《地獄流し 〜連鎖の始まり編〜》一章幕 第1話 後編 『憎いイジメっ子に復讐を…』
私は普通に家に帰った。
アイツら今頃どうしてるんだろ?
まあいいや。
「今日はなんかスッキリしたな〜っ!」
「おい志保っ!!」
あれ?お父さん?何で?
今日は仕事の日なのに…何で?
「どうしたの?お父さん。」
それに顔がしこわばってる。
ただ事じゃない予がするな…。
「母さんが…っ!今救急車で運ばれて…今から一緒に病院に行くぞっ!」
「えっ……。」
噓でしょ?
『復讐の代償に貴方の1番大切なものを貰うからねっ。』
ああ…私の1番大切なものは”お母さん”だったんだ…。
もう契約は完了されてる。
今からではもう遅い。
(なんて事をしたんだ、私は…。)
【復魔 彩サイド】
『貴方はあの苦しみから逃れる事に功したんだよ?どうして貴方は悲しんでるの?』
結局主犯格の人が學校で子に酷いイジメをやった事が親にバレ、停學処分程度になっちゃったけど…まあそれぐらいじゃあ済まないよね〜。
【電子書籍化】殿下、婚約破棄は分かりましたが、それより來賓の「皇太子」の橫で地味眼鏡のふりをしている本物に気づいてくださいっ!
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簡単に自己紹介をしておこう。 俺は、高校生だ。確かに、親父に騙されて、會社の取締役社長をやっているが、俺だけしか・・・いや、幼馴染のユウキも社員になっていた・・・と思う。 俺の親父は、プログラマとしては一流なのだろうが、面倒なことはやらないとという変わり者だ。 そんな親父に小學生の頃から、プログラムやネットワークやハードウェアの事を叩き込まれてきた。俺が望んだと言っているが、覚えているわけがない。 俺が、パソコンやネットワークに詳しいと知った者からお願いという名の”命令”が屆くことが多い。 プログラムを作ってくれとかなら、まだ話ができる。パソコンがほしいけど、何がいいくらいなら可愛く感じてしまう。パソコンが壊れた、辺りの話だと、正直何もできないことの方が多い。 嫌いな奴が居るからハッキングしてくれや、元カノのスマホに侵入してくれ・・・犯罪な依頼も多い。これは、”ふざけるな”斷ることができるので気持ちが楽だ。それでも引き下がらない者も多い。その時には、金銭の要求をすると・・・次から話にも來なくなる。 でも、一番困るのは、”なんだだかわからないけど動かない”だ。俺は、プロでもなんでもない。 ただただ、パソコンが好きで、電脳世界が好きな”一般人”なのです。 そんな”一般人”の俺に、今日も依頼が入ってくる。
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