《シグナル・オブ・デッド》第2章 7話 海上戦

パシャン!パシャン!パシャン!

奴らは一斉に飛びかかってきた。大きく口を開けて向かってくる

魁人「よしきた!」

シュピン!スパァン!

魁人がE447型ナイフで魚ゾンビを文字通り「捌いて」いく。俺らも各々の銃で応戦する

パハァン!パハァン!

ズダダダダ……

ドォン!ドォン!

無我夢中で撃ちまくる。だんだん魚ゾンビの飛んでくるスピードが遅くなってきた。數が減ってきたと踏んだ魁人が

魁人「伏せろー!」

んだ。魁人以外4人がしゃがむと同時に、ヒュン!と何かが海に飛んでいった

水面にれた途端にソレは、ドォーン!と音を立てる。すると、魚ゾンビの群れがピタッと止んだ

乃亜「魁人、何投げたの?」

魁人「手榴弾だよ。コイツをれた、ね」

笑顔でそう言うと、5リットル程のポリタンクを取って見せた

果萌「なあに?それ」

果萌が代表して聞く

魁人「俺の鼻が思うに、これは腐油ふゆ。腐油は『化學が生み出した破壊者デストロイヤー』とも呼ばれるモノ。その名の通り、腐った重油そのもの。あの伝説の化學者、ホイットニー・ルーロンが見つけたとされてる。『あらゆる種のを溶かす』事で、化學界では有名なんだ」

湊音「けど、なんでそんなモノがこの船に?」

俺が最もな疑問をぶつけた。すると、魁人はあっさりと

魁人「たぶんこの船は、モノは良いんだけれどあまり使われていなかったんだろ。処航海の時に當時のこの船の船長が、念の為に予備の燃料として重油を積んだ。が、しかし。この船は処航海を含めて片手で數えられるほどしか使われなかった。結果、予備に積まれた重油は使われることなく腐り、こうして俺らが『腐油』として今使った。そんな所かな?」

と、自己推理も含めて説明した

乃亜「すごい…魁人、推理もできんだね」

魁人「まあ、船に関することなら任せて」

魁人が鼻を鳴らせて言った

斗哉「すげぇな、この腐油って」

魁人「俺を褒めろーい」

魁人がずっこけて、斗哉の背中を叩く

湊音「ま、ひと段落したんだし。アメリカに向かおう」

他の4人が頷き、魁人が再び舵を握って

フォォォーーーーーン!

と、警笛を鳴らした

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