《転生して帰って來た俺は 異世界で得た力を使って復讐する》12-2★
ウイルスで苦しみ藻掻いている清水の隣に井村を蹴り飛ばして二人仲良く苦しませ続ける。そしてさらに次の復讐に移る。
「あ~お~や~ま~ァ!!お前のせいで井村までもが俺を蔑稱で呼ぶようになったんやろうがっっ!!!」
グシャア、ブシュウウウウウウウウウウウウウ!!
「~~~~~がぁああああああああああああ!?!?」
スパイクピンがついた靴で青山祐輝の頭を踏みつける。その拍子にがいっぱい噴き出た。次いで爪を立てて青山のを突き刺して摑んで持ち上げる。倉摑みならぬ倉突き刺し摑みだ。
「あ”あ”あ”あ”!?刺さって、えぐっ、抉れてる!!いだい”!!は、離せ、え!!」
ジタバタ藻掻いてぶ青山にイラっときた俺は、もう片方の手から酸を発して腹にかける。
ジュウウウウウウウ!!
「ばあああああああっ!?!?」
服が溶けてわになった腹が赤く爛れている。
「お前さ、この狀況で自分が俺に偉そうに命令できる立場なわけ?お前がやることと言えば、“なるべく早く楽に殺して下さい”って必死に懇願することなんじゃねーのか?離せだ?俺を散々貶しておいて、調子こいてんじゃねーぞクソゴミが」
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「ぐああああ......っぐ!!この、狂人が...!」
「へぇ?お前は今までのと違ってそうやって反抗する気力があるんか。オモロいやんけ、ならもうちょい遊べるな」
摑んでいる手に力を込めてをさらに抉る。がさらにボタボタと滴る。
「ぐぅおおおおお......っ!!」
「お前のせいで小6の學校生活ではだいぶ恥かかされた......お前がチ〇デカとかいう不名譽不快極まりない屈辱的ネームで呼んだことでっっ!!」
さらに握る。がたくさん出る!
「げぁあああああっっ!!」
「中學に上がってからも、前原とかと一緒になってあの呼び名で俺を貶してきた。俺が厭がってるのを笑いものにして、止めろと言っても面白がるだけ!!俺を貶めることが道楽やと言わんばかりの仕打ちを二年半もしやがって!!」
さらに錬で床から長い棘を発生させて奴の両手足を突き刺し貫いた!
「うぉぐぅううううううう......!!」
「人の部位をそうやって大勢の前で貶して辱める。完全な名譽毀損罪を含むめや!犯罪や!!つまりこの場でのお前は犯罪者。だからこうして俺に復讐される立場にあるわけや。
分かるか?あの時...いや今もか。俺がどんだけ傷ついて不快にさせたか!お前は知ろうともしなかったんやろうな、自分がまない呼び名で呼ばれ続けることの不快さと鬱になりそうなストレスが!!知ろうともしなかったお前は、俺をああいう風に貶し続けてさぞ楽しかったんやろーなこの腐ったゴミカス野郎!!!」
腕、腳、肩、橫腹と順に突き刺していく。足元には青山の汚いだまりが出來上がっていた。マイクで話を続ける。
『弁明は聞かへんで?全部お前が仕掛けてきたことやからな。全部悪意あるちょっかいやったもんな。俺言うたよな?厭やって、その呼び名で呼ぶなって。散々言い続けてきたよな?やのにお前は俺の本気で嫌がってる反応を笑いものにして面白がって俺の名譽をズタズタにしやがった!!
なァお前ら、このクズをどう思う!?人が嫌がる呼び名で呼ぶようなクズ野郎は許せる人間か!?』
「酷い!」「最低や!」「小學校とかで教わらなかったん?嫌がることはしてはいけないって!」「お前は最低のクズや!!」「死ねば良いわクソ野郎!!」
返ってきたのは青山に対する罵詈雑言の嵐。誰もが怒りと蔑みが込められた非難をぶつけてくる。それらをモロにけた青山は完全に萎した様子だ。自分がこの場では悪人扱いされて味方もいないという狀況が恐ろしいようだ。
「め、めちゃくちゃやこんなん...。俺は認めへんで、お前なんかが正しいわけないんや...。俺がお前を貶したんは悪いことやったって認める、けど......だからといってここまですることは、許されへんはずや!!なぁ先生らもそう思うやろっ!?」
だがそれでもまだ自分の意見を主張する気力が殘っていた青山は俺の行為を否定して教師どもに同意を求める。全員戸いを見せながらも青山に同意をする。再び俺を非難する聲も上がってきた。そんな茶番を見た俺は呆れを含んだため息を吐いて教師全員の口を閉じさせる。次いで青山の顔面を何度も毆り続ける。
「誰が勝手にお前の意見に同意する人挙手ーって発言を許したんや?お前の意見なんて全然聞いてへんかったやろうがっ!!」
蜂の巣になるくらい腫れるまでぶん毆り続けて一息ついた隙に青山はなおも反論する。
「いい加減にしろ、や...。もうこれで終われ、よ...。何人も殺しやがって...!この殺人鬼がぁ...!“チ――」
剎那、俺は青山を床に叩きつけて、を放して首を摑んだ。
「おい......お前今何言おうとした?またあの呼び名で俺を貶そうとしたんか?」
怒りを通り越してが無くなった聲でそう問いかける。対する青山は苦しそうにしながらも口をかす。聲は出てないが口のきで今何を言ったのかが理解できる............そうか。
この程度の拷問はコイツにとっては生溫かったか。まだ俺をそうやって貶すくらいの余裕があるわけか...心の余裕が...。
この程度の拷問はコイツにとっては生溫かったか。まだ俺をそうやって貶すくらいの余裕があるわけか...心の余裕が...。
なら......コイツにはとことん絶を味わってもらおっかな。今のクソ発言をしたことを後悔するくらいにな...!
