《首吊り死が呪う村、痣のスミレの狂い咲き》神は何か
千姉さんは最後にそう言うと、小走りで結姉さんの所へ行ってしまった。
千姉さんが言いたかったのは、誰かが殺人をしているかもしれないと言うことだろう。
可能があるとすれば竹園家か梅園家の誰かだけど、どちらにせよ自分の家の人が亡くなっている。
それに、殺人だなんて……考えたくもない。
もしかしたら皆もどこかで殺人を疑っていながら、それを信じたくなくて縄垂らしだと言い聞かせているのかもしれない。
でも……。
僕が見たあれは、間違いなく縄垂らしだった。
その姿を誰かに見せる為に人がやっていた……?
駄目だ、頭がもやもやする。
取り敢えずこのことを考えるのはやめよう。
「あ、あの、こうじゅさん」
「えっ! あ、はい、何ですか?」
スミレさんの存在をすーっかり忘れてしまっていた。申し訳ない。
「多くの場合……拝殿には神は祀られていないようなんです」
「は、はあ」
「紫首神社は拝殿の裏に桃園家があって……そして紫霊峠があり、花畑があり、その裏にお墓が……ありますよね」
スミレさんが控えめに、けれども珍しくハッキリと喋っている。
「神は何なのでしょうか?」
「あ、拝殿に無いなら墓の後ろに神があるはずですよね。……僕は見たことがないですけど」
するとスミレさんは俯く。
「しこうべって……紫に首と書きますよね」
「はい」
「噂では神社への參拝を怠ると縄垂らしがやって來るとか……」
「ああ、そうでしたね」
「紫の首になど、普通にしていればならないと思うんです。例えば……その……」
首を、締めるとか……?
スミレさんがちらりとこちらを見る。同じ考えなのだろう。最後まで言わずに、口を閉じた。
しすると、スミレさんがおもむろに喋り始めた。
「紫首神社の名前の由來と縄垂らし、それと私の目ののことが何処かで繋がっている気がするんです」
チート能力を持った高校生の生き殘りをかけた長く短い七日間
バスの事故で異世界に転生する事になってしまった高校生21名。 神から告げられたのは「異世界で一番有名になった人が死ぬ人を決めていいよ」と・・・・。 徐々に明らかになっていく神々の思惑、そして明かされる悲しい現実。 それら巻き込まれながら、必死(??)に贖い、仲間たちと手を取り合って、勇敢(??)に立ち向かっていく物語。 主人公の嘆き 「僕がチートって訳じゃない。眷屬がチートなだけ!僕は一般人!常識人です。本當です。信じて下さい。」 「ご主人様。伝言です。『はいはい。自分でも信じていない事を言っていないで、早くやることやってくださいね。』だそうです。僕行きますね。怒らちゃうんで....」 「・・・・。僕は、チートじゃないんだよ。本當だよ。」 「そうだ、ご主人様。ハーレムってなんですか?」 「誰がそんな言葉を教えたんだ?」 「え”ご主人様の為に、皆で作ったって言っていましたよ。」 「・・・・。うん。よし。いろいろ忘れて頑張ろう。」 転生先でチート能力を授かった高校生達が地球時間7日間を過ごす。 異世界バトルロイヤル。のはずが、チート能力を武器に、好き放題やり始める。 思いつくまま作りたい物。やりたい事をやっている。全部は、自分と仲間が安心して過ごせる場所を作る。もう何も奪われない。殺させはしない。 日本で紡がれた因果の終著點は、復讐なのかそれとも、..... 7日間×1440の中で生き殘るのは誰なのか?そして、最後に笑える狀態になっているのか? 作者が楽しむ為に書いています。 注意)2017.02.06 誤字脫字は後日修正致します。 読みにくいかもしれませんが申し訳ありません。 小説のストックが切れて毎日新しい話を書いています。 予定としては、8章終了時點に修正を行うつもりで居ます。 今暫くは、続きを書く事を優先しています。 空いた時間で隨時修正を行っています。 5月末位には、終わらせたいと思っています。 記 2017.04.22 修正開始 2017.02.06 注意書き記載。
8 61小さき蒼雷の魔法使い
ある日、部屋で寢ていた少年がいた。次に目を覚ますとそこは見慣れぬ部屋だった... 「誘拐でもされちゃった?」 しかし、誘拐されたにしては自由すぎる...なにより身體に違和感がありすぎる!! 剣と魔法の世界に転生した少年はライガと名付けられ、世界を自由気ままに冒険して行くファンタジーです。 ※初めまして初投稿になります。 柊木凪(ひいらぎなぎ)と申します。 誤字脫字など気になったこと等コメントしていただけると嬉しいです。勿論高評価を頂けると泣いて喜びますので宜しくお願い申し上げます。 R15は保険になります。 × × × 新年明けましておめでとうございます。 新年になったついでに「柊☆黐」より「柊木凪」へ変更致します事をご報告致します。 ※深い意味はありません。 そして、今年も「小さき蒼雷の魔法使い」共々よろしくお願いします。 ※作品については改稿作業が難航していますので今しばらくお待ち下さい。
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