《複垢調査 飛騨亜禮》作家のアシスタント
「マリアさん、また、事後報告なんですが、書籍化作家さんの活日記でアシスタント募集してたので警告メールをしておきました。記事はすぐに削除されたんで良かったんですが、さすがに、このサイトで求人してしまうのはアウトというか、ちゃんと、求人サイトに募集を出してしいですね」
メガネ君はさらりと報告したが、マリアの目がきらりとるのを見て不安になった。
「了解です。それは面白い発想ね。それ、いいかもしれないわね」
坂本マリアはまた、良からぬことを考えているようだった。
「いや、マリアさん、作家のアシスタントはさすがにアウトですよ。完全にゴーストライターになりませんか?」
『お嬢様は悪役令嬢』『聖徳太子の志能便しのび』のゴーストライティングに手を染めてしまっているメガネ君が言っても説得力はあまりないのだが。
しかも、業務の一環ということで、アルバイト代を上乗せされていたので、裏バイトであるが、趣味と実益を兼ねていた。結構、味しいかもしれない。
「え? メガネ君、やってるじゃない。どう、アルバイト代を支払うから私の作品も書いてみない? 新作のアイデアが浮かんできたので、そちらを書いてほしいのよ。最初からメガネ君が書いたら文が変わったりしないからいいと思うのだけど」
ついに言いやがった。
凄い発想だよ。
「いや、そすがにそれはまずいですよ。それに、三作品も同時更新なんで、さすがにこれ以上は無理ですよ」
正確には噓である。『二―ト忍者の戦國転生記』『複垢捜査 飛騨亜禮』も更新してるので、四作品である。
「そうかあ。さすがに無理だよね」
マリアは殘念そうな顔をしたが、あっさりと引き下がった。
くるりと椅子を回して、パソコンに向かうとキーボードを打ち始める。
何か嫌な予がするが。
そっと、背後からマリアのパソコンを覗いた。
クラウドワーキングサイト『ライターズ』に求人広告を出していた。
ライター募集と。
見なかったことにしよう。
そういう発想も無くないが、それでは自分の作品ではなくなってしまうような気がする。
いっそ、原作 坂本マリア、ライティング メガネ君と分業制にしてみてはと思う。
と、良からぬ妄想に走るメガネ君であった。
(あとがき)
書籍化作家が絶対にやってはいけない7の事項 作者:みかみ てれん
http://ncode.syosetu.com/n2277ct/
こういう書籍化作家さんのエッセイもありますし、ブックマークが増えたり、人気が出て來たら、いろんなことに気を付けた方がいいです。
『なろう』で作品を書ける有利さはアクセス數が莫大で読まれ始めたら書籍化までできるというチャンスがあるということです。
ここから書籍化した作家さんはここのシステムの恩恵をけて人気を保つことができます。ID削除したら、今はアルファポリスがあるので、そちらに移籍すればいいですが。
逆に埋もれる可能もありますが、それでもここで書けるメリットは大きいのでID削除されないように、みかみてれんさんのエッセイを読しましょう。
それとこの話は実話でして、発想は凄いけど、流石にアシスタントまずいだろうと思うけど、將來的にそういうシステムが誕生しないとも言い切れないですね。微妙な話ですが。
婚約破棄された崖っぷち令嬢は、帝國の皇弟殿下と結ばれる【書籍化&コミカライズ】
【第3部連載開始】 ★オーバーラップノベルズf様から、第2巻8月25日発売予定です★ ★コミカライズ企畫進行中★ ミネルバ・バートネット公爵令嬢は、異世界人セリカを虐め抜いたという罪で、アシュラン王國の王太子フィルバートから婚約破棄された。 愛してくれる両親と3人の兄たちの盡力で、なんとか次の婚約者を探そうとするが、近寄ってくるのは一見まともでも內面がろくでもない男達ばかり。 いっそ修道院に入ろうかと思った矢先、冷酷と噂される宗主國グレイリングの皇弟ルーファスに出會い、ミネルバの人生は一変する。 ルーファスの誠実な愛情に包まれ、アシュラン王國を揺るがす陰謀に立ち向かう中、ミネルバにも特殊能力があることが判明し……。 人間不信気味の誇り高い公爵令嬢が、新たな幸せを摑むお話です。 (カクヨム様にも投稿しています)
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