《Crowd Die Game》襲撃。そして、別れ。
クウガが著替えるのを待ち、俺達は発のあった方向へ向かった。
するとそこは……咽むせ返るようなの匂いと、黒い煙が立ち上がっていた。
「どうなってんだ?これ。」
俺は疑問に思いそう呟いた。
とりあえず、ということで、ガランに、みんなを避難させるように指示した。
そして、クウガを含め、俺のチームのメンバーを呼び出した。
Merlin、Crenai、Ryune、そしてアレスだ。
ナードがいないが、どうしたのだろうか。
とりあえず、6人で襲撃の相手を撃退することにした。
「敵の數は?」
「5人だよ。ちょうど、奇襲をかけようとしてきたあいつらと同じ數。」
「あいつらの変とかなの?」
「その考えでいくのは早計だな。ほかの可能もありうる。」
俺達は、敵の近くで固まって話し合っていた。
確かに、數的には晝の奴らと合っているが、しかしそれならばすぐに変したりしているだろう。
ならば、違う可能の方が高い。
「とりあえず、撃退だな。クウガは俺と一緒に來い。んで、Merlinはみんなの援護だ。ほかは、手分けして當たってくれ。」
俺は一通りの指示をしてから煙の上がっている方を一瞥した。
Advertisement
──ナードはもしや、あの中で戦っているのだろうか………。
ええい、とその考えを俺は振り切り、そして見據えた。
………悪い結果にならないといいが………。
そして、敵のいる方向へと、走り出した。
敵はちょうど五つに分斷されていた。
そしてそのうち一人とは──やはりナードが戦っていた。
「──っ、ナード!」
「Hardes!來るな!」
その怒聲で俺は踏みとどまった。
ナードの敵は……ナードと同じくらいの巨で、パワーはありそうだった。
ナードと同じタイプか?と思いつつ、俺は止まった足を進めた。
「ナード!危険だ!そいつは強い!俺が──」
「──やめろ!………こいつは俺がやる!お前らはほかのヤツらを相手してろ……!」
ナードはこちらを振り向きもせず、ただそう怒鳴った。
無理だ、と俺は心の中で思った。勝てるわけがない、と。
確かにナードは強い。だが、その相手はそれすらも馬鹿馬鹿しく思えてくる程に、強さが浮き出ていた。
──そいつの覇気によって、から炎が燃え盛り、重い圧力がし掛るようなじがあった。
それは………殺気にも似たものだ。
戦闘系には、強さを戦わずとも測る方法がいくつもある。
Advertisement
例えば、隙がない、や堂々としている、などだ。
そしてそのうちに一つ。
殺気が強い、、、、、という基準もある。
余程の達人ともなれば、殺気だけで相手を気絶させられるそうだ。化かよ。
今目の前にいるそいつ、、、は、そこまではいかないが、しかし殺気だけでものすごい実力者ということが分かる。
「ナード!無茶をするな!……戦うってんなら……絶対に死ぬな!」
俺は、無茶を言っているのは分かっている。
しかし、こんなところで仲間を失う訳にはいかない。
「……分かっている。百も承知だ。……だから行け!まだ敵は何人もいるんだぞ!」
ナードがそう言った瞬間。
「うぉぉぉおおおぉあぁぁぁぁぁあ!…グ、グぉぉぉぉぉぉぉあぁぁぁぁぁあ!」
咆哮が。響き渡った。
耳を劈つんざくような、と言うより、鼓が破れそうな程の……びではない。咆哮だ。
咆哮の主は分かりきっている。………今目の前にいるそいつ、、、だ。
「………ナード………無事でな。」
俺はそういい、そんな化を前にして、俺は違う敵を見據え、そして駆け出した。
「……分かっているさ。クウガのためにもな。」
俺はそういうナードの聲が、震えているようにじた。
Advertisement
「クッククク………流石は我が軍最強の兵士。咆哮だけであの威力、、とは。やりますねぇ……。」
俺達はあのあと、右側にいる敵を倒しに行った。
だが………。
「──ったくどうなってんだよ………。敵は5人じゃなかった、、、、、、のか……?」
そこには、二人の敵が立っていた、、、、、、、、、、。
報だと、こちらに一人、左側に三人のはずだが………移してきたのか?
