《シグナル・オブ・デッド》第5章 3話 ブラジル出の『ゴリラモンスター』を狩る

ヴォグールは雄びを1つすると、俺達に向けてその拳を振り下ろしてきた。俺達が避けて、拳はベルトコンベアに沈んだ。拳が退けられると、つい今までベルトコンベアだったが鉄くずの様になっていた。あんなパンチを喰らったら、ひとたまりもないだろう

ヴォグールの攻撃を避け続ける事、數分………

斗哉「くっそ…化けが…」

乃亜「弱點はないの?」

湊音「力が湧き水みたいに盡きねえ奴だな…」

果萌「魁人、コイツはどうすれば倒せるの?」

俺達4人が困してる中、魁人が思い出したように

魁人「そうだ!ヴォグールの弱點は確か、脳神経中樞!」

斗哉「脳神経中樞?じゃあ、とにかく頭を狙えば…」

魁人「いや、そんな単純じゃないんだ。ヴォグールの脳神経は人間とは違って、後頭部から背骨にかけてバラバラに存在する。そして、その集中點として背中に栓のような突起があるらしい。それを潰せば勝ちだ!」

魁人はそう言うと、まだ潰されてないベルトコンベアの死角に隠れる。俺達がヴォグールの気を逸らしてる間に、背中に回り込んで手榴弾を付けた

魁人「みんな、離れろー!」

魁人は言うが早いか、こちらに走ってきた

ピッ…ピッ…ピ━━━…ズガァーン!

 

パァーン!

発と共に、何かが破裂したような音が響いた

魁人「よっしゃ!」

ヴォグール「ヴォン…グルルル…」

ヴォグールはよろけると、その場に音を立てて倒れた

乃亜「助かったぁー…」

斗哉「よし………進もう」

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