《シグナル・オブ・デッド》第2章 1話 荒れ果てた外の世界
ここはショッピングモール外。ゾンビが彷徨うろつき、荒野と化していた
乃亜「これ…ホントに、現実?」
斗哉「今更何言ってんだよ、自分の頬つねってみろ」
乃亜「………痛い。現実だ」
ゾンビ「ヴガァーー!」
現実確認をしている乃亜の背後からゾンビが襲いかかってきた
スパァン!
魁人がE447型ナイフで切り裂く
魁人「ゾンビはそこら中に居る。警戒を怠ったら死ぬぞ」
魁人がナイフに付いたゾンビのをナイフをシュッと空振りして落としながら言った
乃亜「わ、わかった…」
湊音「よし、行こう。とにかく、生存者を捜しながら転々と」
他の4人が頷き、歩きだした
歩く事30分。ガソリンスタンドに到著した
と、その時。ガソリンスタンドの事務所からノイズ音が聞こえてきた
ジジジジ…ジジジジ…ジジ………
斗哉「…ラジオ、か?」
乃亜「たぶん」
魁人「ちょっと見てくる」
魁人がE447型ナイフを抜いて、事務所にって行った
そして、わずか30秒後………
魁人「うああぁー!」
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魁人が悲鳴と共に走り出てきた
果萌「どうしたの!?」
湊音「何があった!?」
4人同時に、魁人が走り出てきた事務所り口に銃口マズルを向ける
魁人「な、中に…い、い、犬じゃねえ…犬が…」
果萌「…え?」
斗哉「『犬』じゃない、犬?」
グルルルル………
乃亜「!?」
湊音「犬の…唸り聲?」
尚も4人の銃口マズルは事務所り口に向けられている。すると、中から…
犬?「ワンワンワン!」
犬と思しき生が出てきた
斗哉「なんだよ、普通の犬じゃねえか…」
斗哉が溜め息混じりに言って銃口マズルを下げる。そんな中、俺は違和をじた
湊音「待て、斗哉。何か違う」
斗哉「え?」
斗哉が俺らを振り向いた、次の瞬間
犬?「グルルルル………グルルアァー!」
雄びと共に犬の頭部が縦に裂け、グロテスクな「中」がわになる
果萌「えっ………」
乃亜「ただの『犬』じゃないって事ね…」
湊音「コイツに関しては全くの初見だ。撃て!撃ちまくるんだ!」
ズダダダダ!
パハァン!パハァン!
ゾンビ犬「ヴァウン!」
ゾンビ犬は數十発の銃弾を喰らい、その場に橫転した
斗哉「………死んだか?」
斗哉が銃口マズルを向けたままゾンビ犬に近づく
と、次の瞬間
ゾンビ犬「グルルル…ヴァウ!」
グチャっと潰れた頭部が噛みついてきた
魁人「おっと!」
シュッ………サクッ
魁人がE447型ナイフで一刺する
ゾンビ犬「キュルルゥ…」
ゾンビ犬は再び橫転し、地面に溶けていった
斗哉「生命力がバケモノ級だな…魁人、コイツ以外には何も居なかったか?」
魁人「あ、ああ…何も居ない。あと、パソコン付屬の通信機があったけど…」
乃亜「通信機!?」
湊音「どうした?乃亜」
乃亜「あたし、通信機とかコンピュータはし詳しいの。運が良ければ外部と通信できるかも!」
斗哉「マジか!」
乃亜は言うが早いか、小走りでスタンドの事務所にっていった。他の4人で後を追う
カタカタカタ…と、乃亜がキーボードを弾いていた。畫面には「エラーコード:RHxx011」の文字
乃亜「あぁ、エラーコード。確か、このエラーコードだと…はぁ、『接続閉鎖』。無理かぁ」
俺達4人は全く理解できないで見守っている
果萌「乃亜、通信…できないの?」
不安げに果萌が聞いた
乃亜「プロバイダ、つまりこのコンピュータのネット接続機関が何らかの原因で今は閉鎖狀態。こっちから何かコードを送ろうとしても、そもそもその『コードのけ取り口』が閉まってる。今は、外部との連絡は無理ね」
乃亜以外4人が一斉に肩を落とす。が、乃亜は
乃亜「接続閉鎖…プロバイダが使えない…プロバイダは元はと言えば誰かによって作られたモノ…ネット接続がされていなくても、こっちからプロバイダを作ればネット環境の設定も同時並行で行わなきゃいけない…そうだ!」
果萌「乃亜、何か思いついたの?」
乃亜「そう!『コードのけ取り口』が閉まってるなら、作っちゃえばいいんだ!プロバイダのセキュリティって実はピンキリで、中學生が作ったっていう過去もあるの!」
カタカタカタ………と、早速キーボードを弾きながら乃亜が口早に説明した
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