「クククク、戸うのも無理はない。偵察に來ていたやつとの報の食い違いが起こっているみたいだからなぁ………?」
「なっ………なんでそれを知っている……」
「偵察に來ていることはバレバレさ。食い違いに関してはそうだね……私の能力上、そうなっていてもおかしくない、と言うだけだよ。」
「……?  どういうことだ?」
能力?能力………とは違うみたいだが。
「私の特殊能力……存在を消す能力ですよ。だから、一人ない報がきた……でしょう?」
なるほど、それなら數が違うこともおかしくはない。
そしてもう一つわかったことがある。
「あんた………馬鹿じゃねぇの?それ、僕達に教えてもいいのか?」
……俺が言おうと思ったのに!
ってそうじゃない。わかったことは、バカってことは一緒だが……
「それ以前に、もう敵の前に姿を現していいのか?現さずに奇襲をかけても良かっただろうに………」
「………あ。」
……どうやら素で忘れていたらしい。やっぱ馬鹿だな。
「……まぁいい。どうせ、私の力の前より、こいつの………『タロルア』の力でお前らは死ぬのだからな!」
「それ自分では勝てないって暴してんぞ」
「うぐっ………」
つくづく、墓を掘る馬鹿だな、こいつ。
しかしタルロアとやら……マスクで口をおおっていて、顔が良く見えないが………しかし、この威圧……。
(……まぁ、認めざるを得ないか……)
こいつらは………五人とも。
………強い。
「……んじゃ、やりますか。クウガ!お前はあんま前に出んなよ。俺一人でやる。」
これは決して慢心ではない。
むしろ………敬意を払い、二対一で、対等に、、、戦う、と言っている。
しかし相手はそう取らないようで。
「……はぁ?舐めてんですか?私達相手に一人で?……いいでしょう、タロルア、やって─」
「──いや、お前ら二人がかりで、、、、、、いいぜ。來いよ。まとめてやる。」
「…………あぁぁぁあ!?舐めてんじゃねぇぞゴルァ!いいだろう……やるぞタルロア。この野郎……殺す……!」
タルロアと呼ばれた男は、コクリと頷き、そして両腕を広げた。
もう一人の男は、ムチを構えている。
「………よっし!んじゃあ………行くぜ?」
俺がそう言い、そして戦いが始まった。
一方その頃、Crenaiの向かった先には。
「ほう、意外と出來るやつがいるものなのだな。」
男が立っていた。そして會って早々、貶しているのか褒めているのかよくわからない言葉を吐いた。
「……そういう発言は、私に勝ってからしな……」
「まぁそう言うな。そうだな、まずは名乗りからか。俺の名前は『カガリ』。『アルクプリア』の戦士だ。」
アルクプリア?……ということは、あの五人とはやはり関係が………。
しかしこのカガリとかいう男………強い……。
「私の名前はCrenai。クラン名は……まだない。」
「ふっ……NamelessClan名も無きクランか……まぁいい。さぁ………行くぞ」
そう言って、カガリはき出した。
「──へっ!やっぱその程度じゃねぇか。」
俺が一瞥した先には、タルロアと、もうひとりの男がうつ伏せて倒れていた。
しかし………タルロアの様子がどうもおかしかった。
まるで──狂っているかのような……。
「ククッ………ククククッ……あは、あーははははは!」
「………んだよ、ついに狂ったか?」
「いいえ?いやぁ、先程あなたは言いましたね?その程度か、、、、、と。面白い冗談をいう。タルロア。」
男の聲で、タルロアはむくりと起き上がった。
タルロアの目は………笑っていた。
「………どういうことだ?」
「さっきのセリフ………お返しさせていただきましょう。その程度ですか?………死ね」
男がにやりと笑い、言うと同時に。
タルロアが、姿を消した、、、、、。
すると途端に、背中に痛みが走った。
「………がっ………!?」
タルロアは逃げたわけでも姿を消すような能力を使ったわけでもない。その能力はそこに寢っ転がってる男の方が持ってる。
タルロアはただ単純に。速いのだ。
「……ぐぅ………なるほどね?そりゃその程度で終わってたわけだわ。」
しかし──
──こいつらは勘違いしている。主にこの変な男は。
そう思うと、俺は押されているにも関わらず笑ってしまった。
「はっ………よくそんな余裕でいられるな。何が可笑しい。」
「いや……ね?お前らさ……」
俺はその場に仁王立ちし、そして………。
「一俺がいつ、一回でも本気出したっつったよ?」
その瞬間、大地が震えた。
