「おはよう〜奈」

「おはよう」

「お、おはようございます千凪先輩」

「おはよう」

   私は、いつも通りの時間に登校している。なので、登校時の顔れは大一緒だ。たまに、日直などの理由で変わったり、私の登校時間が変わったりする。

  學校に著くと、クラスメイトに目を配るがやはり七宮君がいる事は無い。私の登校時間がいつも一緒な様に、七宮君も大概遅刻かギリギリかぐらいの時間に登校してくる。そして、今日も遅刻だったので喋る事が出來るのはホームルームの後の移教室の準備の時だろう。

   そして、ホームルームが終わったので七宮君のところに行く。

「おはよう、七宮君」

「おはよう、千凪さん」

  七宮ななみや　時雨しぐれ、長は平均よりし上なぐらい、勉強も普通だし、運がとても出來る訳ではない。そんな平均的な人が、この才人だらけの學校にれる訳がない。それが気になった私は、七宮君がこの高校に學するまでの経緯をかなり調べた。だが、出て來たのは名前の聞いた事の無い學校、その學校からの推薦でったという事しか見つからなかった。変だなと思ったが仕方がないと割り切って、學校生活で調べることにした。

  學校生活を見ていても、調理実習の料理の出來を始め中間や期末のテストの學年順位は常に真ん中など、どれも平均的な結果になるのだ。恐らく普通に見るだけなら、普通の人に見えるだろう。だが、どれも平均的過ぎるのだ。意図的に結果を作為している様に見える。

  だから、今日こそは七宮君について調べていた事を告白して、結果を平均的にしていたのかの理由を聞かなければ。いつも帰るのが異常に早いから伝えそびれるんだよね。こういうところは、本を隠せないようね。とりあえず、朝のうちに約束を取り付けて置けばいいだろう。

「あ、あの七宮君、放課後予定あるのかな。ないなら伝えたい事があるから、生徒會室に來てしいんだけど」

「いや、特に用事はないからいいけど」

「、、、、、よし、今日こそは告白するんだから」

「千凪さん何か言った？」

「あ、いや、何もないわよ、何も。兎に角約束だからね」

  取り付け完了。とりあえず、私も用意しなくちゃ遅れるわね。とりあえず、今日も1日七宮君を調べなきゃ。

  用意をしていると、突然教室の床に知らない文字と魔法陣っていうのかな？が現れてり輝きだした。どうやら、窓や扉は開かない様ね。

  七宮君の方を見るとじていないし、逆に口角がし上がっている。何か知っているなら聞かなければ。

  私がこうとすると、は輝きを増し皆んなを飲み込んだ。

  そして、に飲み込まれた時私は聲を聞いた。容は、神を名乗る奴によって異世界に転生する事になったということだった。異議を申し立てようとした時、が収まっていき、視界がクリアになる。

  視界の先は高い天井だった。起き上がって確認しようとするが、起き上がれない。仕方がないので、首だけで辺りを見渡すと、すごく高そうなが置いてあったり、メイド服っていうのかな？を來ているが2人と高級そうな部屋だとわかる。部屋を見渡しているとうちに、思った事が自分が寢かされているであろうベッドがらかいのだ。

「あう〜う〜あい〜(ここはどこ)」

  って、喋れない！

  そういえば、転生の意味って生まれ変わるっていうじの意味だった気がするわ。となると、私は今赤ちゃんの狀態って事ね。

  そういえば、神がステータスとか言ってたような。ってなんか出たわね。

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名前：シーディル・ミナティック

種族：人種族

年齢：1歳

前世：高校生

Level1

生命力・・200

魔力・・850

筋力・・50

敏捷・・100

知力・・4000

幸運・・300

魅力・・1500

理攻撃力・・50

魔法攻撃力・・50

理耐・・50

魔法耐・・300

・固有スキル

シンクロ、絶対暗記、全ダメージ半減、解析鑑定、隠蔽

・スキル

全屬魔法適正、初級〜神級魔法適正、魔力長上昇、魔力回復、魔力回復速度上昇、魔力消費量低下、無詠唱

・祝福

無し

・稱號

魔法使い、國王の一人娘

・転生回數

1回

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  う〜ん、全然分からないわね。とりあえず、詳しく見たいけどどうしたらいいかしらね。とりあえず、って見たいけどさわれないし、どうしたものかしら。

  って、見つめてたら詳しい説明が出て來たわね。なるほどね、詳しい説明はこれでみれるのね。

  調べてわかった事を纏めていこうかしらね。

  とりあえず、固有スキルは自分しか持ってないスキルの事で才能みたいなもので、鑑定解析はクラスメイトの皆んなは持っているのね。

  固有スキルの中は、シンクロは自分より高いステータスがあるとそれに自分のステータスがなるって事で、絶対暗記は忘れなくなるってことと。全ダメージ半減は、全てのダメージは半減されるらしい。

  スキルは纏めると、いろんな魔法を喋らずに他の人よりたくさんうてますよ〜って事らしい。

 稱號は王族である証と、無詠唱のスキルが手にるという事だった。

「〜〜〜〜〜」

 メイドの人が話し掛けて來たが言葉がわからない。なるべく早く言葉がわかる様になりたいけど、どうしようかな。

 そうだ、解析で言葉を解析して、絶対暗記で覚えればなんとかなるかも。ステータスを出した時みたいに、解析。すると、かなりんな報が流れてきて、頭に當たる様なじがして頭がし痛いが、絶対暗記を発する。すると、直接解析結果が頭にってきて納まるじがする。そして、納まったところから順にわかる様になっていく。

 會話を纏めると、どうやら私のステータスを見に神殿まで行くらしい。それと、私はディルって呼ばれてる事が分かった。

 準備が出來るまで久々に疲れたから寢るとしよう。

この後、神殿を騒がす転生人の1人目になるとは、ディルは思わなかったのだ。