《転生して帰って來た俺は 異世界で得た力を使って復讐する》16-2★

「あ......あ”ぁ...!」

拳を顔面にモロにくらった本山はなんと失神してしまった。氷水ぶっかけて強制的に覚醒させると、當の本人は何が起きたのか分からない様子でいた。

「よく見とけよ?突然やって來たかつての同級生がどういう力を手にしてるのかを。そこで膝を著いている雑魚どもとのお遊びを見しながら思い知れよ」

そう吐き捨てると同時に、重力を元に戻して組員を解放する。同時にキレた男が発砲して、それを合図に組員全員が俺にかかってきた。

それに対し俺は、本山に見せつけるようにして主に魔を駆使して組員どもを殺戮殺していった。風の刃で五バラバラに斬り裂いたり、超高熱の炎の玉を飛ばして數人を一瞬で炭にしたり、の弾を発砲して頭をいくつも消し飛ばしたり......魔躙しているという景をしっかり目に焼き付けさせてやった。

「は...?な、んだよコレ......夢?俺は夢...を――っがふぉ!?」

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「自分の目を疑うのか~~?だったらもう一度目を覚ませてやるよほらお水ザバァーー!」

寢ぼけたこと呟く本山に水バケツを被せて、目の前に映ってるモノが現実であることを分からせる。

「~~づぶはぁ!!テ、メェ杉山ぁ!!これは、どういうことなんや...!?どういうふざけた狀況だぁ?組員が、こんな...!!」

「おお、夢ではないって認める気にはなれてるみたいだな?未だにあり得ない・これは夢だと喚くかと思ってたけどそこまでは低脳ではなかったか~~ww」

「答えろやぁ!!!これはいったい何なんだ!?テメェはいったい何をしたんかって聞いてこっちは聞いてんだあああああ!!!」

「うるせぇ黙れ!!!自分の立場を理解することも出來ないのか、このゴミカスがぁ!!!」

ドゴッドスドスドス!!ベキャア!!

「――いぎゃああああ!!」

「目の前に広がってる有り様が全て語ってんだろうが!俺が!この世界には存在しない力で!お前の仲間全員を無慘に殘酷にぶち殺したんだろがぁ!!

それがなんだお前は!?分かってることを怒鳴って訊きやがって!!今の狀況分からないわけ?あっという間に數十人の雑魚を圧倒的力で全滅させた俺を前にしてさぁ!そんな口聞いていいわけぇ?ええ!?」

バゴォン!!「ひッ、ヒイイイイイイ!!ごめんなさい...!」

「――ぶふっwwちょっと脅したらコレかよ?そんなんでよく組長が務まるなぁ?やっぱり本は小な弱い弱いクソ弱ぁ~~~い、最低糞ゴミ蛆デブカス野郎なんだな?本山ァ!」

「......!!(ギリィ)」

圧倒的力で痛めつけて怒聲を上げて大きな破壊音と立てただけで、目の前の中年組長はあっという間に萎してけない聲を上げる。かと言って、侮蔑の笑いと貶す言葉を向けられるとそうやって怒りをわにする。

「あ~~~~~ww力が無いくせに自分は強い・カーストが上だ!っていう人間に好き勝手言えるのはマジで面白ぇ~~~!お前のことだけどな~~本山ぁww」

「い...今さら俺の前に現れて、何がしたいねんテメェは...か、金が目的か!?」

「あ~もうやっぱお前は低脳だなぁ。さっき言ったよな?“復讐”だって...お前への復讐の為に來たって」

「復、讐...?ま、まさか......ち、中學の時の...!?」

「うん☆そうそう!.........三年間よくも理不盡にげてくれたなデブクソ野郎。細かく言えば、小學の頃からもふざけたちょっかいかけてクラスで孤立させてもくれやがったな小クソ野郎。

タダで...楽に死ねると思うなゴミカスクソ野郎」

般若よりも凄んだ顔で脅し文句を並べてやった俺を見て、本山は顔面蒼白になってガタガタ震え出した。こんなのが本當に闇金の組長なのかと、憎悪と同時に蔑みと呆れのも湧いてきたわ。

まぁそこからは......本山には地獄を験させてもらった――。

「ぎゃあああああああああああづあ”あ”あ”あ”あ”...!!!」

火炙り・全火傷・焦熱などによる炎熱地獄。

「ごがごぼべぼがべびべが...!!!」

水の牢獄に閉じ込めて溺れさせたり、き取れない空間にれて上からひたすら150度の超熱湯を注ぎ続けたり、に直接水をれてパンパンに膨らませて破裂寸前まで注し続けるなどの水地獄。

「お、折れる...!折れる折れる折れる折れる折れる折れる折れる折れる折れる折れる折れる!!!だずげ...え”え”!!!」

重力を徐々に重くしていってさらに數百㎏のを乗せてやって骨を砕していく重力地獄。

「痛い!痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!いだい”!!も、もう斬るのは止めて......ヒュがっ!?.................................ぐほぁ!!ち、窒息も、嫌だあ”...!!」

風の刃で全を淺く・深く斬り裂いてあちこちに裂傷をつくって、時には空気を失くして窒息もさせたりする風・空気地獄。

深く斬り過ぎて臓飛び出した時の本山の面は面白かったなぁ。うっかり真空にしてしまって目玉が飛び出てたのも笑えたなぁww何よりもズタズタに斬った時の反応が笑モノだった。

「來るなぁ、食われる...あの化けどもに食われる!!助けて...助け――ぁあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”...!!」

もっと殘酷な死に方を延々と験させる幻地獄。

等々...他にもいくつかの地獄を、本山には味わわせてやった。俺がけた三年間のめの時間に匹敵する程の濃い時間を験させてやった。勿論途中で命を落とすことないよう常に治療してやって次の地獄、またその次を験させて、だ...。

あの屈辱と怒りと憎しみでどうにかなってしまいそうな三年間を塗りつぶすべく最大限の苦痛を與えてやった。そして思い知らせた。

自分が如何に俺をブチ切れさせたか、俺に憎悪を抱かせたか、殺意を湧かせたか。自分がいったいどれだけの罪を俺に対して犯してきたのかを...!

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