もっとも、俺はそんなじはしなかったが、後でクウガに聞いたら、震えていたらしい。
そのおか、タルロアのきが止まった。
「んじゃあ………終わりだな……」
俺はそう言って、腕を振った、、、、、。
すると、後ろから………だけでなく、前からも、グシャ、という音が聞こえた。
見るとそこには、飛沫ちしぶきと、橫たわる人………の、、と、生首、、が転がっていた。
「──っ!……ハ、Hardes………」
その生首は。
先程まで戦っていた、タルロアと、男だった。
俺が──斬ったのだ。
「………強すぎ………」
クウガがらす嘆の聲は、震えているようにも聞こえた。
その頃、上空には。
Merlinが一人、援護のために浮いていた。
とは言っても、味方が負けることなんて想定していないので、言うならば観察していた、と言うべきか。
「やぁっぱ、Hardesは勝っちゃうか。強いなぁ………」
多で吐きそうになったが、まぁ、それは予想していたので何とかなった。
それよりも。
「………ナード……やばい?」
見ると、ナードは明らかに押されていた。
実力の全てを出し切っているので、Hardesみたいなことは無い。
つまり。勝てないかもしれない、ということだ。
「……仕方ない。アーネルトフ・シューティン!」
私が詠唱すると同時に、杖からの矢が何本も出ていった。
向かう先は、ナードの敵。
するとその敵は………手で、弾き消した、、、、、。
「──なっ………!?ありえない……!」
その男は、こちらを見て………飛んだ。
こっちに………來る………!?
もう終わりか、そう思って目を瞑った。
しかし、いくら待っても衝撃と痛みは來なかった。
目を開けると………そこには、だらけになった、、、、、、、、ナードが、いた。
───心の臓を摑まれた狀態で。
「──ナード!?」
「だから……手を出すなと言った……俺がやると言ったのだが……な……ごふっ………」
「っ!………ナード、ごめん!だから、もう喋らないで!」
そうぶと同時に、私は魔法を使い、男を振り払った。
男は抵抗せずその魔法をけ、そして地上に大人しく戻った。
「………ナード………回復する!ヒール──」
「──やめろ。………無駄だ。それより、下に降ろしてくれ。」
私はその言葉通り、地上に降ろした。
ちょうどその時、Hardesがこっちへ走ってきた。
「どうした、何があった?」
Merlinが傷を負ったナードを抱だき抱かかえているのを見て、俺はすぐ側に駆け寄った。
ナードは、心臓の部分がポッカリと空いた狀態で、しかし今も尚、気力で意識を持たせようとしていた。
「……無茶するな、ナード。……Merlin、何があった。」
俺が聞くと、Merlinは震えながらも答えてくれた。
「…………。なるほどな……。」
「ご、ごめん。私が余計なこと……」
「もういい。それよりも……」
「──ハー……デス……。」
「!?  ナード、大丈夫なのか?あまり無茶は……」
「大……丈夫だ………。それより……頼みが……ある。」
ナードは今にも息絶えそうなほど、苦しい表で、縋るように言った。
「なんだ?俺に出來ることならなんでも──」
「──クウガを……守ってくれ………絶対に……殺すな………」
それは、兄のような、もしくは父親のような、優しい笑みだった。
それほどまでに………クウガのことを想っているのだろう。
ならば、俺はリーダーとして、仲間として。
その願いに応えねばなるまい。
「………分かった。約束する。この命に変えても………守ってみせる。」
「……あり……が……と………う…………。」
そう言いし、ナードは……帰らぬ人となった。
その顔は、幸せそうな顔でもあった。
「ナード……ナード!死ぬなよナード!僕は……」
「クウガ………もう諦めろ。もう………死んでる。」
クウガが泣き喚くが、しかしもはや意味が無い。
死んでるものに戻ってきてもらおうにも、無理だ。
「──Hardes………お前、魔法使いなんだろ?」
「──は?………一応魔法使いの一族の末裔ではあるが………それがどうかしたか?」
「じゃあ──」
クウガが何を言い出すのやら、と思うと、クウガは口にした言葉はとんでもない事だった。
「──じゃあ、魔法で生き返らせてよ………!」
「……なに?」
「魔法なら生き返らせることだってできるでしょ!?じゃあ生き返らせてよ!ナードを………生き返らせて!」
正直、クウガの言い分は聞きれることが出來ない。
───魔法だって萬能じゃねぇんだよ………!
