《名探偵の推理日記〜雪の殺人〜》第4話『雪の正

「まず、この事件で使用された兇はおそらく氷柱です。この別荘にはあちこちに氷柱が付いていますし、兇が見つかっていないのもおそらくそれが原因です。それから被害者が殘した"雪"というダイイングメッセージ。そしてこれが意味するのは」

俺が犯人の正を言おうとした瞬間、小林刑事が口を開いた。

「や、やっぱり犯人は、ゆ、雪なんですよ!!だ、だって被害者は"雪"って言うダイイングメッセージを殘してますし、この山には雪の伝説があるんですから!!き、きっと雪が氷柱を使って大野さんを殺したんですよ!」

俺は呆れた聲で小林刑事に言った。

「この世にお化けとか妖怪とか、そんなくだらないものいるわけないだろ。安心しろ犯人はお化けでも妖怪でもねい、ただの人間だ!!」

小林刑事は落ち著きを取り戻し、俺にこう言った。

「じゃあ犯人は誰なんですか?」

俺はし間をおいて口を開いた。

「この事件の真犯人は……雨宮さんです!!!」

俺がそう言うとこの場にいた全員が雨宮さんの方を見た。すると雨宮さんは困した表を浮かべてこう言った。

「何で私なのよ!!私以外でも犯行は可能なはずよ!

!」

俺は構わずこう言った。

「そうなんです。犯行は誰にでも出來たんです。ですが被害者に"雪"というダイイングメッセージを殘させる事が出來たのはあなただけなんです。」

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