《クラス転移キターっと思ったらクラス転生だったし転生を繰り返していたのでステータスがチートだった》第19話「學試験〜前編〜」
「いよいよ、明日が學試験か」
誰の學試験かと言うと、俺ことルルシアのである。
リアを家族に紹介してからおよそ10年、俺は15歳になった。この十年間は、何故だか凄い速さで流れていった気がする。その間に大きな出來事が3つあった。
1つ目が帝國との戦爭という名の一方的な躙である。何故戦爭が起こったかと言うと、どうやら8年程前に皇帝が変わったらしい。
前皇帝には雙子の子供がいるらしいがまだかった様で、前皇帝の弟が皇帝の座についた。そしてその現皇帝がレビュート家に対して、帝國が召喚した異世界のもの達の1人、オガ・ハルマを拐したという建前で戦爭を仕掛けてきたのだ。建前と言ったが、本當の理由はレビュート家を帝國の支配下に置きたいという事だった。親父は戦爭の前日に帝國に呼ばれており、戦爭は親父抜きでする事になった。
帝國側は100萬とい大軍を率いて率いてやってきたが、対する俺らは最初は俺とリアの2人だけだった。途中から、一般的に見たら高いステータスを持ったハルマのクラスメイト達が出てきた為、親父とハルマ以外の家族全員が參加した。
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結果は言うまでもなく、俺らの圧勝である。戦闘時間10分で周りの被害は、街の地面の所々が焦げたり、削れた様に凹んだりしたぐらいだ。住宅への被害を避ける為に、學校をかなり前に卒業した姉さんが一瞬で街の全ての家に障壁を張ったのだ。
戦爭の流れを簡単に言うなら、強化された兵士が數千人規模で來るから俺が絶対凌駕を発して片っ端から毆る蹴る。魔法はリアが固有スキルで消す。
すると兵士は怯えて切り札とか言いながら、ハルマのクラスメイト達を出す。俺とリア、ハルマを鍛えているから運不足ではないが、面白そうと言う事で母親3人と姉と兄が參加という流れになったのだ。ハルマのクラスメイト達は催眠系の魔法かスキルに掛けられていて、帰ってきた親父によって解かれて、現在はうちの隣にあるマンションに住みながらダンジョンに行ったり、ギルドと言われる所の依頼をこなしたりして、ほぼ全員がのんびり暮らしながら帰る手立てを探している。これが2つ目だ。
ほぼ全員と言った理由が3つ目になる。レビン兄さんが
「僕、この人と結婚します」
って、親父や俺の前でそのクラスメイトの1人を紹介して結婚した。そして現在亜人種の大陸で甘々な夫婦生活を送っている。
話を戻すが、明日が學試験の日なのだが俺は試験容について頭を悩ましている。試験容が理・魔法の実技試験と、、筆記だ。魔法と武の訓練はかなりしていたが、勉強なんて一切していない。明日の學試験まであと1日ぐらいであり、筆記は語學と歴史と戦闘理論とかいう立ち回りなどについての問題の3つである。戦闘理論はなんとかなる、というより問題がレビュート家式戦闘理論なんだよな。一般用にグレードダウンした奴だが。
問題は歴史だ。語學はなんとかなるが、歴史は絶対に無理だ。教えてもらうにしてもリアも隣で俺と一緒にどうしようって言ってるし、母さん達は買いに行っていないし、親父はハルマのクラスメイトを鍛えに行ってるからいない。こうなったら、姉さんに頼むしかない。
俺はリアにとある作戦を伝え姉さんの元に行く。姉さんはリビングに居て、俺たちを見つけると走ってきてダイブ。そして抱きつく。姉さんは呪いの所為で、15歳の狀態で見た目やいろんなものが固定されたているので、15歳の俺たちとは長は変わらない。
「ルルとリアちゃんは今日も可いね」
「姉さんと年齢は変わらないんだけど」
「もうすぐ、私の方が、お姉ちゃん」
「そんな事は知らないよ。ルルは私の弟でリアちゃんは私の義妹なんだから」
リアは小さい時の喋り方がし癖の様になったのと、人見知りが治りきらなかった様で俺や姉さんでも、たどたどしくなっている。そこが、姉さんに可いって言われる一つの要因なんだが。俺でも可いと思うし。
そんな事はさておき、本題にる。本題とは姉さんに歴史を教えてもらうという事だ。正直、絶対に無いと思うが斷られると大変なので、作戦を用意している。そして、その作戦を使い姉さんにリアと聲を合わせて頼み込む。
「「お姉ちゃん、歴史、教えて?」」
「グハッ!よ、よし。お姉ちゃんが歴史だけじゃなくて保険育の実gi「歴史だけでいいから」」
何考えてんだ姉さんは。母親は違うけど親父は一緒だろ。リアに関しては同だろう。
「この世界は縁とか関係ないし、リアちゃんには私の固有スキルで」
「そんな風に固有スキルを使うなよ。ってか俺の思考を読むなよ」
その後、なんとかして姉さんに勉強を教えて貰った。教わった容は帝國と王國の歴史。それとレビュート家の歴史だった。
そして、學試験當日。
俺とリアは會場である中立學校王帝學院の出り口からし行った先のホールにいる。話し掛けられ、自己紹介される事が何回かあった。その時は基本的にレビュートの家名は出さずにルルシアですって挨拶をしている。リアもそんなじだ。すると、いきなり騒がしかったホールが靜まり返り皆が出り口を重視する。そこには、き通る薄い青の髪のの子が優雅に佇んでいた。そして、誰かが靜かに口を開く。
「王國第一王、、、シーディル・ミナティック」
第一王と言われた彼は付へと歩いて行く。そして騒がしさが戻りそうになったが、また靜まり返る。そして、また出り口に視線が集まる。そこには赤と白の男が1人づついる。格やといった違いが多いが、顔が似ている。恐らく雙子なのだろう。そして、またもや誰かが同時に口を開く
「帝國次期皇帝候補、ライネット・ジアル」
「帝國次期皇帝候補、シアネット・ジアル」
こうして、學試験は波を迎えるのだった。
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