俺は、しかし怒ることなく、諭すように言った。
「クウガ、よく聞け。魔法を使ってもできないことなんてざらにある。人を生き返らせるってのはな………魔法でも……できないんだよ。」
今の俺はどんな顔をしているだろう。
泣いているのだろうか?
それとも…………怒っているのだろうか。
そんなを探るような思いも、うっすらと、意識とともに消えていく。
そしてそんな時でさえ。
俺はしっかりと相手を見據えた。
橫でクウガが肩を震わせて泣いていようが、マーリンが謝り続けていようが。
そんなのは関係ない、俺は俺で、やりたいことがある。
「おいてめぇ………」
その聲はきっと、最初に戦った男達の時よりも低かっただろう。
ただ低い訳では無い。
──恐怖をじさせるほどに、怒りのこもった聲だっただろう。
そして続きを言った。
「今すぐ殺してやる。お前の壽命は………今日だ。」
相手に対する、死の宣告を。
後に「死神」と呼ばれる所以たる、その宣告を。
クレナイはその頃、カガリと対峙していた。
「やはりやるな。さて、本気を出させてもらおうか。」
カガリはそう言うと腹に力をれ始めた。
「ふっ……!」
どうやら時間がいるようだ。
漫畫やアニメならば、ここで待ったりするものではある。
だがこれは現実。そんなに甘くない。
「……遅い………。」
そう言ってクレナイは、カガリに向かって走り出し──後ろに回り込み、そして、カガリの腹に一つ、刀を突き刺した。
「がっ……なっ……卑怯……だぞ……!」
「……卑怯?……別に私は、あなたの力を出すというものを待つ義理はない……だから、これは卑怯ではない……」
カガリは、クレナイに虛しく正論で返され、のめり込むように倒れていった。
「……らく……しょー………」
クレナイは心の中でガッツポーズをしてから、急いでナードの元へ向かった。
が、向かった先にいるのは冷たくなったナードと、泣きじゃくるクウガ。そして、クウガに対して靜かに話すハーデスだった。
「……これは………」
狀況を察したクレナイは、さらに早く、近づいた。
その頃、アレスとリューネは、余裕綽々の表で、相手に勝っていた。
相手は両方らしく、アレスは殺すのを躊躇い、半殺し程度に。リューネは、そもそも殺す気がなかったので、眠らせて捕らえていた。
そして、二人は合流し、ナードの元へと向かっていた。
クレナイの姿を確認した俺は、ちらとそちらを一瞥するも、相手を再び見據え直した。
クレナイがこちらに加勢してこないことを願い、俺は、目の前にいるそいつに問いかけた。
「殺す前に一つ聞くが、てめぇ、名前はなんだ?」
そもそも喋るのか?という疑問を抱きながら、睨んで聞いた。
すると、予想外の返答が來た。
「……俺の名前は………アイドラだ……。」
返事の容はそこまで驚く程のことではない。
何に驚いたかと言うと、それは返事をしたこと自だ。
──喋れたのかよ……。
し呆れつつ、しかし見據えることはやめずに言った。
「んじゃあ、アイドラ………安らかに眠れ。」
そう言って、俺はアイドラに突っ込んだ。
目にも止まらぬ早さでく俺に対し、アイドラは突っ立っているだけだった。
アイドラが立ち盡くしていたので、格好の的と思い、俺は切り刻んだ。
を捻り、回転を加えて。
「ぐっ………」
アイドラは唸るも、傷がついた様子がない。
傷はついているのだろうが、そもそも傷だらけだったし、こいつの耐久力が高いだろうことぐらいは予想がついていた。
「それで終わりか?ではこちらも……」
アイドラは言うが早いか、腕を振り下ろした。
そしてその腕は、地面に當たり………大地を震わせた。
そこからアイドラの猛攻が始まった。
足がよろめき、ふらついた所を拳で叩きつけ、そして何度も毆り続けた。
10分も毆り続けると、さすがに疲れたのか、距離を置いて立ち、休憩していた。
とは言っても、警戒は一切緩めなかった。
手応えはあったが、死んだという確証がない。
アイドラはじっと、見據えていた。
しかしアイドラの攻撃も虛しく、俺にすべて防がれていた。
「殘念だったな。──終わりだ。」
その言葉は、重く、そして強い怒りのこもった聲だった。
そして……俺は一瞬で姿を消し、また現れた。
アイドラの立つ後ろに、、、、、、、、、、。
途端、アイドラはガクリと足をよろめかせ、崩れるように倒れ込んだ。
アイドラは……死んでいた。
「……安らかに眠り給え……ナード、アイドラ」
そうして、襲撃による戦いは終わった。
戦いが終わったにも関わらず、クウガは一頻り泣いていた。
マーリンやリューネも、多泣きはしたが、すぐに泣き止んだ。しかしクウガはずっと泣いている。
