《シグナル・オブ・デッド》第2章 4話 船の確保へ

デッドプリンセスに會って16時間。俺達はもう1晩をガソリンスタンドの事務所で明かし、これからガソリンスタンドを発ってここ、宮後みやうしろ區から檜並ひのなみ區の漁港へ向かう。漁船でアメリカへ渡る予定なのだ

デッドプリンセス「みんな、おはよう。よく眠れたかしら?」

湊音「まあまあ、かな」

乃亜「あたしは…うーん…」

斗哉「ぐっすり眠れたよ」

果萌「ウチもー」

魁人「俺は…」

乃亜「魁人は1番よく寢たよねー」

魁人「うるさい。悪かったな、なくて‪w」

デッドプリンセス「あら、魁人は寢坊助さんなのね」

デッドプリンセスがクスクスと笑う

実は昨夜、ウェスキンスの話を聞いてからデッドプリンセスが俺達に好意的に話しかけてきた。そのけ答えをしていくうちに仲良くなり、今はこのようにタメ口にすらなりつつある

デッドプリンセス「じゃあ、早速だけど準備してもらっていい?」

湊音「おう、何をすればいいんだ?」

デッドプリンセス「まず、そこのデスクの下から2番目の引き出しを開けて。手首に付ける型の小型通信セットとBluetooth仕様のイヤホンがあるわ。確か、丁度5人分あるはず」

斗哉「これか?」

斗哉が引き出しを開け、小型通信機とBluetoothイヤホンを1個ずつセットにして取って見せた

デッドプリンセス「そうよ。5人とも、手首と片耳に付けてちょうだい。使い方の説明をするから」

指示をけて、5人が各々の手首に裝著する

デッドプリンセス「付けたかしら?じゃあ、通信機晶の右上の『Power』のボタンを押して。小型晶がったら、自分の人差し指を畫面に押し付けて。指紋設定ができるから」

指示通りに『指紋設定』を完了する

湊音「おっけぃ」

果萌「できたよ」

斗哉「かんりょー」

乃亜「次は?」

魁人「何をすればいい?」

デッドプリンセス「後は何もしなくて大丈夫。私が個々の通信機のプロバイダに侵はいって、ナビゲーションするから。みんな武を持って、出発してちょうだい。気をつけて」

5人「わかった。行ってきます」

こうして、俺達はガソリンスタンドを出発した。檜並區の漁港へ向かう

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