《シグナル・オブ・デッド》第4章 5話 ペット部屋の主
扉を開けると、そこは15畳程の部屋になっていた。特に機やら本棚やらがある訳ではない。しかし、部屋の奧の扉の傍そばにただ1つ。無駄に大きな檻が、凄まじい存在を放っている。檻の柵の真ん中よりし上くらいの位置に「Ягласа(ジャグラス)」という表札が下がっていた
斗哉「『ジャグラス』って、ウェスキンスのペットか何かなのか?」
乃亜「そうなのかな…外國のペットって、日本より躾しつけがしっかりされてるから、呼んだら反応するかも…よし。Ягласа!Эй! Ягласа!」
乃亜が『ジャグラス』の名をロシア語で呼ぶ。すると…
?「ヴゥン…」
檻の中で何やら黒いが起き上がった。恐らく、『ジャグラス』だろう
乃亜「よかったぁ、反応した!До встречи!ダブストレィーチ!Ягласаヤグラァサ、
Здесьズィディーシ!」
乃亜が聲を明るくして、ジャグラスを更に呼ぶ。すると、『ジャグラス』の姿が檻越しにわになった
乃亜「Ягласаヤグラァサ、Хороший мальчик,…えっ」
それまで明るく流ちょうにロシア語で話しかけていた乃亜の笑顔が消え、ロシア語が止まった。異変をじ取って、俺達も同じように檻を覗く。そこに居たのは………
ジャグラス「ワンワンワンワン!グルルルル………」
5人「!?」
湊音「こ、こいつ…」
果萌「犬は犬だけど…」
魁人「俺らの知ってる『犬』じゃねぇ…」
斗哉「噓だろ…何で、ギリシャ神話の生きが…こんな所に…」
そう、『ジャグラス』の正。それは、ギリシャ神話の中にしか存在しないとされている、3つの頭を持つ犬、『ケルベロス』だった
ジャグラス「グルルルル…ワンワンワン!」
ジャグラスは俺達に數回吠えると、3つの頭でいとも簡単に檻をこじ開け、外に出てきた。噛み付かれそうになって、慌てて後ろに下がる
魁人「どうやら、引く気は無いみたいだな」
斗哉「殺る気も満々ってか」
乃亜「しょうがない、殺る?」
果萌「えぇー…ホントに…」
湊音「まあ、俺らが殺られたら元も子も無くなるからな」
ジャグラス「ウオォーーーン!」
ジャグラスが「ケルベロス」ならではの三重奏で狼のような雄びを上げた
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