《名探偵の推理日記〜雪の殺人〜》エピローグ

雨宮さんが連行された後、小林刑事が靜かに口を開いた。

「まさかこんな悲しい結果になるとは思いませんでしたね。」

「本當に思ってなかったんですか?私はこの現場に來てすぐ犯人の見當はついてましたよ。」

「えっ、本當ですか!?僕、松本さんから犯人の名前を聞くまで全くわかりませんでしたよ。」

小林刑事は驚いた口調でそう言った。

「ただ俺にもひとつだけ分からないことがあるんですよ。」

「へぇー、松本さんにも分からないことがあるんですね。それってどんなことですか?」

小林刑事は俺に尋ねた。

「それは、小林刑事がこんなにもポンコツなのに何故刑事を任せられているのかってことですよ。」

俺は意地悪くそう言った。

「ポンコツなんかじゃないですよ僕は!!僕は有能な刑事なんですから!!」

小林刑事は顔を真っ赤にして怒っていた。

「落ち著いてくださいよ。小林刑事も努力したらきっといい刑事になれますから。さぁ亜穂帰るぞ」

俺はそう言って亜穂を連れて現場をあとにした。

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