《シェアハウス【完】》14
「……あっ! ねぇ、真紀の住んでる家ってどこにあるの? 私ちょっと話してみるよ、靜香さんと。話せば安全かどうかわかるし」
「あ……家は教えられないの」
「え? ……何で?」
「靜香さんがね、持ち家だから自分の知らない人に個人報話してしくないって」
「……わかった。じゃあ探すよ。真紀から聞かなきゃいいんでしょ? なら自力で探す」
「えっ!?」
香澄の突拍子もない発言に驚く。
「ここから徒歩十分だって前に言ってたよね? 真紀の帰る方向は知ってるし大丈夫。……うん、探せるよ」
自信満々に話す香澄に、思わず唖然とする。
「家の特徴だって前に真紀に聞いたし。絶対に見つける自信あるよ。私が勝手に見つけちゃったなら問題ないでしょ? 」
「そこまでしなくても……大丈夫だよ」
「何言ってんの?! 絶対変だよ、その靜香さんて人! 私が會って見極めてやるんだから!」
の前で腕組みをした香澄は、そう言って息巻いた。
「家賃三萬だってさ、もしかしたらの子目當てかもしれないよ?! 相手がの人だからって安心しちゃいけなかったんだ……あーっもう! 私のバカ!!」
ロッカーから取り出した荷を雑に纏まとめた香澄は、「じゃあ、早速今日探してくるから! バイト頑張ってね」と足早に去って行く。
「あっ……!」
止める間もなく去って行ってしまった香澄。
パタンと閉じる扉を眺めながら、大丈夫だろうか……?と心配になる。
追いかけたいのは山々だが、早番の香澄に対して今日の私は遅番のシフト。
先程バイトが終わった香澄とれ違いで、私は今からバイトなのだ。
あと八時間……。
「とりあえずバイトが終わったら連絡してみよう……」
自分のロッカーに鍵を掛けると、私はポツリと小さく呟いたーー。
りんご
とある先輩と後輩と林檎の話
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8 95天使転生?~でも転生場所は魔界だったから、授けられた強靭な肉體と便利スキル『創成魔法』でシメて住み心地よくしてやります!~
その力を使って魔界を住み心地良くしようと畫策するも舞臺は真っ暗で外気溫450℃の超々灼熱の大地。 住み心地は食からと作物を作り出そうとするも高溫で燃え盡きてしまう。 それならと燃える木を作るが、収穫した実も燃えてました! 逆転の発想で大地を冷卻しようと雨を降らせるも、その結果、村の水沒を招いてしまうも、それを解決したそのひたむきさが認められ何と領主に擔ぎ上げられてしまう! その後村のために盡力し、晝の無いところに疑似太陽を作り、川を作り、生活基盤を整え、家を建て、銀行を建てて通貨制度を作り、魔道具を使った害獣対策や収穫方法を數々考案し、村は町へと徐々に発展、ついには大國にも國として認められることに!? 何でもできるから何度も失敗する。 成り行きで居ついてしまったケルベロス、レッドドラゴン、クラーケン、元・書物の自動人形らと共に送る失敗だらけの魔界ライフ。 様々な物を創り出しては実験実験また実験。果たして住み心地は改善できるのか? ──────────────────────────────────────── 誤字脫字に気付いたら遠慮なく指摘をお願いします。 また、物語の矛盾に気付いた時も教えていただけると嬉しいです。 この作品は以下の投稿サイトにも掲載しています。 『ノベルアップ+(https://novelup.plus/story/468116764)』 『小説家になろう(https://ncode.syosetu.com/n4480hc/)』 『アルファポリス(https://www.alphapolis.co.jp/novel/64078938/329538044)』
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