仕方ないことだとは思う。なにしろ、一緒に戦ってきた仲間で。
それに、クウガはずっと懇意にしていたわけで。だからこそ、ナードのことは人一倍思っているが故に、泣きじゃくるのだろう。
しかし、泣いているクウガを誰も止めはしない。
主に俺や、クレナイの分まで泣いてもらっている気がしたからだ。
かくいう俺は、一切涙が出なかった。悲しくない、と言うと、噓になるが、しかし泣くことは出來ない。
仲間の死でも泣くことが出來ないなんて、も涙もない、そう、自分のことながら思った。
クレナイも、そう思っているのかもしれない。
そしてその夜は、クウガの泣き聲だけが、響き渡っていた。
大変長らくお待たせしまして、申し訳ありませんでした。
新學年ということもあり、心ともに疲れていたため、各ペースが遅れてしまったこと、深くお詫び申し上げます。
次からは、ペースを上げつつも投稿していきたいと思いますので、今後共、よろしくお願いします。
by織稚影願
【書籍化&】冤罪で死刑にされた男は【略奪】のスキルを得て蘇り復讐を謳歌する【コミカライズ決定】
※書籍&コミカライズ決定しました!書籍第1巻は8/10発売、コミカライズ第1巻は10/15発売です! ※ニコニコ靜畫でお気に入り登録數が16000を突破しました(10/10時點)! ※キミラノ注目新文蕓ランキングで週間5位(8/17時點)、月間15位(8/19時點)に入りました! ある日、月坂秋人が帰宅すると、そこには三人の死體が転がっていた。秋人には全く身に覚えがなかったが、検察官の悪質な取り調べにより三人を殺した犯人にされてしまい、死刑となった。 その後、秋人は“支配人”を名乗る女の子の力によって“仮転生”という形で蘇り、転生杯と呼ばれる100人によるバトルロイヤルの參加者の1人に選ばれる。その転生杯で最後まで勝ち殘った者は、完全な形で転生できる“転生権”を獲得できるという。 そして參加者にはそれぞれスキルが與えられる。秋人に與えられたスキルは【略奪】。それは“相手のスキルを奪う”という強力なスキルであった。 秋人は転生権を獲得するため、そして検察官と真犯人に復讐するため、転生杯への參加を決意した。
8 151三分間で世界を救え!「えっ!ヒーローライセンスD級の僕がですか!」 就職したくないからヒーローになった男は世界で唯一のタイムリープ持ち。負け知らずと言われた、世界一のヒーローは世界で一番負け続けていた
ある日、地球に隕石が飛來した。大気圏に突入した際に細かく砕けた隕石は、燃え盡き 地上に居た人々にケガ人は出なかった。 その日、大量の流れ星が空に現れ、消えて行った。 SNSでは流れ星の寫真が溢れ、多くの人が話題に上げ、連日ニュース番組では街行く人に街頭インタビューをしていた。 數週間と時が過ぎ、話題にも上がらなくなった時に異変が起きた。 外見的変化が世界中から報告され始めた。 次第に外見の変化は無いが、「個性」と言われる能力が確認され始めた。 するとSNSでは自分の個性を載せようと、寫真、動畫がアップされ始めた。 そして事件は起きた。 隕石によって影響を受けたのは、人類だけでゃなかった。 動物にも変化が起きた。「突然変異」によって巨大化、兇暴性の増した「怪物」達が 人類に牙を向け始めた。 街を破壊して暴れまわるその姿は、まさしく「怪物」 生物の頂點に居た人類は、淘汰される危機にあった。 そんな中、個性を使った強盜事件、犯人は個性を使い犯行を行い 警察から逃げきる事に成功した。 世界中の國々で同様な事件が発生し対応に追われていた。 そんなある日、一人の男が現れえた。 街中で暴れ、警察が対応出來ずに困っていた時に、仮面を付けた男だけが犯人に向かって行った。 その様子はテレビ局のカメラや周辺に居た人々の攜帯でも撮影された。 個性を使った犯罪に、個性で立ち向かった勇敢な姿は見ていた人に勇気を與えた。 事件から數日後、政府がある事を発表した。 それはヒーローの組織設立を國が進めると言う事、ただ後日発表された詳細は、公務員として雇用するわけでは無く、成果報酬型のフリーランス。 報酬はバイトと変わらず、自分の個性を使って楽に稼げると、期待していた人は報酬もさることながら、他があからさまに酷いと、SNSで政府を批判した。 そんな事があった為に人は集まらなかった。 そんな時だった。 一人の資産家が政府に代わって新たなヒーローの組織「イポテス」を設立した。 ヒーローとして怪物から街を守り、個性を使う犯罪者達から市民を守るヒーロー。 この物語は「無敗のヒーロー」と言われた男、赤波新屋の物語である。 カクヨム掲載中
8 193T.T.S.
