《クラス転移キターっと思ったらクラス転生だったし転生を繰り返していたのでステータスがチートだった》第26話「模擬戦後と放課後」

俺たちは模擬戦が終わり、お互いにステージから降りようとすると辺りが妙に靜かな事に気がつく。俺たちより前の試合は、終わると戦闘スタイルや流れについて想を述べる人や、クラス替え用に研究する人がいた為、次の模擬戦が始まるまで騒がしい。

辺りを見渡すと、驚き過ぎたからか目を見開き固まっている人と諦めを含んだ目線でこちらを靜かに見ている人の2種類だった。相手を研究する人は一切居なかった。

「辺りが凄い靜かだ」

「そうだな。恐らく、目で追えていても頭まで報が回ってないんだろうし、研究をする奴は絶対いないだろう。どんなものかわかっていても、が追いつかないから意味がないしな」

「、、、なるほど。だから、諦めを含んだ目線が飛んで來るのか」

「とりあえず、戻ろうぜ。次の人があるだろうからな」

「そうだな」

そして、俺たちが離れて行き見えなくなった辺りで、また會場の騒がしさが元に戻ったのだ。

午前の授業が終わり、晝食時になったので俺はライと2人で食堂に向かう。食堂は相変わらず混み合っているのだが、やはり別空間と言ってもいいような一角がある。リア達のグループだ。俺たちはさっと、離れようとするが見つかって行かざるを得なかった。

俺たちが近づくと、シアとディルが模擬戦について話した。容は、どっちが勝ったから始まり、スキル的にはどうだったみたいな普通だ會話だった。ちなみに、勝者はシアだったらしい。どうやら、ディルは全的に魔法系のスキルが多いから大半が使えなかったらしい。

「そういえば、兄さんとルルシアさんも模擬戦はしたんですよね?どうだったんですか?」

「ルルでいいよ。そう呼ばれる事が多いし」

「それなら、ルルが勝ったよ」

「さすが、ルル、かっこいい」

その後は、午後の授業3時間をけた。授業は午前4時間、午後3時間の7時間の授業になっている。

授業が終わり、挨拶を済ませ帰る用意をする。周りの人達は、友達を待っている人や生徒と手を繋ぎながら帰る人がいる。

俺は特に用事がある訳でもないので、さっさと寮に帰る事にする。模擬戦でし疲れたので早く休みたい。

「悪いんだけど、ルル。俺は、ちょっとシアの所に行くから、鞄を寮に持って帰っといてしいんだけど」

「え〜、し疲れたから早く休みたいんだけど」

「頼む。明日の晝飯奢るから」

「はぁ、仕方ないな。ベッドの上に置いとくからな」

「ありがと。じゃあ、頼んだ」

そう言ってライは、3組の方に歩いて行く。

ライを見送った後、ライの鞄を持って寮に向かう。學校の出り口まで歩いて行くと、混み合ってはいないが空いてはいないっていうぐらいに生徒がいた。時間的に全學年が學校から出る時間帯なので人は多いだろう。

ドンっと、誰かにぶつかる。

「すいま、、、」

「何処に目つけてんだ。何組やねん。俺が1組やって知っとってぶつかったんか?」

(うわー、めんどくさい人にぶつかったな)

「、、、4組ですが」

「4組〜、雑魚じゃねぇか。俺はな、1年1組10位の転生人

、カマ・セダヨ」

かませだよ、って凄い名前だな。上級生とかに喧嘩売ってやられて來るタイプの奴だろうな。こういう奴には、関わらない方がいいだろうから早く帰ろう。

「ぶつかって、すいません。では」

「待てや。舐めてんのか?詫び品の一つもないのかよ、雑魚が」

「いや、謝ったじゃないですか」

「謝って済むと思ってんのか」

「めんどくせぇ。って、あっ」

「ほぅ、の程を弁えてないみたいだな。弁えさせてやるよ。名前は?」

「1組4組ルルシアだ」

「ルルシア、校則に則りお前に決闘を申し込む」

確か、校での喧嘩を止する代わりに決闘をする事が出來るだったか。で、決闘に勝てばクラス替えの時にしだけポイントが付くんだったか。逆に負ければ減るがな。

「わかった。決闘をけてやる」

「日時は明日の放課後だ。逃げんなよ」

こうして、ルルはカマセとの決闘をする事になるのだった。

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