《転生して帰って來た俺は 異世界で得た力を使って復讐する》7-1
『そもそも俺は何でこんなことをしているのかやけど、まぁ當然この11人のクズどもが俺を理不盡に痛めつけて辱めてきたっていうのが一番の理由や』
演説のように語りだす俺を、全員が張と怯えが混じった顔で注視している。
『では、このめの件に関してはこの11人だけが悪いのでは?そう思う奴はおるんとちゃうか?自分らは関係無い、そもそも知らなかった、なんて言いたくてしゃーない連中はそれなりにおるやろうな。特に一年なんかはそのはずや。
けどお前らにも悪いけどなァ、このめの件に関しては連帯責任として処刑されてもらうで!これは...他でも無い、學校そのものが俺にそう判斷させたんやからなァ!!』
殘酷な死刑宣言を告げられた大半の生徒らは、ここからでも分かるくらいに顔を悪くさせているな...中には首をやたら振ったり口を必死にかしてぼうとしてるのもいる。
『あーあー、お前らが理不盡だって文句言いたい気持ちは伝わってきたわ。そらそうやな、関係無い・知らない自分らが殺されるとか納得いかへんわな?何でお前ら殺すのか、連帯責任なんて言ったのか...。
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俺は、この二年半で!この學校に対して心底憎悪を抱いた!めの主犯ども、教師ども、クラスメイトども!それらをひっくるめてこの學校が憎くて仕方がない!!俺をめるわ辱めるわ、そんな俺を助けようともせーへんわ助け呼んでも反応してくれへんわ、めの件どうにかせーへんわ隠そうとするわ!この學校は俺の“敵”や。だから全部潰す。全部滅ぼすことにしたんや......當然お前ら全員殺すというやり方で...!』
言葉に怒りと憎しみ、狂気を乗せてここにいる全ての生徒・教師に聞かせる。クラスメイトや教師陣は俯き、他は震えているだけ。
『じゃあ...ここで無関係の奴らに質問するで?
《《誰のせいで》》俺をこんな人間にしたんやと思う?《《どいつらのせいで》》お前らまでこんな事態に巻き込まれたんやと、思いますかー?』
途端、育館の空気が変わった。主に関係の無い生徒どもが顔を変えて俺を注視している。良い傾向や...。
『いったい何が原因で自分らは酷い目に遭いそうになってるんやろなァ?俺がこんなになるまで追い詰められて、兇暴化して、みんな殺すーとか言うようになってしまったんは...どこのどいつらが原因なんやろ...?はい、ここでお前らに答えを言う権利を上げます!挙手せんで良いから答えてみ?あ、答え以外のどうでもいい発言した馬鹿は殺すから』
そこまで言ってから全員の口枷を解いてやる。教師どもも解放してやったが、脅しが効いたのか誰も意見する奴はいない。この學校の教師どもは肝が小さい小ばかりやな。
と、やがてどこからかポツリと聲が上がった。
「............壇上の上にいる人たちの、せい?」
「全く止めようとしなかった先生たちとか...」
「あの人のクラスメイトらも止められたのに何もせーへんかったよな?」
―――十分や。今ので良い答えが聞けた。ほな、話進めよか...!
『―――そうやっ!!原因は、このクズ11人と、コイツらに対し何のお咎めもしなかったクソ教師ども、さらにはめを傍観していたこことは別のとこへ隔離させてる俺のクラス連中や!!
コイツらが俺に対してクソ仕打ちと無視をしたせいでなァ!俺はこんな人格・格になってしまって、無関係なはずのお前らもここに連れて來られてきたんや!この腐れて低脳ゴミクズどもと、あの無能教師どもと薄なクラスメイトどもが全部悪いんやっ!!こいつら全員が俺に理不盡を強いた結果がこの狀況や!!
全部全部っ、主にこの11人と學校を運営している大人どもが悪いんやっっ!!!』
俺の的な訴えで、空気が変わった。有象無象どもの視線が俺から今指定した連中に移る。だがそれらの視線には先程の恐怖や怯えは無く、非難や憤りのが込められていた。
「お、おい...何やねんお前ら......」
「な、何睨んでん、ねん......」
クズ11人は荒い言葉で脅しているが、數百人からの非難めいた視線に気圧されたのか迫力が全く無かった。
教師らも奴らの異様な雰囲気に呑まれてやや萎し出している。生徒にナメられまいと必死に威厳を保とうとしている奴もいるが、この狀況下ではただの虛勢だ。教室にいる五組の連中もこの空気に恐怖している。
【書籍化】え、神絵師を追い出すんですか? ~理不盡に追放されたデザイナー、同期と一緒に神ゲーづくりに挑まんとす。プロデューサーに気に入られたので、戻ってきてと頼まれても、もう遅い!~
【書籍版発売中!】 富士見L文庫さまから2022年1月15日に書籍化されています!! ========== 【あらすじ】 「仕事が遅いだけなのに殘業代で稼ごうとするな! お前はクビだ。出ていけ夜住 彩!」 大手ゲーム開発會社のデザイナーとしてデスマーチな現場を支えていたのに、無理解な無能上司のせいで彩はチームを追放され、自主退職に追いやるための『追い出し部屋』へと異動させられる。 途方に暮れる彩だったが、仲のいい同期と意気投合し、オリジナルのゲーム企畫を作ることにする。無能な上司の企畫にぶつけ、五億の予算をぶんどるのだ。 彩を追放した上司たちは何も分かっていなかった。 ――優秀すぎる彩にチームは支えられていたことを。 ――そして彩自身が、実は超人気の有名神絵師だったことを。 彼女を追放した古巣は瞬く間に崩壊していくが、デスマーチから解放された彩は華やかな表舞臺を駆け上っていく。 夜住 彩の快進撃はもう止められない――。 ※ほかの投稿サイトでも公開しています。
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