《シグナル・オブ・デッド》第4章 8話 『死神』狩り

ヴェルデューゴ「ヴガアァーーー!」

ヴェルデューゴはびとともに俺達にその鋭利な爪を振り下ろしてきた。全員無事に避けたが、なんせ弱點が分からないのでただ撃つ事しかできないで居る

すると、魁人が

魁人「そうだ!ヴェルデューゴは確か、ゲーム上生學的には硫化アルミニウムが主分のはず…なら、火を付ければ燃えやすい!何か火になるようなは…」  

と言って、燃えやすいを探し出す。すると、斗哉が

斗哉「これはどうだ?」

と、ガスバーナーを手に取った。皮なようだが、ファラリスの雄牛の焚き火用だろう

魁人「それだ!乃亜、コレを銃口マズルに添えてミニガンを撃って!」

乃亜「え、ええ!?分かった…」

乃亜が指示通りに、バーナーを銃口マズルに添えてM134のトリガーを絞ると…

乃亜「え!?」

湊音「うわぁ…」

果萌「凄い…」

斗哉「も、燃えてる…」

魁人「ふぅー…即席火炎放功ー…」

そう。乃亜がトリガーを絞った途端、ガスバーナーのガスがミニガンの僅かな火花に引火して、小型火炎放の様になったのだ。乃亜が銃口マズルをヴェルデューゴに向けて、より思い切りトリガーを絞る

ブオォーーーン!

ヴェルデューゴ「グギャアアァァァーーー!グルルルル…」

ヴェルデューゴは長い唸り聲を上げると、燃えて無くなった

乃亜「あちちち!」

乃亜が銃口マズルに添えて持っていたガスバーナーを離す。ガスタンクの部分がこれ以上無いくらいに、真っ赤になっていた

魁人「もうし時間がかかってたら発してたかもな。乃亜、ナイス」

と、魁人が乃亜に向かって親指を立てた

果萌「な、『ナイス』って…魁人、そんな危ない事を乃亜にやらせたの!?サイテーーー!」

即席火炎放の危険を知って、果萌が魁人をペチペチと叩く

魁人「いててててててて…か、果萌。勘弁!」

そんなやり取りを他の3人でクスクス笑いながら眺めていた

ひと段落して、奧の扉を開けて進んでいった

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