俺はステータスを見て、目を見張った。

   ステータスが多は高いか、スキルが強いかを想像していたが、全然違った。まず、ステータスから違った。いまいち平均がどれぐらいかわからないから、なんとも言えないが、まず魔力は人間の持つ魔力量じゃない気がする。多分、スキルの魔力強化で上がっていて水晶じゃ測れないのだろう。

   次に、理・魔力攻撃力と理・魔法耐は、、、どうして不確定になってるかわからん。そのうちわかるだろう。知力、魅力に関しては、前世の記憶があるから知力は高いとして、魅力は親譲りかな。詳しくは知らん。

   次に固有スキルだがスキル名押したら詳しく載ってないかな？とりあえずれるか。

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強化(相手)

・・・相手と書いてあるが実際は自分以外を指す。自分以外の理・魔法攻撃力、理・魔法耐を10倍にする。

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  いや、自分以外をあげてどうするんだよ。味方ならいいが敵なら使えないだろ。固有スキルの面汚しよ。

  次、絶対凌駕。これと次のは予想もつかん。

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絶対凌駕

・・・自分の理・魔法攻撃力は自分の周りにいる人間、魔、獣人などのステータスの存在するものの中で最も高い理・魔法攻撃力の倍の數字が自分の理・魔法耐になる。また自分の理・魔法攻撃力は

最も高い理・魔法耐の倍になる。自発。

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 え〜っと、周りのステータスが上がれば上がるほど自分も上がると、、、あれっ、さっきのスキルと合わせると、、、、、あっ(察し)

  固有スキルの面汚しとか言ってすいませんでした〜。

  、、、、、切り替えて次いこう。

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ステータスチェンジ

・・・ステータスの數字をれ替える。しかし、1文字づつや順番は変えられない。10なら10の別の數字とれ替える。

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  うん、強い、以上。いや、これしか言葉が出ないよ。

  他は、予想はつくが一応見ておくか。

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異世界知識

・・・転生前の異世界の知識を持っているが覚えているかは別問題。しかし、覚として思い出すことはある。

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異世界言語

・・・転生前の異世界の言語がを知っている。しかし使えるかは別である。だが読む、聞くはできる。

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解析鑑定

・・・あなたの見ているものを鑑定し、解析ができる。鑑定の間は目が赤くなる。このスキルはあなたのクラスの転生者だけが持っている。

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隠蔽

・・・ステータスを隠せる。隠し方次第で解析鑑定でバレるが、基本的には自分から見せない限りバレない。解析鑑定は隠蔽済み。水晶程度では見られない。しかし、あなたには見えるようになっている。

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  だいたいは予想通りだが、転生した時は何言ってるかわからんかったんだよな〜。恐らくこの世界が初めてだからなんだろう。

  次のスキルは名前通りだろうから飛ばすとしよう。強化は自分のステータスを上げるやつだろうし、魔力強化も魔力量を増やす働きだろうし、全魔法適正も全屬の魔法が使えるということだろう。

  祝福は多分ミスで殺したお詫びだろうけど、一応確認しておくか。

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転生神の祝福

・・・死ぬ時は死んだ時のスキルと固有スキルを來世に持ち込める。一度だけ転生先を選べる。

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  結構チートだな。でも、ステータスは持ち込めないんだな、當たり前だけど。

  問題はここからだ。まず稱號。

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転生を繰り返しもの

・・・10回連続で19歳にならずに死に転生することの出來たものに贈られる。転生前のスキルを全て引き継ぐ。

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人類最強の息子

・・・父親が人類最強であるものに贈られる。

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   案の定無茶苦茶だった。「転生を繰り返しもの」の方はまだわかる。というより運だから仕方ないで、割りきれる。人類最強の息子って何？親父は強いんだろうとは思ってたよ。でもよりにもよって人類最強なんだよ。そら恐れられるわ。また親父のステータス見ようかな。解析鑑定使えば観れるだろうから。

  自分のステータスなのにすごい疲れた。予想以上のステータスって疲れるんだな。ラストスパートだし次のを観てみるか。転生前職業っと。

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あなたの転生前職業は

異世界魔王、異世界勇者、異世界神、高校生の4種類です

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   えっ、種類な！すごい高校生だけど浮いてるけど、まぁいいか。訳とか見れないかな。

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高校生32回、勇者17回、魔王17回、神34回

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  観れたのは良かったけど神、多くない？

  勇者か魔王に転生したら絶対神になってるよ。そうなると高校生で死んで転生したらほぼ勇者か魔王になる計算になるな。そうなると、前前世は高校生、前世も高校生の二連続で高校生で死んでるのか。で、そうなると100連続転生してることになって、、、、、、あーもうわからん。放置だ放置。

  ステータスを見終わって周りを見渡すと口を開きっぱなしにしてる神殿の人は(神父っていうのか？まぁわからないから、神殿の人っていうが)口を開けっぱなしにしたりパクパクしたりしている。

  うちの家族はセラさんとレナさん、それとレビン兄は口を開けて驚いており、母さんとセリア姉ちゃんは、流石、私のルルっていいながら手を叩いて喜んでいて、親父は無言で頷いている。どういう狀況だこれ。そうしていると、親父は冷靜に戻った神殿の男の人に話しかけていた。

「すまないが、このステータスを紙に寫してもらえるか？」

「は、はい。わ、分かりました。では、瞬間視寫」

  男が瞬間視寫というと手元にあった何も書かれてない紙に俺のステータスが書き込まれた。大1秒程だろう。

「で、できました。どうぞ」

「うむ、ありがとう。では帰るとしよう」

「そうですね、ハゾメさん」

  正気に戻ったセラさんが返事をした。そして、神殿を出て帰路についた。