《シャドウアクティビティ》第34話 限界突破

宮崎はの一部しか強化できないはずだ。

なのになぜあんなが大きくなる。

「もう、本気を出すしかねぇな」

宮崎も俺との戦いでかなりキズを負っているなのになぜあんなにけるのか

やはりあいつはかなり強い。

「お前? 限界超えてるな? 死ぬぞ」

「黙れ!」

宮崎は稲熊に向かいパンチを繰り出す。

軽々と稲熊はパンチをける

「俺には時間がない。 1日を生きる事で一杯なんだ。 3位に首元に鎌を添えられているんだよ」

「そうかよ。 もうそこで休んでろ」

稲熊は宮崎の攻撃を避けつつ元から小さなナイフを取り出す。

「そんなオモチャで俺を倒せるのか?」

「ああ、當たり前だ」

稲熊のは宮崎のパンチを紙一重のタイミングで避けナイフを突き刺す。

宮崎は右のストレートを繰り出した。

右の筋力はもう何倍にも膨れ上がり刃など普通なら通るはずがない。

しかし、稲熊は能力により強化されている右の手に、向かいナイフを振り下ろす。

「ダメだ...それじゃ奴には聞かな...」

俺がか細い聲でそう呟こうとすると

「あぁぁぁぉぁぁ」

宮崎が右手を抑えもがく姿をこの目ではっきりと見ることができた。

「なんでだ? あいつの能力は各部位の強化右で攻撃をしたってことはもう刃など通るはずがない」

「あぁ、たしかにこいつの能力は各部位の強化だ。しかし今は完全に限界を超えてる。腕一點だけ強化すればこのナイフも完璧に折れてただろう」

「どうゆう事だ?」

俺が不思議そうな顔をしているのが稲熊に伝わったのか稲熊はクスリと笑う。

「つまり一點だけ強化すれば強度と力は100%の力を発揮できる。 しかし奴は今を強化しだいぶ無理をしてる恐らく腕一點だけの強度と力は今奴にはない」

「だからナイフの先にし塗ってある神経麻痺の毒を奴のしでもれることができれば奴のきを止めることができる」

稲熊..いや、6位はそういったがそんな事狙ってできるのか?

しかもこの短時間で宮崎の能力を見極めてそんな事が可能なのか?

「くそが〜 絶対にぶっ殺してやる〜」

「もうお前の負けだ。やめておけ」

稲熊は俺の方に近づいてくる。

「テメェー無視するんじゃねぇよ」

宮崎も稲熊の後を追うようにゆっくりとついてくる。

「立てるか?」

稲熊は俺に手を差し出してくる。

「おい。いいのか? 後ろ!後ろ!」

俺がそう言った時にはもう宮崎は右のパンチを繰り出そうと構えていた。

その腕は俺との戦闘の時と比べかなり右の筋だけが膨れ上がっていた。

「ああ、もうあいつは限界だ」

すると宮崎は制を崩し倒れた。

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