《オバケYouTuber》ご対面 1

あれ!?俺、、電気消し忘れて、、、ん?

はぁっ、、、誰?ん?

夜バイト帰り、この頃引っ越した8階建ての高級マンション!

123456階の左端、、やっぱ俺の部屋だよねー、、、人影が見える、、、俺視力には自信ある!間違えない!泥棒か?!

俺は慌てて走った。

だが、走りながら頭をよぎったのは、幽霊の存在だ!

いつも、、毎日、ミシミシ、ガタガタ、ドンドン、テレビや照明が付いたり切れたりと、幽霊は居ますアピールが凄くて、まぁーやっぱいるんだ、、幽霊、、。信じる派になった訳なんだけど、何でかなぁ〜俺って変わってるのか、、怖くないんだよなぁ、なんかされた訳でもないしね。

玄関のドアの前まで著いて確信した。オートロックだし、カードキーだし、6階だし、泥棒ってのはないな、、走って疲れた。

はぁー、バイト掛け持ちで今日は土曜日だぞ!どれだけハードな1日だったと思ってンダ!めちゃくちゃムカつきながら部屋にると、真っ暗??、、、俺のムカつき度マックス!!

「おい!いい加減にしろよ!!こっちは疲れてんだよ!コソコソすんじゃねーよ!さっきまで電気付けてたんなら、俺が帰って來たんだから、付けて出迎えろよ!ふざけた事ばかりしてると、お祓いしてもらうぞ!!」

自分でも笑えるくらいに支離滅裂なのはわかっていたが、どうしてもなんか文句が言いたくて仕方がなかった。すると、、

パァーッ

あ、電気付いた、、、

「あ、、、ありが、、とう、、ただいまー」

って言ってしまった。そして、

「あのさ、ちょっと話さないか」

って、、言ってしまった。うーなんでかなぁ、、、変死してたが何か俺に伝えたい事があるんじゃないのか、悪い霊じゃないかもしれない、なんて思えて、、

俺はソファーに座ると

「姿とか見せれる?ってか、、俺でも視える?」

すると、、、照明が點滅

「視えるんだね。、、嫌じゃないなら話そうよ!

まぁー、、一緒に住んでるんだしさー」

そう言うと、俺も自分のを押さえて大きく深呼吸し息を呑んだ。だってやっぱ幽霊だから、漫畫みたいに可こちゃんが出るとは限らない、マジ幽霊が出たらやっぱいくら俺でも怖いだろうし、、

すると、ゆらゆら目の前の空気が、炎の様に揺らめいて彼が現れた。

「あ、、、あ、、、あ、、、、マジかー」

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