《クラス転移キターっと思ったらクラス転生だったし転生を繰り返していたのでステータスがチートだった》第34話「6時間目は4クラス集合」

システナとの模擬戦が終わり、辺りを見渡すとライ達がやっていたであろう場所は地面が凄い事になっていた。斜めに掘られる様に抉れている。その場所から、10メートル程離れた位置でライとルナが話しているのが見えたので、近づいて行く。

「おーい。どうだった?」

「どうだったって、結果は分かってるでしょう。で、システナの方はどうだったの?」

「格闘戦で負けた〜。いけるかもって思ったけど、やっぱり無理だったよ〜」

「そうなのね、私は魔法使って負けたわ。ほぼ全部避けられたわ、そこのシスコ....ライネットにね」

「うわ、人間離れした事してるな〜ライは」

「生きてるだけで、人間離れしてるルルには言われたくないぜ。それと、今シスコンって言いかけただろ」

「え、違うの?」

「違うから。俺は、ブラコンで甘えてくるシアが可いと思ってるだけだし」

「ライ、それを人はシスコンと言う」

「うん、シスコンだね〜」

「あなた達、兄妹は凄いわね。晝食の時に、シアちゃんにした質問の回答と同じ様な事言ってわよ。シアちゃん曰く、『シスコンのお兄ちゃんが私を可いがるから甘えてる』らしいわよ」

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ライはシスコンで、シアはブラコンっと。まぁ、前世は付き合っていたらしいからな、その所為もあるんだろうな。

「とりあえず、ライがシスコンだって事は置いといて、6時間目って何処に集合だったっけ?」

「シスコンじゃないって。で、相変わらず話し聞いてないんだな」

「うん。集合って事は覚えているだけど、他の事はね」

「相変わらずって、あなた達って學院にる前から知り合いだったの?」

やばっ、前世の記憶があるからスルーしたが、只の一般人が皇子なんかに會える訳ないよな。なんか、言い訳しないと。

というか、俺は転生人ってバレてもいいんだけどな。

「ルナちゃん、ルル君の家忘れたの? 皇帝やその息子と娘に、知り合っていてもおかしくないよ。まして、し前にレビュート家に帝國が総力を挙げて戦爭を仕掛けてたじゃない」

「そうだったわね。ルルだしね、おかしくないよね」

「いや、俺だからって解決する問題じゃないと思うけど、まぁいいか。で、集合場所って何処なの?」

「場所は闘技場よ。何するかは知っているのよね?」

流を図るとかなんとか」

「やる容は覚えているのね」

「う、うん、まぁね。それで、6時間目の授業では、恐らくだけど1組は絡んでくると思う。だから、とりあえず姉さんのグループとリア達のグループ、この2つのグループと一緒に居たいんだけど」

「シアのグループは?」

「シアとディルは、リアのグループにいるみたいだよ」

「そのグループには、1人ではりたくないわね」

「私もルナちゃんと一緒の考えね」

「まぁ、グループの事は置いといて、固まってくのには賛よ」

「「意義なし」」

「分かった。じゃあ、闘技場に行こうか」

「「「そうね(そうだな)」」」

俺ら4人は、闘技場に向かった。

闘技場に著くと、かなりの生徒が集まっていた。時間的には、始まるギリギリだったしな。姉さん達を見つけるのは大変そうだな。

俺達がると、り口に立っていた人が俺達が最後だと教えると、4と書かれた名札の様なを渡してくる。自分が、何組かを示す名札らしい。

名札を渡してくる時に、その人の顔に嘲りの笑みが浮かんでいた。恐らく、1組の先生なのだろう。前世でもあった、自分のクラスが優れているから、他を見下すというあれだ。

その顔の意味に気づき、不快に思ったがとある事を思いついた。その思い付きというのが、ライを家名で呼ぶというものだった。

ウエス先生との話しの中で、俺やライ、その妹やディルは全職員による話し合いにより、ばらけさせてそれぞれのクラスにれるという事が決まっていた、と聞かされていた。

「俺達が最後だって。速めに姉さんを探さないと始まっちゃうね、ジアル」

「、、、そうだな。妹も探したいからな、レビュート」

流石、親友。的確に意思を読み取って反応してくれた。

名札を渡した先生の方はというと、驚愕の表をした後に顔が白くなっていく。そこまで、ビビるなんて思ってなかったのだが。

名札をけ取った後、姉さんを探すべく人の多い方...ではなく、人の視線が集まる方に向かう。そこに向かう間、ルナ達の足取りは重そうだった。

視線が集まる中心に行くと、姉さん達を見つける。どうやら、全員お揃いの様だ。

「こっちこっち、ルルー遅かったね〜。ルナちゃん達もおいで〜」

「ルル、遅かった。何か、あった?」

「ライもこちらへ」

「兄さんもどうぞ」

リアと姉さん以外は、地面に立って手招きをしている。リアは姉さんに抱きしめられながら手招きしていて、姉さんはリアを後ろから、抱き挙げているじで、両手が塞がっている。

後ろでは、ルナとシステナが恐る恐る近づいている。ライは、シアのところにいつの間にかいる。

姉さん達と會えたところで、授業を始める鐘が鳴る。

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