《名探偵の推理日記〜囚人たちの怨念〜》第3話『犯人の行』
「あまり有力な報は得られなかったですね。」
小林刑事が溜息を吐いた。
「仕方がないでしょう。作には粘りが大切ですから、これからですよ。」
「これからって、もう話を聞く人なんていないじゃないですか。」
小林刑事は小聲でそう言った。
「そんな事ないですよ。さぁ、次は事務の人に話を聞きに行きますよ!!」
「はいはい、わかりました。」
小林刑事は面倒くさいと言わんばかりの態度で返事した。
〜5分後〜
「あの事件の事?それならあの付の子が怪しいんじゃない?あのアメリカ人がチェックインした時にしつこく絡まれてたから。」
「ちなみにチェックインした時間は何時頃ですか?」
俺はおばさんに聞いた。
「確か7:30頃だったわよ。けど目が半開きで寢ぼけてるじだったわ。」
「ありがとうございます。」
俺はおばさんに禮を言い、小林刑事の方に振り向いた。
「被害者がここに來る前のきは調べてあるよな?」
「は、はい。えーっとニューヨークの空港から伊丹空港へ來たのが6:30頃でそこからバスを使って7:30頃にこのホテルにチェックインしています。それから被害者はここに來るまでの飛行機とホテルの予約は本人の名義で行われていませんでした。」
「なるほど。小林刑事、ホテルのゴミ置き場を調べてもらえませんか?きっと面白いものが2つほど出て來るとおもいますから。それから〜〜〜〜も調べておいてください。」
小林刑事は意味不明というような表だったが俺の指示通り周りの捜査達にも聲をかけ、ゴミ置き場へと向かった。
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