《見える》どうしても

ニャーニャーニャー

う〜んトラなぁ〜に?お腹すいたの?まだ早いよ!もうし寢かせてお願い、、、

ニャ〜ニャ〜ニャン

もう〜どうしたの、?

くすぐったい、、、ふふふ

((ありがとう!大好き!))

えっ、トラなの?トラが言ったの?

あっ、待って何処?何処に行ったの?トラ!トラ!!トラ!!

(はっ、夢?)由月は手をばして飛び上がった。

どうしたの?大丈夫?

も慌てて起きた。

夢を見たのトラの!いつもの様に甘えて來て、でも私夢の中でも寢てて、姿は見えなくて、、

ありがとう、大好きって聞こえて來て、、喋れないのに、、でもトラが言った様な、、

貓ちゃんだよ!

えっ、

昨日、貓ちゃんが、チカラかしてくださいって、言うって言うか、気持ちが伝わるじってゆうのかなぁーゆづじ取りにくいから、多分私といる事で、じやすくなったんだと思うのよねー私もまぁ〜それに賭けてみた訳、ゆづにどうしても伝えたかったんだと思うの!

由月は、大粒の涙を流しながら、玲に抱きついた。そして玲の顔を見つめて、

お願い、お願い!どうしても見たいの!逢いたいの!!私に玲のチカラを貸して!貸してください!お願いします。トラや、、パパやママに逢いたいの!!お願いします!お願いします!お願いします!!

由月はベッドから降りると、何度も何度も頭を床につけて玲にお願いした。

(困ったなぁ〜でも、、、なんだろう、、この気持ち、。こんな風にこんな顔でお願いされたら、、斷れないよ、、、それに、、)

わかった、わかったから、頭上げて!

 

ベッドから降りて由月の手を取り

もう〜おでこ真っ赤だよ、、

赤くなったおデコをなでながら、

由月の霊が目覚める様、私に出來る事があるなら、チカラになるから、、だからもう泣かないで!

そう言うと玲は由月をぎゅーっと抱きしめた。そして、

ゆづの霊アップ大作戦だねーふふ

と耳元で囁いた。

ありがとう!ありがとう玲!!

由月もぎゅーっと、抱きしめ返した。

さぁ!まだ早いから、もうし寢ていい?

あっ、ごめんなさい起こしてしまって、

あとで、どうすれば霊アップするか、朝ごはん食べながら考えよっ!

あ、朝ご飯は私に作らせてください!

ほんと!やった!

あっ、霊アップの事だけど、余り危ないのは無しね。見えたりじたり出來ても、私師見たいに祓えないからねー

はい!わかりました。よろしくお願いします。

2人は、又布団に潛り込んだ。先にスヤスヤと寢息を立てたのは、ゆづだった。

頬は、桜の花が咲いた様に、薄くて淡いピンクに染まり、は、薄紅いろの椿の花が咲いた様に赤く染まって、まるで天が眠っているかの如く、、その寢顔を見つめながら玲は、

(さて、どうする?、、、やっぱり、この香りは、、、間違いない!)

何かを確信した。

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