《ヤメロ【完】》2
自宅が一番落ち著くから。という理由で、趣味である映畫鑑賞でさえ専もっぱら自宅で済ませてしまう俺が、その日映畫館の前で足を止めたのは今にして思えばほんの偶然だったのかもしれない。何となく目に付いた。それだけだった。
歩道に面した壁にられた一枚のポスター。
それは、一面が黒一でその中央に白い文字で【スナッフフィルム】と書かれただけのとてもシンプルなものだった。
なんだこれ……?
初めてそのポスターを見た俺の想はそんなものだった。
ポスターをり出しているビルをよくよく見てみれば、どうやらここは映畫館らしい。ということは、ここで上映中の作品なのだろうか?
「聞いたことないな……」
改めて目前にあるポスターを見つめた俺は、ポツリと小さく聲をらした。
知らないタイトルはない。というぐらいに大のホラー映畫好きであると自負している俺は、その見慣れないタイトルに至極興味をそそられた。
勿論、『スナッフフィルム』という言葉の意味ぐらいは知っている。ホラー好きなら誰しもが一度は聞いた事があるはずだ。
娯楽用途に流通させる目的で撮影された実際の殺人映像。そんなものが本當に実在するのかは定かではないが、あったとして、こうして映畫として流通しているなんて事はまずないだろう。
俺だって、はなからそんな期待はしていない。
実際の殺人映像か……。きっとPOV方式だろうな。
最近ではフェイクドキュメンタリー作品もなくはなく、POV方式で撮影された映畫も珍しくはなくなった。
ただ単純に、俺は知らないタイトルに興味を惹かれただけだった。
【書籍化・コミカライズ】手札が多めのビクトリア〜元工作員は人生をやり直し中〜
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8 173【書籍化】捨てられた妃 めでたく離縁が成立したので出ていったら、竜國の王太子からの溺愛が待っていました
★ベリーズファンタジーから発売中です!★ 伯爵令嬢ロザリア・スレイドは天才魔道具開発者として、王太子であるウィルバートの婚約者に抜擢された。 しかし初対面から「地味で華がない」と冷たくあしらわれ、男爵令嬢のボニータを戀人として扱うようになってしまう。 それでも婚約は解消されることはなく結婚したが、式の當日にボニータを愛妾として召し上げて初夜なのに放置された名ばかりの王太子妃となった。 結婚して六年目の嬉しくもない記念日。 愛妾が懐妊したから離縁だと言われ、王城からも追い出されてしまう。 ショックは受けたが新天地で一人生きていくことにしたロザリア。 そんなロザリアについてきたのは、ずっとそばで支え続けてくれた専屬執事のアレスだ。 アレスから熱烈な愛の告白を受けるもついていけないロザリアは、結婚してもいいと思ったらキスで返事すると約束させられてしまう。しかも、このアレスが実は竜人國の王子だった。 そこから始まるアレスの溺愛に、ロザリアは翻弄されまくるのだった。 一方、ロザリアを手放したウィルバートたちは魔道具研究所の運営がうまくいかなくなる。また政務が追いつかないのに邪魔をするボニータから気持ちが離れつつあった。 深く深く愛される事を知って、艶やかに咲き誇る——誠実で真面目すぎる女性の物語。 ※離縁されるのは5話、溺愛甘々は9話あたりから始まります。 ※妊娠を扱ったり、たまにピンクな空気が漂うのでR15にしています。 ※カクヨム、アルファポリスにも投稿しています。 ※書籍化に伴いタイトル変更しました 【舊タイトル】愛されない妃〜愛妾が懐妊したと離縁されましたが、ずっと寄り添ってくれた専屬執事に熱烈に求婚されて気がついたら幸せでした〜 ★皆さまの応援のおかげで↓のような結果が殘せました。本當にありがとうございます(*´ー`*人) 5/5 日間ジャンル別ランキング9位 5/5 日間総合ランキング13位
8 96星の家族:シャルダンによるΩ點―あるいは親友の子を引き取ったら大事件の連続で、困惑する外科醫の愉快な日々ー
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8 176クリフエッジシリーズ第三部:「砲艦戦隊出撃せよ」
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8 118蒼空の守護
蒼総諸島が先々帝により統一されてから百十余年、宮家間の軍拡競爭、対立がありながらも「蒼の國」は戦いのない平穏な日々が続いていた。危ういバランスの中で保たれてきた平和の歴史は、1隻の船の出現によって大きく動き始める。激動の時代の中を生きる、1人の姫の數奇な人生を描く長編大河小説。
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