《クラス転移キターっと思ったらクラス転生だったし転生を繰り返していたのでステータスがチートだった》第12話 「初めての外出」
   俺は外に遊びに行くために、親父の所に言いに來ている。レナさんの買いに著いて行って、外には出た事は何回かあるが、1人で出掛ける事は無かった。同年代の友達がしいので、俺は出掛ける事にしたのだ。
「父さん、外に遊びに行きたいんだけど」
「そういえば、ルルは訓練が多くて1人で遊びに行った事がなかったな。セラとレナ、エミーには俺から言っておくから、言って來ていいぞ」
「わかったよ。じゃあ、行ってくる」
「そうだ、ルル。賢いから分かると思うが、喧嘩とかになったら手加減を間違えるなよ」 
「わかってるよ。じゃあ、行ってくる」
そういうと、俺は靴を履いて家から出た。
家がし高い所にあるからか、周りの景は見る事ができた。かなり広めの街のようで、大半の家が煉瓦などの石に近い建で、どの家も広めに作られれている。しかし、家同士の間はかなり狹く一種の壁のようになっている。
そんな景を見ながら八百屋、武屋などの商店街の様な通りを歩いた。かなり人が住んでいる様で、かなりの人混みになっている。
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そんな人混みを抜けると、丸い広場に出た。いくつもの通りがこの広場に繋がっているところわ見ると、ここが街の中心なのだろう。周りを見渡すと、若いの人達が広場の真ん中にある、ベンチに座って喋って居たり、俺と同じくらいの子達が走ったて追いかけあったりしている。通りの方はおっさんが平均的に多くて、広場はや子供が多いじだ。
友達を作る為に家から出て來たのだが、重要な事を忘れていた。ずっと家に篭っていて、前世でも友達のなかった俺。そんな奴が話し掛けれる訳がない。5歳ぐらいならいけるだろう、と思っていたが現実は違った。まだ、話し掛けてくれればなんとかなっただろう。自分から話し掛けるのは無理だ。何を話しかければいいかわからん。
話し掛けれず、どうしようかと考えていると不意に後ろから聲がかかった。
「見た事ない、君、誰?」
「ん?僕?僕は、、、」
俺はたどたどしくだが、話しかけられたので軽く自己紹介をしようと、振り向いた。そこには、の子がいたのだが、狐の様な耳と尾がついていたのだ。獣人という奴なのだろう。しかし、それ以上に可いかったのだ。小柄な格にき通る白い、綺麗に染まった金髪、はっきりとしているが小さな顔、家の中でしいは見慣れたが、可いには慣れて無かったので、言葉が詰まってしまう。
「どう、したの?」
「い、いやなんでもないよ。で、僕の名前はルルシア。ルルって呼ばれてる」
「わたしは、アーリア、リアって呼ばれてる」
「リアちゃんか〜、リアちゃんはどうして僕に?」
「友達、いなさそうだった」
ウグッ、何この子、ドンピシャなんだけど。つか俺、そんなおどおどしてたのか。
「、、、そうだよ、友達はまだ、いないよ」
「そう、じゃあ、友達、なったげる」
「えっ!いいの、ありがとう」
「うん、私も、友達いない、から」
「あっ、そうだったんだ」
よっしゃ、友達1人目作れたぜ。これで、この世界でもボッチは無くなった。でも、今日のにもう1人ぐらい友達しいな。まぁでも、初日から結果は上出來だろな。可いし。
その後、俺はリアに連れらて街を散策した。途中から、リアに頼まれて手を繋いでいた。それからは、買い客から微笑ましく見られるし、店主と思われるおっさんから、親指立ててニコニコされるし。
そして、夕方頃になりリアと広場に戻って來て別れようとした時だった。
「貴様、僕のリアに何をしている」
同じ歳ぐらいだが、周りの人より豪華で金のかかっていそうな服をきた男の子に話し掛けられた。明らかに敵意を剝き出しで。リアはその子を見るや否や、俺の後ろに隠れている。
