《転生して帰って來た俺は 異世界で得た力を使って復讐する》7-2
時間はし遡り......ここは名前などいちいち覚えてない小さな建設會社。正面からり社員がいる部屋にる。顔をみればすぐに分かった。
髭がだいぶ生えて橫幅がけっこうデカい黒短髪の40代男......あいつが青山祐輝だ。
「どちら様でしょうか?社員じゃない方が勝手にここにってこら――」
非難が込められた口調で男が俺に詰め寄ってきたが、邪魔だと呟いて部屋の隅へ弾き飛ばした。壁にひしゃげる音がして、俺に弾かれた男は絶命した。まぁ殺すつもりで弾いたから當然だ。
異世界での大量殺のこともあって、俺は人の命...特にどうでもいい赤の他人どもの命を凄く軽く見るようになった。羽以下の軽さとして見ている。だから、これから復讐して殺すアイツ以外の人間も、殺して良いかなと思っている。
男が絶命してから數秒後、狀況を理解した連中が次々悲鳴を上げる。うるさいので口を塞いで黙らせてから、俺が一方的に言いたいことを告げる。
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「俺は杉山友聖って言いますー。今日ここに來た理由は、奧で間抜け面を曬してる青山祐輝君に復讐する為でーす。今からアイツを殘酷な目に遭わせるので、お前ら邪魔になるから早く消えて下さーい。早くここから出て行かないと、隅っこにあるあの塊みたいにしちゃうよ~~?」
さっき殺した男を指差しながら青山以外の社員全員に警告を発する。全員が真っ青な顔で隅にある死を眺める。その中で青山だけが、俺を凝視して信じられないを見るような視線を飛ばしてきたとりあえずアイツの口だけ開放してやるか。
「はっ!?お、お前...杉山か!?中學まで一緒の學校だったあの!?若い...!?というより、復讐ってどういうことだ!?意味分からないこと言って若木を殺しやがって...!」
解放されるなり、驚愕と質問と非難...忙しく俺に言葉を浴びせてきた。その間も社員たちは未だに混していてこうとしない。
「はいはい早く消えた消えた!若木君とやらのようにに殺されたいのか?どうでもいい赤の他人であるお前らの命なんて何とも思ってないんだぞこっちは。とっとと......」
「俺の方を見ろ!いったい何のつもりだと聞いてるんだ、杉山友聖!!」
途中青山が俺の呼びかけを遮って怒鳴ってきた。それに合わせるように奴の近くにいた中年社員も俺に抗議するように聲を上げようとする。やがてそれが伝播して皆が俺を睨んで抗議する者、取り押さえようと俺に迫る者、機にある電話や自の攜帯で通報しようとする者しかいなくなったので、俺は舌打ち混じりに呟いて...
「邪魔 消えて」
ビシャァア......!!
「.........は、ぁ??」
青山を除く部屋にいる人間全員殺した。一人一人の周りの空気を真空に変えて頭を潰してやった。部屋中が彼らので赤く染まった。そして何が起きたのか理解できずにまた間抜け面を曬している青山に近づく。混したままの奴は、腳をもつれさせながら逃げようとするが意味無し。一瞬で追いついて倉を摑み上げる。そしてそのを思い切り機に叩きつける。その衝撃に耐えきれなかった鉄製の機が割れるように壊れてしまった。
「がはっ...!」
「老いたなぁ...中學の時は野球部でありながら陸上部よりも速い瞬足の持ち主だった男が、あんなにもトロくなってしまっているとは。つーか逃がすわけないだろ?今からお前は俺に裁かれるんだよ」
「あ”......だから復讐だの裁きだの、何を言っでるんだお前!」
「はぁ...お前も忘れてるのか。お前らにとって俺にしてきたことは些細だったってことなのか。本當にクズだな。とりまあの時のこと思い出させるところからやな......ほいっと」
片手で記憶魔を発して俺が記憶している小學・中學時代のあの忌まわしい出來事をシンクロさせ、本人の當時の記憶も戻させる。
「......!?チン...!?そうだ、お前をそう呼んで、暴行もして...!ああそうだ。杉山はそうされることで學校中の笑いものにされていて――」
「したんだろうがお前が。俺を學校中の笑いものに、お前がそう仕立てたんだろうが、青山祐輝!なぁおい!?」
ドガッ!「い”...!?ぎゃああああああ!!」
壊れた機の破片を青山の額に思い切り叩きつける。その拍子に頭から大量にが噴き出て、顔中があっという間にまみれと化した...まるでトマトだ。
「どうせお前は、“あの時の俺はまだガキだったから、人の気持ちを考えずにあんなこと言ってしまった。めにも加擔してしまった”...とか何とか言いたいんだろ?.........で?それではい終わりにしましょうって?馬鹿ですかお前は。軽はずみで人を傷つけておいて、口だけのごめんなさいで済む問題じゃねーんだよこれは」
バキィ!バキィ!「ぐおぉ!!」
破片で奴の頬を何度も叩く。骨が折れる音がしたが構うことなく続ける。
「......勝手な......」
「あ?」
「勝手なこと、べらべら言ってんじゃねーぞお前!ガキだったから?ああ確かにお前の言う通りなのかもしれない!あの修學旅行をきっかけにクラスの中心にいたお前をイジってやろうという気持ちから始めてしまった!」
「......で?」
「ぐ...!そ、それで中學にって本山や谷中、あとは中村あたりからめらてるお前を見て、面白さからあの時のイジりをエスカレートさせたんだ。められてるお前を見てると何故だか面白かったからな...」
ガンッ!「ぐあ...!」
「それは......“俺”だったからか?」
「......!!な、何を!?」
苛つき様に再度額に破片をぶつけてさらにを流させた。俺の問いかけに顔を青くさせながら青山は困する。
「気に食わない、恨みがあった、這いつくばらせたい...々理由があったはずだ。小學の時の俺はクラスのカースト上位にいた存在だったからなぁ。単にそれが気に食わなかったから、お前は俺にあんな蔑稱で呼んで馬鹿にして辱めて、暴行に加わったのか?それとも......“俺”だからそうしようと思ったからなのか?どっちだよ答えろよコラ」
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