パチンと指を鳴らして青山の目の前にモニターを出現させる。モニターが映し出されているのは誰かの家のリビングだった。どこにでもありそうな一般家庭の様相のリビング部屋だ。
しかしその部屋は普通ではなかった。テーブルはひっくり返されて傷だらけ、窓は割れていてソファーも中が飛び出てボロボロだ。壁にはあちこちに傷やがあって酷い有り様だ。
「............おい、これって............」
首を放して代わりに両手足に枷をつけて芋蟲狀態にした青山は、モニターを見て明らかに揺している。
「どしたー?顔が悪いなー。を流し過ぎたせいだけやなさそうやけどー?」
「これ......《《俺ん家》》やんけ...!」
青山が再度吠える。俺はその通りやと言わんばかりに笑う。そうモニターに映ってるのは青山の家の中だ。こいつの家庭について...いや今回復讐する奴らの家族関係とかについては事前に周知している。どいつもこいつも家族仲は俺程ではないが微妙だった。《《たとえ目の前で家族を殺して見せても大してダメージを負わせられない》》と判斷していた...が。
「お前だけは隨分家族仲がよろしいようで。良いことやなぁ家族と仲良いってのは」
「.........」
絶句する青山を笑いながらカメラをかして部屋を移させる。すると映像から何か聲が聞こえる。助けてだの離してだのと...。それを聞いた青山の顔がさらに悪くなっていく。
そしてパッと畫面が切り替わるとそこには數人が映っていた。二人は俺...によく似たアバターだ。適當に作った為、機械部分が若干見えている。だが青山が目を惹いたのはもう三人の姿の方だ。
「誰か、助けてええ!!」
「母さん...!!」
「クソ、何でこんなことに...!」
「父さん...!!」
「放して、放して、よぉ...!!」
「姉ちゃん...!!」
『はーいその通り!こちらにお映りしておりますのが~~青山祐輝の家族ご一行でーすっ!!』
【1章完】脇役の公爵令嬢は回帰し、本物の悪女となり嗤い歩む【書籍化&コミカライズ】
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8 84異世界転生〜貰ったスキルはバグ並みでした〜(仮題)
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8 62ダンジョン・ザ・チョイス
※都市伝説や陰謀論、政治、スピリチュアルな話を元にした內容が主に2章から展開されます。実際にあった出來事などを用いた設定がありますが、あくまでフィクションとお考えください。 Lvはあるけどステータスは無し。 MP、TPあるけれどHP無し。 ”誘い人”と名乗った男により、わけが分からないまま洞窟の中へ転移させられてしまう主人公コセは、ダンジョン・ザ・チョイスという名のデスゲームに參加させられてしまう。 このゲームのルールはただ一つ――脫出しようとすること。 ゲームシステムのような法則が存在する世界で、主人公は多くの選択を迫られながら戦い、生きていく。 水面下でのゲームを仕組んだ者と參加させられた者達の攻防も描いており、話が進むほどミステリー要素が増していきます。 サブ職業 隠れNPC サブ武器 スキル パーティーなど、ゲームのようなシステムを利用し、ステージを攻略していく內容となっています。 物語の大半は、HSPの主人公の獨自視點で進みます。話が進むほど女性視點あり。 HSPと言っても色々な人が居ますので、たくさんあるうちの一つの考え方であり、當然ですがフィクションだと捉えてください。 HSPの性質を持つ人間は、日本には五人に一人の割合で存在すると言われており、少しずつ割合が増えています。 ”異常者”がこの作品のテーマの一つであり、主人公にとっての異常者とはなにかが話しのメインとなります。 バトル內容は基本的に死闘であり、そのため殘酷な描寫も少なくありませんので、お気をつけください。
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