「えっと、どちら様でしょうか?」
「貴様、僕を知らないのか。僕は3年前ステータス解析で神といわれた、ジルバ・ライカールだぞ。それを知らぬとは」
「あまり、家から出ないんでね。でも神と言われる、高いステータスを持った人がいるとは聞いた事がある」
「ハハハハハハ、その神の1人が僕だ。それで、質問を繰り返す。僕のリアに何をしている?」
「リア、友達居たんだ」
「ちがう、つき、まとってくる。うっとーしーひと」
「リアちゃん、容赦ないいい様だね。で、リアはこう言ってるけど?」
「ここら辺一帯の領主の息子であり、神でもある僕が、家に連れて行くから僕のだと言っているのだ。お前には、関係ないだろう」
そうか、こいつは領主の息子であるから誰も何も言えなくて、ましてや神と言われチヤホヤされて來たんだな。親の権力にすがったり、自分の名聲に頼ったりしてる奴なのだろう。この様子じゃ、高いステータスに頼って、鍛えてないだろうな。
「まぁいい。リア、そんなガキほっといてこっちに來い」
「あんたも、ガキだろ」
「なんだと、雑魚が神の僕に楯突くのか」
「ルル、謝って。勝てない」
「さすが、僕のリアだ。さぁこっちに來い。來ればその男を許してやる。安心しろ、お前の親には許可を貰っている。どうぞ、持って言ってくださいってな」
「そんな、お父さんとお母さんが、、、」
「おや、心當たりがある様だな?どうする、家には帰れないようだぞ」
「わかっ、、た、、行くから、、ルルに、手は出さないで」
「いいだろう。賢いリアだ」
「、、、、」
「ほら、どうした。雑魚が謝れば許してやるから、地面に頭つけて謝れよ」
「、、、、難しい言葉は使えるのに、頭の中は空っぽなんだな」
「なんだと貴様。知力が850もある僕がバカだって言いたいのか。許せぬ、貴様は半殺しだ」
「手は出さないって、言ったのに」
「それは、こいつが謝ればだ。謝らないなら、死ねー」
いや、半殺しって言っただろ。殺す気満々じゃねぇか。まぁ、高々能力強化を纏った鍛えてない拳なんて當たらないし、當たっても大したダメージにならんな。それでも、避けておくか。
「ほ〜お、雑魚にしてはよく避けたじゃないか。次も避けろよ」
さっきより速度が上がってるけど、予備作が大きいから狙いがバレバレだな。
「いつまで、その偶然が続くかな」
「、、、リア、嫌なら行かなくていいよ」
「私に帰る場所なんてないから、、、」
「俺の家に來い」
「私がいったら、ルルの、家族の、ところに、いっぱい兵隊が」
「それは、大丈夫」
絶対に大丈夫だろな。親父がいなくても潰せる気がする。
「リア、君はどうしたい?」
「私、私は、、」
「喋っている暇があるのか。『炎の集まり、玉となれ、ファイヤーボール』」
街の中で魔法なんてぶっ放すなよ。火事になったらどうするんだよ。仕方ないけ止めてやる。
「ハハハハハ、ザマァ見ろ。雑魚の分際で楯突くからだ」
「そんな、ルル、、」
「ヤベェ、し服が燃えちまった」
「なっ、無傷だと!」
「さて、反撃をするとしますか」
俺は、かなり手加減をして強化系も絶対凌駕も使わず軽く毆った。
「グハッ。クソが雑魚の分際で、親父に言ってやるからな」
そう言い殘し、とあいつは帰って言った。
「ルル、強かった。それと、、」
「それと?」
「、、、、ありがと」
顔が赤くなっていたけど、恥ずかしさを我慢して言って來れたんだな。なにこの子、可い。
「僕は帰るけどリアは、どうする?」
「ルルの家、連れてって」
「わかった。詳しい事を帰ったら聴くけどいい?」
「わかった」
こうして、俺はリアを連れて帰ったのだった。
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