《転生して帰って來た俺は 異世界で得た力を使って復讐する》5-2★
「か......勝手に家に上がり込んできて、暴力か...。お前、昔と何も変わってないな。そんなだったから、お前は無様にめられて――」
「うっせぇ喋んなカス!〝お前に俺を侮辱する権利を奪う”!!」
――――――
「―――がッ!?聲、が、出てこな......があああああああああ!!?」
「お前今、何て言おうとした?また俺を侮辱しようとしたな?だからお前のは今…焼けるような痛みに襲われているんだ、そうだろ?」
「な”ぁ!?何でぞれをじっで...!」
「知るか。自分で考えろクズが」
ガァン! 「ぎゃあ”ァ!!」
額部分に拳をぶつけてリビングまで吹き飛ばす。無様に仰向けで倒れてる様を見て聲を出して嗤ってやった。そう...昔の奴が俺を見て嗤ったように。
因みにさっき清水がにダメージを負ったのは、権利が無いのにそれを行おうとしたからである。奴にはペナルティが課せられた。
「権利剝奪」無屬魔の究極魔だ。名前の通り、相手が最初から持っているあらゆる権利を、俺の意のままに消していくものだ。
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今の清水みたいに人の悪口を言う権利だったり、特定の食べを食べる権利だったり(豚やお米など)、自行為する権利さえも剝奪できる魔だ。剝奪された権利は永久に戻ってこない。今の清水はもう一生人の悪口を言えない人間になっている。良かったなー。會社とかの同僚や後輩から聖人だとか評価されるぞ。
まぁ......そんな機會は訪れないけど。今から死ぬんだし。
「おい、俺に何か言いたかったんじゃなかったのか?言ってみろよクソ野郎」
「て、めぇ...!この―――っか!?......ぐあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!の”、どがあ”あ”あ”あ”あ”!!あ”づい”!や”げる”よ、うだ...!!」
「いや実際に焼けてるんだよ馬鹿が。昔みたいに俺を侮辱しようとするからそうなってんだろうが気づけよ間抜け、がよっ!!」
ドシュ...!「い”、だああああ”あ”あ”!!」
両腕に剣をぶっ刺して適當に蹴り転がす。隨分雑な制裁だがこんなもので良いだろ、復讐なんて。俺が面白い、気持ちいいと思えるならそれで良い。
「お前がっ!遊び気分でデタラメ吹聴したからっ!周りまで俺を馬鹿にさせるようになって!めの主犯どもを煽らせて!俺を苦しめたんだよなぁ!そうだろ?清水博樹ぃ!!」
ドガッ!ドスッ!ゴスッ!グシャ...!ズチィ...!
「あがっ!ぐへぇ...!や、や”めで...!助けて!おげぇ...!」
「何が鼻くそだ!あの時、俺の鼻にデカい鼻くそなんてあったか?ティッシュで拭っても取れないような鼻くそだったか?俺は鼻くそので遊ぶ変人だったか!?言ってみろ!このホラ吹きクソ野郎が!!」
「あげぁっ!あ、ありませんでしたぁ、ぐぼぉ...!あの時杉山の鼻にそんな鼻くそは、まったくありませんでした!!げぇえあ”...!噓です、杉山があんな奇妙なことをする人間なんかじゃありません、全部俺が言った噓で、す...!いだああああ!!」
「そうだよなぁ?なのにお前は面白いとかそういう下らない理由で、俺を名譽毀損レベルの侮辱をやらかして、めの材料を増やしていったんだぁ。良くないことだって、當時のお前でも分かってたはずだよなぁ、めはさぁ?サッカー部だったお前には俺をめてた主犯格が何人かいたが、そいつらの仲間としてお前は間接的に俺をげていたんだ。これは俺の中では死罪確定だ。よって清水博樹!たった今からお前を殘酷に殺すに処す!」
「だ...誰かァ!!助けてくれぇ!!警察と救急車をぉ!!殺される!!こいつに、杉山友聖という男にころされるうう!!助けを呼んでくれええええ!!」
