《クラス転移キターっと思ったらクラス転生だったし転生を繰り返していたのでステータスがチートだった》第45話「家族會議と休日」

親父は外出中だったが、もうすぐ帰って來るだろうと、母さんが言っていたので、取り敢えず家にって親父の帰りを待つ事にする。

親父を待っている間に、大した荷は無いが軽い手荷を置くために自分の部屋に向かう。

約2ヶ月振りに自分の部屋にった。埃っぽさは無く、しっかり掃除が行き屆いているのが分かる。

を置くと、2階の自分の部屋から1階の部屋に向かう。食卓などがあり、リビングみたいな部屋だ。

1階に降り、リビングにると親父が帰っていた様で食卓でレナさんから水を貰って飲んでいた。 

「父さん、お帰り」

「ただいま、ルルもお帰り」

「ただいま」

「夏休みまで帰ってこないと思っていたが」

「ちょっと話しがあってね」

「そうか。エミー、悪いがセラを呼んで來てくれないか?」

「わかったわ」

母さんが部屋から出てしばらくすると、セラさんがやってきた。見た目では分からないが、大妊娠2ヶ月〜3ヶ月らしい。

セラさんが席に座ると、親父に呼ばれてレナさんも座る。母さんはいつのまにか座っていた。

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ハルマはクラスの人達と他の大陸に旅行中らしい。

「話しがあるとしか言ってないんだけど」

「普通の話しじゃないのはわかるからな」

「まぁそうなんだけど。で、本題にるけど夏休みにると、帝國と王國が戦爭を仕掛けてくる」

「そういう事なら騎士や兵士程度がいくら固まろうと、ルル1人で倒せるだろ」

「兵士なら楽で良かったんだけど。今回の向こうの戦力は、俺を除く転生人全員だよ」

「ほう、負けはしないだろうが、固有スキルはめんどくさそうだな。転生人は基本的に全員が強めの固有スキル持ちなんだろう?」

「そうだね。全員と戦った事どころか、一・回・しか戦ってないから、詳しくは言えないけど」

この戦爭の為にライに集めて貰った転生人の固有スキル一覧を取り出し、機の上に置く。

ステータスは載っていなかったが、転生人全員の固有スキルと名前が全て載っていた。

「パッと見る限り、王様と皇帝の子供たちの能力は厄介そうだねー」

「そうだな。他にも目につく能力はあるが、エミーと一緒の意見だな。レナとかセラはどうだ?」

「王と皇帝の子供たちを除くなら、このフェルバってやつかな、『自反撃』って名前からしてめんどくさそうだね」

「私はですね、スキルの範囲とか制限にもよりますけど、このナリーって子の『作』なんかは目が引かれますね」

「そうか、わかった。ならばそいつらを先に気絶させる様にしよう。戦爭までの流れはわかるか?」

「まず前提として、向こうは父さんをし前にあった、帝國との戦爭の謝罪という事で帝國側に呼んでおくらしい。そしてその間に向かってくるらしい」

「それについて皇帝や國王はどれぐらい関與している?」

「ほぼ無関係と言ってもいい、今回の件は貴族達がほぼ主導でやっているみたい」

「そうか、早めに戻る様にする」

「で、最後に転生人達は気絶させ奴隷化の首を付けた後、全員が目覚め次第突撃らしい」

「そうか」

親父は一言告げると一度口を閉じ、し息を吸った後、また口を開く。

「気絶させた後、1秒以に首を壊せそうなら壊しせ、無理なら拘束。優先順位は國王と皇帝の子供たち。戦闘メンバーは、セラ以外だ」

「「「「了解」」」」」

戦爭というには人數がない気がするが、方向は決まった。

ハルマたちが居てくれたらかなり楽だったが、旅行中なら仕方がない。

「さて、ルル、話しはそれだけか?」

「そうだね、あとは學院生活の事ぐらいかな」

「そうか、それなら夕食の時にでも聞こうか」

「そうだね。そういえば、今日はリアも帰ってくるよ」

「ルルが帰ってきたから、リアも一緒かと思ったが別だったんだな」

「皇と話しがあるらしいからね」

そんな事を話していると、玄関のドアが開く音がする。母さんはいつのまにか席から消えており、玄関のドアの方に向かって歩いていた。

そして、數分後リアがリビングにやってきた。

その後時間が時間だったので、夕食の準備が始まり、リアとレナさんはキッチンへ、親父は仕事があるからと自分の部屋に向かっていった。

母さんに、親父の仕事は討伐関係がメインだったのではと聞くと、2ヵ月前ーー俺とリアと姉さんが學院にったすぐ後ーーにここら辺の土地がレビュート家のになり、ここら辺の領主になったのだとか。

そして、その土地は街も範囲にるようで、仕事に書類やらなんやらの処理などが含まれたらしい。

その後夕食が出來たので、夕食を済ませ、風呂にり、し疲れたので早めに寢た。

風呂にっている最中に突撃してきた、リアと母さんの処理に疲れたのが、おそらく1番の原因だろう。

部屋の明かりを消し、布団を掛け瞼を閉じる。

しばらくすると、扉が開く。誰かがってくる。恐らく、リアだろうが眠気が強い為何もしない。すると、布団の中にり混んでくる。正直、いつも通りといえばいつも通りなので、気にせず眠りにつく事にした。

翌朝、俺に抱きついて寢ている奴を見るが、やはりリアだった。

そして、久々の家での休日を過ごした。

休日と言っても、グダグダと休む訳では無く、親父と母さんからの特訓漬けだった。まぁでも、最近は本気を出すことがあるなかったから覚を取り戻すにはちょうど良かった。

こうして、休日は過ぎていった。

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