2166年。世界初のタイムマシン《TLJ-4300SH》の開発された。 だが、テロ組織“薔薇乃棘(エスピナス・デ・ロサス)”がこれを悪用し、対抗するICPOは“Time Trouble Shooters(通稱T.T.S.)”の立ち上げを宣言した。 T.T.S.內のチーム“ストレートフラッシュ”のNo.2い(かなはじめ)源とNo.3正岡絵美は、薔薇乃棘(エスピナス・デ・ロサス)の手引きで時間跳躍した違法時間跳躍者(クロックスミス)確保の為に時空を超えて奔走する。
8 168最強家族のまったりライフ
目を開けると目の前には幼い容姿をした女神様がいた。女神様によると俺は死んだので転生するらしい。種族を決めて、チートなスキルを貰って、さあ!冒険の始まりだ! ……………と意気込んでいたのにまさかの0歳スタート!?しかも産まれたところは………何この人外魔境!俺って本當にチート!?(チートです) 小さな身體に苦労し、周り(メイドや家族)に振り回されながらも主人公は最強な家族に勝てる強さを求め、今日をまったり生きていく………… 初投稿です。シリアスはなしでほのぼのを書いていこうかと思います。
8 103VRMMO生活は思ってたよりもおもしろい
これは、剣道の個人戦の県大會で三連覇した猿渡 龍が、ある日の部活からの帰り道、偶々助けたラストックというゲーム會社の御曹司遠山速人に誘われて始めてみたVRMMOのゲーム『Together Partners Online』(通稱TPO)での生活を描いた物語である。 作者はこういったVR系の小説やネット等にある掲示板がどういうものかわかってないので、書き方を知りません。故に掲示板なしとなっておりますので、それを踏まえた上でお読みください。
8 140殺しの美學
容疑者はテロリスト?美女を襲う連続通り魔が殘した入手困難なナイフの謎!--- TAシリーズ第2弾。 平成24年七7月8日。橫浜の港でジョニー・アンダーソンと合流した愛澤春樹は、偶然立ち寄ったサービスエリアで通り魔事件に遭遇した。そんな彼らに電話がかかる。その電話に導かれ、喫茶店に呼び出された愛澤とジョニーは、ある人物から「橫浜の連続通り魔事件の容疑は自分達の仲間」と聞かされた。 愛澤とジョニーは同じテロ組織に所屬していて、今回容疑者になった板利輝と被害者となった女性には関係がある。このまま彼が逮捕されてしまえば、組織に捜査の手が及んでしまう。そう危懼した組織のボスは、板利の無実を証明するという建前で、組織のナンバースリーを決める代理戦爭を始めると言い出す。ウリエルとの推理対決を強制させられた愛澤春樹は、同じテロ組織のメンバーと共に連続通り魔事件の真相に挑む。 犯人はなぜ3件も通り魔事件を起こさなければならなかったのか? 3年前のショッピングモール無差別殺傷事件の真実が暴かれた時、新たな事件が発生する! 小説家になろうにて投稿した『隠蔽』のリメイク作品です。
8 133