清水が真っ青な顔で助けを求めてぶが、反応は一切無し。俺の笑い聲以外なんの音もしないことに、清水がさらに絶する様を、俺は嗤ってみせる。
「だはははははははは!!そうそう!昔の俺は、今のお前みたいに無様にはばなかったが、みんなに助けを求めてた。けど誰も助けようとはしなかった!今のお前はなぁ!あの時の俺と同じ底辺に墜ちてるんだよぉ!どうだ!?必死に助けを求めても誰も応えてくれないというこの痛み・屈辱はぁ!!これが俺がけた全てだ!!自慢すべきことじゃないけどなぁ!」
「あ、あああ...ああ......」
現実を突きつけられた清水は、もうぶ気力さえ失せて、無様に涙を流すことしかしなくなった。助けが來ないのは、この部屋に防音・防振結界を張ってるからなんだが。というかコイツ、俺のこの力を目にしても何も言わねーな。それどころじゃないってか。
「それにしても、良い部屋に住んでるなぁ。お前の仕事は...サッカー擔當のスポーツ雑誌の編集者かぁ。お前サッカー上手かったもんなぁ。全日本中學の何とかに召集されたんだっけ?俺をめておきながら隨分リア充してきたんだなぁ...」
1ldkの部屋全を見回して部屋にっていく。そして部屋の壁にってある寫真をてにして...
おやぁ??この寫真は、なーにかなぁ!?」
「そッ!それはぁ...!!」
清水が狼狽した聲を上げるが無視して、部屋に置いてあった寫真を全て見た。
「......いやいやおいおい。お前マジか?未だに人がげられてるところを愉しむことしてるんだ?まさかその様子を寫真にしてるとかマジかよ。しかも小までいるし。うわぁ...。人としてどうなのそれ」
「ぐ......うぐぐ...!」
俺が目にした寫真は、どれも數人に暴行されている人間(中には子貓や子犬も)の姿だった。を流し、泣いていて、苦悶に満ちた表をしてる男()の顔をドアップしたものもあった。
「中學時代の俺の件で味を占めたのか、高校・大學、そして現在もそうやってげられている者の様を安全な場所で嗤って見てたのか。うん、俺のこの行いは正しいってこと、証明できるね!」
「お......お前も俺と同じじゃねーか!!理由は知らねーが強くなったお前は、弱い俺をこんな風にして、殺そうとまでしている!楽しそうに甚振ってるお前も、俺と変わらないじゃねーかよ!!」
開き直って俺を糾弾するが、今ほど稽という言葉が似合うことなど果たしてあるだろうか?
「お前のやってきたことは、“罪無き”者をげたことだ。俺の場合は“罪人”をこうやって正當な制裁を與えているだけだ。まぁ、楽しんでるという點は否定しないが。そこんところの違い分かる?いずれにしろ、お前が今もでやってたことは、人として最低でクズだということだ。そんな奴は社會から消えるべき......そしてこの世から消えるべきだ。というか...」
清水の髪を摑んで頬を暴に摑んで持ち替える。頬の骨が軋む音を聞きながら俺は冷たい聲音で告げる。
「俺に悪意を持ってちょっかいをかけた、嫌がらせした、めを助長させた。俺がお前をこうして一方的にげて殺す理由は、それで十分だ。“お前が意見する権利は、ねーんだよ”」
「......!!」
顔を青白くさせる清水を見て俺はゴミを見る目で嗤い、地面に叩きつける。仰向けになった清水の腹に、剣を向けながら俺は嗤って告げる。
「まぁ...お前は中學の中で殺そうと決めてる中ではそこまで恨みは深くはないから、あまり時間かけずに殺してあげるよ。目障りだしな。じゃあ、死ね」
「ま、、待って―――ザクゥ!!ごぱぁぁああああ、あ”あ”...!」
腹に剣を突き刺す。一度じゃ終わらない。何度も何度もぶっ刺して、清水が死んだ後もしばらく刺し続けた......。
中學時代の復讐対象 一人目殺害達。
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