《BLOOD HERO'S》episode2 #2「能力社會とスフィアの歴史」

またエレベーターに乗り5階へと戻った炎と志村。

オフィスへ戻ると數人程座って何か々とやっていた。気にせず2人は奧へと行くと左側に扉があってそこにると會議室の様な部屋になっていた。

「まあ適當に腰を掛けてくれ!」

「は、ハイ!」

そう言われて適當に椅子に腰掛ける炎と志村。

「それじゃあ早速話を始めるとしようか!」

そう言うと志村は話を進めた。

---時は100年前、突然発生した能力発現。當時はポルターガイストやら未知なる人実験によるものやら前代未聞の大事件として歴史に殘されている。

そこから能力発現は更に増加していったが何故この様な事が起こったのかは今現在でも謎のままである。

だがその異常事態は日常と課していた。無論、能力発現が起きる人間はまだ多い訳では無いがしずつ増えてきている。

しかし能力が発現した事によりとある問題が起こった。

能力を悪用する人が出始めたのだ。殺人・強盜・暴力etc…

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警察も手に負えずこの社會は崩壊を迎えようとしていた。

だが3人の男により崩壊を免れたのだ。

3人は能力を駆使し悪用する能力者を次々と捕らえていった。

そしてその3人こそスフィア創設者だったのだ!

無敗の剣聖・杉村すぎむら 一誠いっせい、絶世の魔・フィリナ・ラビリンス、無敵の鬼神・有馬ありま 豪政ごうせい。

この3人はスフィアを創り上げ警察では手に負えない事件を次々と解決しそれだけでなく彼らは1人ずつ弟子をとり彼らの能力をけ継がせる事を考え始めたのだ。

「 Bl:SEED」という彼らのを弟子に授けた。そのを口にれると彼らの能力を使える様になったのだ!

だがそれは一時的に使えるものであってある程度時間が経つと能力は使えなくなってしまう。要するに一時的に力を借りているのである。

そして彼らは Bl:SEEDを大量生産する計畫を立てた。

數年後、彼らの計畫は功し Bl:SEEDの大量生産する事が出來る様になったのだ。それが今のスフィアになっている。

だから実際、元から能力を使える人間は殆どいない。

それでもその力を使い悪用する人はかなりなくなっていた。

そうやって今の現代社會を築き上げてきたのだ。

---「コレが現狀だよ!し掻い摘んで話たから分からない所とかあったかな?」

志村は話終えると炎に質問が無いか聞いてきた。

「あの、じゃあ柑菜や他の人達も普通の人達と変わらないんですか?」

手を上げて質問する炎

「そうだね!ココで元から能力を持っているのは1人だけだね!」

「1人?」

は驚きを隠せなかった。

「まあ、人間というのは深いものだ!力を使えるものはそれを己の為に使う。そればっかりは仕方の無い事なんだよ」

志村は靜かに喋った。

「だから、私達の様な元から力を持たない人間が対抗出來る様に先代達はそれを作ったんだよ」

段々しんみりとした雰囲気になってきたからか志村は急にテンションを上げて喋り始めた。

「よし!取り敢えず話は終わったし今日は自由にして良し!!それじゃあ、解散!!」

そう言うと部屋を後にした志村。その後から炎も部屋を出た。

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