字脫字や伏線未回収の部分もあり(完成版があるので、こちらでの修正は行いません。すみません)しばらく非公開にしていましたが、少しの間だけ公開することにしました。 一か月ほどで非公開に戻すか、続編を投稿することになれば、続編連載の間は公開します。 まだ未定です。すみません。 あらすじ 離婚屆を出す朝、事故に遭った。高卒後すぐに結婚した紫奈は、8才年上のセレブな青年実業家、那人さんと勝ち組結婚を果たしたはずだった。しかし幼な妻の特権に甘え、わがまま放題だったせいで7年で破局を迎えた。しかも彼は離婚後、紫奈の親友の優華と再婚し息子の由人と共に暮らすようだ。 思えば幼い頃から、優華に何一つ勝った事がなかった。 生まれ変わったら優華のような完璧な女性になって、また那人さんと出會いたいと望む紫奈だったが……。 脳死して行き著いた霊界裁判で地獄行きを命じられる。 リベンジシステムの治験者となって地獄行きを逃れるべく、現世に戻ってリベンジしようとする紫奈だが、改めて自分の數々の自分勝手な振る舞いを思い出し……。 果たして紫奈は無事リベンジシステムを終え、地獄行きを逃れる事が出來るのか……。
8 186クラス転移キターっと思ったらクラス転生だったし転生を繰り返していたのでステータスがチートだった
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