《クラス転移キターっと思ったらクラス転生だったし転生を繰り返していたのでステータスがチートだった》第23話「學校生活の始まり」
學式が終わり、俺たちは教室に戻ってきている。
教室に戻ってくると、直ぐに1時間目が始まる。1時間目はいきなり授業とかではなく、自己紹介と4人のグループ決めだ。グループ決めになると、1人目はライとして殘りをどうするかだ。皆んなの反応は俺たちを避けるか、とりろうとしてくるかの二つに分かれるだろう。
俺がそんな事を考えていると、俺の前の奴が終わったので席を立ち黒板の前に立つ。すると、ライ以外の全員がしざわつく。わかっていた事なので、俺は流して自己紹介を始める。
「ルルシア・レビュートです。ルルって呼ばれる事が多いので、そう呼んでくれたらいいです。気兼ねなく、どんどん話し掛けてください。クラス替えではどうなるか分からないですが、これからよろしくお願いします」
普通の自己紹介をしておく。多騒ついたが、特に何もなく次の人に順番になる。自己紹介が終盤になった時に、とあるの子と目が合う。そのの子は、10秒程俺を見ていると顔を出て隠して俯く。そして、その子に順番が來たのでその子は前に立ち、自己紹介を始める。
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「ルナ・ナスカです。しだけ魔に自信がありますが、もっと上達したいのでこの學校にきました。ルナって呼んでください」
髪は茶で、腰辺りまでびているロングヘアーである。平均的な長だが、の大きさは平均をかなり上回っている。
そして、自己紹介が終わると出來る限り俺と目を合わせない様にして席に戻って行く。嫌われる様なことしたかな、おれ。
ルナの自己紹介が終わると、先生らしき人が喋り始める。どうやら、ルナで自己紹介は終わりの様だ。
「私はこのクラスの副擔任をする事になった、キョウ・シーエーだ。で、あと數分したら擔任が來るから。っと、そんな事を言っていたら到著したみたいだな」
教室自らが遅刻ってし言った方がいいのかな。でも、キョウ先生は認めてるようだし、なんらかしらの事があるんだろうし、黙っておくか。
「すまん、遅れた」
そして扉が開き、って來たのは2m程の長でスキンヘッドの怖い人だった。腕は5歳の時の俺程の太さがあり、足やもそれに見合った大きさをしている。手足は長く、服の上からでもわかる程、筋が発達しており、今にも服が破れそうである。前世でこんな人がいたら絶対に逃げる。そんな人だった。
「このクラスの擔任のリベル・ウエストだ。自警団に職務質問されて遅くなった。見た目で判斷するのはどうかと思う」
「まぁ、ウエスト先生に、話し掛けれただけで優秀ですよ。その人」
キョウ先生とウエスト先生のやりとりを聞いているが、その通りだな。こんな人に話し掛けるって本當に仕事熱心な人だな。
「まぁ、いいか。で、1時間目の容はどれだけやったんだ?」
「自己紹介だけです」
「そうか、ではグループ決めだな。とりあえず、今週末までに3〜6人のグループを作っておけ。組めなかった場合は、こちらで勝手に組むからな。やる事無くなったし、後は自由にしとけ」
ウエスト先生が、そう言い終わるとライがかなりの速さで俺のところに來た。容は、、、分かるからいいか。
「グループ組もうぜ」
「いいよ」
「で、正式にグループを組むなら最低後1人はいるのか。どうする?」
俺とライが辺りを見回すと、全員が目を逸らしていく。そうだろうな、1人でるっていうのは絶対に嫌だろうな。
「まぁ、そのりたいって奴が出てくるだろうし、それまで待つか。ところで、ルル。生徒會長の名前が、、、」
「そうだよ。母親は違うけど姉さんだよ。それと、このクラスって何番目なの?」
「確認してないのかよ。このクラスは8クラス中の第四位、真ん中だよ」
「そうなんだ」
真ん中か。恐らく、今の一位は神と転生人だらけのクラスだとして、殘り2つは王のクラスと姉さんのクラスだろうな。王のクラスにはリアと雙子の片割れがいるから、総合的に俺らより上だろうな。姉さんのクラスは、よくわからないから後で聞くか。
   そんなことを考えていると終了の鐘がなる。今日は學式と1時間目だけの予定だったので、初日はこれで終了となる。この後は、寮に案されてルームメイトと顔合わせになる。でも、學校側がルームメイトは決めるので、大の予想はつく。
寮に案されて、部屋の中にると予想通りルームメイトはライだった。荷を置いて著替えなどを整理していると、ライに食堂に晝食を食べに行こうとわれた。時計を見ると、12時頃を指しており行く事にした。
食堂に著くと、席はほぼ埋まっていて座れそうな場所が見つからない。仕方がないのでライと戻ろうかと話し合っていると、皆んなの視線がとある一箇所をチラチラと見ている事に気がつく。視線の先にはディルとリアと雙子の片割れ。そして姉さんがいた。
「あそこの付近は人が座ってないよな」
「そうだな、あそこだけ別空間見たいになってる」
「「だけど、凄く座るのが嫌なんだが」」
そうだよな、あんだけ視線を集めるようなメンバーが固まっていたら、絶対に座りたくないよな。
俺とライは互いを見合った後頷き、その場を離れようとした。しかし、出來なかった。
「あっ!  ルルー、ここら辺席空いてるよー」
「ルル、席、あるよ」
リアと姉さんに見つかった。
「ルル、呼ばれるぜ。行ってこいよ。それじゃあな、呼ばれてない俺は先に寮に戻ってるぜ」
「待てよ、俺から説明するし、一緒に行こうぜ。席は空いてるらしいし」
逃すと思ったか。このまま、道連れじゃあ。
しかし、その必要は無かった。
「ライ、一緒にどうぞ」
「あっ、兄さん。席は結構空いてますよ」
ディルと雙子の片割れに見つかった。
見つかったら、仕方がないので俺たちはそこに行く。そこに行くと周りからの視線が凄い事になる。チラチラと見ていただけから、釘付けされた様な視線に変わっている。
俺たちがそこに著くと、姉さんが一つ右にずれて、姉さんとリアの間に席を作る。そこに座れってか。
仕方がないから、間に座る。ライがニヤニヤしているので後で毆る。そう思っていると、ディルが姉さんの真似をして一つずれる。ライに、ニヤニヤ仕返しながら座れよ、って聲を掛けて置く。恐らく、ディルはライにやりたかったんだろうな。口元がニヤけているし。
ライが兄なのかし気になるので聞いて置く。
「ライが兄なのか?」
「そうだな。前世では彼で、今世は妹だ」
「えっ、ライって転生人だったんだ」
「知らなかったのか、ディルもシアも転生人だぞ」
「シア、、、?」
「そういえば、自己紹介してませんでしたね。シアネット・ジアルです。気軽にシアって呼んでください」
「俺はルルシア・レビュートです。ルルって呼ばれる事が多いです」
「へぇ、3人とも転生人だったんだ。ルルと一緒だね」
「えっ、ルルって転生人だったんだ。前世の名前、聞いていいか?」
「えっと、七宮時雨だけど」
「「えっ!」」
なんで、驚くんだよ。友達がなかったから、変な噂流れてても気付かないから、変な噂流れてたのか?
「ライ達の前世の名前を聞いても?」
「え〜と、まず俺からだが、前世の名前は、喜山聡介、だよ」
「で、私が、千凪奈よ」
「、、、、えっ?」
固まった俺の頭が再起するまで、しばらくかかったのだった。
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